長らく空き家になっていたお隣さん、数年前にその家のおばあさんが亡くなり、時々おばあさんの息子という方が遺品の整理で帰郷して来る。
札幌で教職を定年し、独身者で一度も結婚せず、札幌にマンションがあるとか、ご近所さんの噂で聞いた。
松田さん。きちんとした真面目な風貌は元教職者にぴったりな感じ。
今年になり、その松田さんがちょくちょく帰ってくる様になり庭先やガレージ越しに挨拶を交わしてた。
7月のある夜遅く、主人からLINEで、
[これから帰るお客を1人連れて、]と、仕事のお付き合いは外でするのが決まりの主人、きっとお友達かしらと思ったら
お隣の松田さんが一緒だった。
偶然飲んでたお店で一緒になり、二件目行くなら我が家で呑みなおそうと。
「こんばんはーすいません奥さん」と、少し酔った松田さんはいつも通り真面目さとどこか人懐こさが感じられ、私はどうぞ、どうぞと招き入れた
二人の前にお酒とおつまみを置き、松田さんにお酌をし、
来年には取り壊してしまうおばあさんのお家の話等、少し難しそうな話から野球の話などリビングで主人とだいぶ盛り上がっていた。
時間はそろそろ10時半になる頃、主人からこのまま泊まってもらおうと耳打ちされ、私は、和室に布団を敷き、主人のオニューのパジャマを松田さんにそっと差し入れた。気を良くした松田さんは、「どうも、どうも」とパジャマに着替え、また飲みだした。そうしてる内に、座っていたソファーで横になって眠ってしまった。
私はやれやれと思いつつ、松田さんに毛布をかけ、テーブルの片付けをした。
「ユミ、こっちきて、しゃぶれ」、不意に主人に言われ、「えっ」と戸惑っている私に「早くしろ」と、
私と主人は夫婦でありながら、御主人様と奴隷の関係、いついかなる時でも主人からの要求、命令は絶対です。
私は急に口の中が乾いてしまいそうな感覚におちいりつつ静かに物音をたてないように椅子に腰掛けてる主人の前に膝間付き、口いっぱい広げて、おちんぽ様にしゃぶりつく…
どうか、松田さんに気付かれず、松田さんがずっと寝てますように思いながら…
つづく