私が開いた「C_○美」のフォルダの中に入っている別の「○美」という名前のzipファイル。
これだ。
「○美」という名のzipファイルをを解凍するとフォルダ内にはさらに50枚ほどの画像があった。
この中にKに送ってもらった画像が含まれていた。
50枚ほどの画像の中で、唯一顔がわかる状態で写っていたものがKが送ってくれたものと同じものだった。
画像を順に見ていくと、最初の画像は車の中らしき場所で撮られたものだった。
フラッシュを使っていないからだろうか。画像は暗くて手ブレしている。
しかし、よく見ると写っているのは白いブラウスがややハダけていて、大きく開いた胸元で、さらに浮いたブラジャーの隙間から乳首がのぞいている。
そんな画像が3枚ほどあり、次からは白い半袖ブラウスにスーツのズボンを履いた女が便器に座り、上を向いて大きく口を開けている姿に変わった。
女の全身が写っていることから、トイレは広く、女の左右に設置されている手すりから、場所はどこかの身障者トイレだろう。
トイレは比較的新しい感じではあるが、女の右側の壁には、青いろのスプレーでアルファベットの落書きがある。
女の目の部分にはTシャツだろうか?白い布がかけられていて、私を始め、親しい人間でなければ、この女が○美であるということは判断がつかない。
ここからは画像を撮った者の心理が表れていた。
最初はブラウスの胸元をつまみ、なんとかブラジャーを撮ったようなビクビクしたものだ。
しかし、次第に行為はエスカレートしていく。
画像は、ブラウスのボタンが外され、ブラジャーがずらされ、乳首があらわになったもの、乳首を指でもてあそぶものと続く。
○美は完全に意識がないのだろう。
ある程度の刺激にもまったく反応がなかったに違いない。
このあたりから行為が大胆になっていく。
次の画像からは、上半身は裸にされてしまった。
意識の無い○美の手に勃起したペニスを握り込ませて撮ったものもある。
当然画像はさらにエスカレートする。
○美はズボンをおろされた。
淡い黄色のパンティ1枚の姿にされてしまう。
パンティを横にずらし、陰部のアップを撮ったあとはついに全裸にされてしまった。
全裸にされてからは、あらゆる方向から撮られていた。
そして、Kから送られてきたものと同じ画像である。
この画像だけ顔が写ってしまった理由がわかった。
○美を全裸にしたあと、身障者トイレの補助手すりに両足をかけて開脚させる際、○美の首が横にうなだれたのだろう。
それまで目のところにかけられていた白いTシャツのようなものが落ちてしまったようだ。
撮影した者のは興奮状態で、うっかり顔を隠さず撮ってしまったのかもしれない。
このあとは局部のアップの画像が続く。
○美の陰部に突き立てられた勃起したペニス。
次にはペニスを差し込まれてしまった。
○美の大陰唇には白いクリーム状のものが着いている。
ハンドクリームかなにかを潤滑剤として使ったのだろう。
最後は○美の腹の上に射精したペニス。
続いて精液の着いたペニスの先端が○美の口に押し付けられたりアップの画像。
さらに精液を○美の唇に塗りつけた画像で終わっていた。
実に変態的で大胆な行為が順を追ってエスカレートする様子が画像に表れていた。
○美は普段から酒を飲まない時でさえ、疲れて寝込んでしまうと何をやっても起きなくなる。
酒も弱く、泥酔して寝込んでしまえば画像のような行為をすることも容易であることは簡単に想像できた。
実際に○美が仕事から帰宅し、疲れて寝込んでしまったときに服を脱がし、下着を替え、パジャマに着替えさせたことが何度もあった。
ただでさえ人なつっこい性格で、他人を簡単に信用してしまう性格もあり、何か危険な目にあうのではないかと心配はしていた。
普段からムッチリとした下半身でパンツスーツのときは、いつもクッキリとパンティラインが表れ、後ろを歩く男たちの視線は○美の尻に釘付けだった。
胸元も緩い。
当然私も交際前に○美の乳首などを何度も見る機会があった。
思春期を女子校で過ごしたからだろうか。
男の視線から自分を守るという意識が無いのだ。
当然今でも職場ではこういった視線に晒されているのは間違いない。
しかし心配していたことは私の知らないところで進行し、予想の範囲を超えたことが起こっていたのだ。
普段のセックスでの○美は、なにかにつけて恥ずかしがる。
私に尽くしてくれようと精一杯なのか、結婚後2年ぐらい経った頃、○美が恥ずかしそうに「おちんちんにキスしたらびっくりする?」
「ペロペロしたら気持ちいい?」と言いながらフェラチオを始めた。
冗談で、「○美がこんなことするなんてショックだよ。」と言ったら耳を真っ赤にして恥ずかしがったのを覚えている。
中学校から私立の女子校に通い、性に対して全くけがれのない状態で育った○美だ。
その○美が男たちに標的にされ、意識がないのをいいことにもてあそばれてけがされていた。
なぜだかわからないが怒りよりも先に湧き上がる感情があった。
私は激しく興奮していた。
嫉妬と激しい性的な興奮が入り混じった感情。
私は○美の画像を見ながら何度も自慰をした。
そして、いくらか性的興奮がおさまったとき、○美の画像を見つめながら考えた。
○美の画像には、これまでに説明したものの他にもいろいろなものがある、冷静に画像を確認すると、実に様々なことに気がつく。
私は○美が職場の同僚たちに標的にされ、けがされていたことを知った。
これから自分が何をどうするのか。
いくつかの選択肢はある。
しかし、直情的に動くのではなく、じっくりと今後の行動について考えることにした。
まずは入手した○美の画像から得られる情報を整理することだ。
この日からしばらく、私は画像の様々なことを調査して整理するという行動をとった。
つづく。