娘の雰囲気は分かりました…

テレビを見ながら、時々思う琴海さんの身体に股間を熱くしながら時が経ち…
(ピンポーン！)
チャイムの音に我に返った私は、スウェットの状態など気にするわけもなく玄関に向かった。
「はーい！…」
ドアホンのモニターには微笑む琴海さんの姿が。
「直ぐ開けまーす。」
鍵を開け、扉を開くとおかずを持った琴海さんが。先程のワンピのまま、タッパ越しの大きな膨らみをイヤでも凝視してしまう…スウェットの膨らみの事などすっかり忘れていて。
「ありがとうございます。今夜はご馳走ですよ西住さん！…」
受け取る際に触れた琴海さんの手は手入れのされたツルツルした感触だった。

洗濯物を取り込み、畳んでいる所に娘の沙耶が帰宅する。
「ただいまぁ」

「おかえりなさい、お腹は空いてる？冷蔵庫に苺あるわよ？」

「食後に練乳たっぷり掛けて食べたい！」

「太るわよ？タヌキみたいにはならないでね」

公立中学校の制服姿、ショートの黒髪で背も低く幼い印象を与えるも母親譲りかクラスの女子達の中でも胸は大きい方らしい、背丈はベスト3に入る程小ささなのにと前に嫌味を言ったら頬を膨ませていた。
娘のすっぴん顔は、二重のぱっちりで小動物を連想させるような可愛い系で町で1番賑わう繁華街等に行くと時々スカウトの声が掛かるらしい。

仲良さげな2人の会話に家族関係は良好で
娘に洗濯物を畳むのを任せて私は夕飯の支度に取り掛かる。

そして約束の時間。
まだ暖かい肉じゃがとほうれん草のお浸しが入ったタッパーを2つと鰹節パックを持って隣ノ家へ
チャイムを鳴らして

「お裾分けをいただけるなら何でも構いませんよ！…西住さんの作る物は何でも美味しいですから。」

実際、いただく物はどれも美味しくて、残すことなくいつも完食していた。

「追加で欲しい物も特に無いですよ。有るなら今行けば良いわけですから。今夜は肉じゃがかあ！酒も進みそうだなあ！…じゃあ、お待ちしてますので。」

挨拶をして家に戻ったが、取り込む洗濯物の中にある琴海さんの下着を私は見逃さなかった！…上品そうな白いのが多かったが、レース地のモノが有ったり琴海さんのスタイルにしては小さめのモノが有ったり。
家に戻った私は出かける必要が無くなったので、部屋着のスウェット上下に着替えるとリビングでテレビを見る。今日のワンピの下にはどんな下着が有るのだろうかと思うと、スウェットの股間が大きく膨らんでる。誰が見てもその中がどうなってるかは解る状態だった。
そんな妄想をしていると、米も炊き上がり時間も過ぎていった。

37歳、外資系のIT企業に勤め管理職の旦那と中学三年生、高校受験を控えた一人娘と共に3人暮らし。
旦那様は仕事人間で海外出張等も多く、近頃は疲れ気味なのか性生活は淡白になりつつあるも特に大きな問題は無く充分な生活費を頂き中の上位の生活を送っていて

「そうだったんですか…今夜は肉じゃがとほうれん草のお浸しを持っていく予定なのですが、苦手な物はございます？それと今夜は買い物終わってしまったのでアレですが、何か食べたいものが有れば何時でもリクエストしてくだいね？」

性格的に古風なところが有り、和食の献立の時が多く濃過ぎない上品な味付け。グレーのワンピースはゆったりめ着こなしをするも90近い大きさは隠し切れず、唯一晒す足首～脹ら脛のラインもキュッと締まっていてスタイル良さそうな片鱗を見せて


「あっ、お洗濯取り込み中でしたわ、では19時頃お届けしますのでよろしくお願いしますね」

取り込む籠を芝生に置きっぱしな事を思い出し、慌てた様子で家の方に戻っていき

夕飯を買いに出掛けたところで背後から声を掛けられた。振り返ると母親が夕飯のお裾分けをと言ってるので。

「あっ、西住さんどうも。夕飯をスーパーに買いに行こうと思っていたので。お裾分けをいただけるなら、出掛けずに米を炊いて待ってますけど？」

来た道を戻り、西住さんの家の前で庭先の琴海さんに言葉を返す。
グレーのワンピは露出こそ無いものの、ボディラインを出して、胸と尻の膨らみを強調している。それだけでも私の股間が熱くなるのを感じる！…

今日は陽射しが強い洗濯日和の一日で戸建ての庭の洗濯物を干すスペースで旦那様と愛娘、そして私の洗濯物を取り込んでいる所に隣ノ家のドアの開閉音が聞こえてくる

あら、隣のお爺様お出かけかしら？
サンダルをパタパタ鳴らし家の外へと足を運び、丁度家から出て背を向けた姿を発見すると

「佐藤さん…こんにちは。本日はお出掛けでしょうか？ 今夜家にいらっしゃるなら後でお惣菜をお届けしようかと考えていましたの…お帰りは遅くなります？」

整った顔立ちと凛とした佇まい、服装も露出は殆ど無いゆったりした感じのグレーのワンピースを着こなし、ナチュラルなメイク姿でいつもと変わらぬ仄かに色気すら感じさせる笑顔を見せて

当たって砕けろで行かせていただきます。


今日も静かな１日。隣の親子には、本当に助かっている。たまにとは言え、夕飯のおかずをお裾分けしてくるのは独り暮らしの今の私には最高の贅沢だった。
しかし、その親子を見る私の目が変わって来ているのも事実。私の思い通りに出来れば…そんな闇の思いが日に日に大きくなっている。
でも、何か事を起こしてしまえば長年積み上げてきたモノが崩れ、全てを失ってしまう！…事は慎重に、そしてあくまでも自然の流れにしていかなければ。

何もすることがないと、そればかり考えてしまうようになっていた…
「さてと、もうこんな時間だ。飯でも買いに行ってくるかな！…」
スーパーに惣菜を買いに家を出ようと玄関に向かった。