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あの頃の夏を想う

投稿者:りょうち ◆FjOpeTE2Ts
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2017/08/08 00:09:02 (bzTDXgEe)
いつのまにか30代になってサラリーマンとなった今、ここ数年は毎日、職場と家の往復しかしてないような気がする。そんな毎日の中、数日前にふと夜にコンビニに行くために自転車で走り出した僕は、近所の神社で夏祭りをやっている太鼓の音に気が付いた。

(祭りか・・。)と、特別に祭りなどの催し事になにも関心がない僕は、そのまま自転車をコンビニに走らせると、コンビニの前では浴衣を着た若い女の子が3名くらいで、かき氷を食べていた。おそらく、この裏の神社での祭りを見に来ていた地元の子達であることは容易に想像がついた。

その中の一人に、白に青い花柄のついた浴衣を着た、清楚な感じのする女の子がいた。僕はふと思わず、その子が目に入ったのだけど、その子の姿格好に、思わず僕自身が体験した過去の記憶を呼び起こし、ちょっとノスタルジーな気分にさせるきっかけがあったのだった。

この話は僕がまだ思春期の時代話になります。

僕は毎年、今のような夏休みになると母方の祖母の家に行くのが楽しみだった。なぜなら、祖母の家にいくとなると、最低でも20日以上は滞在する事も多く、場合によっては夏休みをまるまるひと月、祖母の家で過ごす事も多々あった。

また楽しみの一つとして、祖母の家にいく数日前から、準備のお金。ということで1万円を母からもらえるのだ。そして、その1万円で5000円くらいのガス銃を買ったり、残りの5000円では携帯ゲームのソフト等も購入した。もちろん1万円をそんなものにつかったのがバレた時に、出発前に母親にさんざん怒られたが。

ともかく、それら玩具類と、数日間の着替えを持って荷物を準備すると、オヤジが地元の〇〇港まで送ってくれる。そして8000円くらいの船賃を出してもらって、またその時に1万円くらいのこづかいをくれるのだった。僕はこの船旅が大好きだった。少年の心だった僕が、大人の家族ずれや、サーファーなどの青年の群れに交じって、僕が一人旅をしていることが、なにか大人めいた特別なトキメキに浸っていることができたのである。

それから数時間は船に揺られ、祖母の自宅にある△△港に到着するのは、翌日の朝日が出るころ。船が到着し、おりばの鉄の階段が波止場から船に設置され、トントントンと、鉄板をたたく独特の音をさせながら、港へと降りて行ったのだ。

すると、こんな朝早くの時間なのに、誰かの帰りを待っていたのか、ふと降り口の場所で誰かを迎えに来ている少女の姿があった。キレイな黒髪にポニーテール。そして白のワンピース。そしてなにより、美しい目の女の子だった。(この子、、、かわいいな。。)なんて、年齢も僕と同い年くらいに見えたその子に、思わずひとめ惚れをしてしまった。というか、その年ごろは、誰にでも簡単に惚れてしまう時期でもあるが。

(こんなかわいい子が、こんな田舎にいたのか・・)などと思いながら、階段を下りていると、降り口のところで彼女とすれ違い、その時に少し目があった。心なしか、相手のほうも、(こんな田舎に、都会の子が来るんだ)なんて思ってそうな、そんな感じがあった。

僕は、そのまま朝日が昇ろうとする薄暗い漁村を祖母の家に向けて歩き、何も変わっていない景色に、(ああ、帰ってきた・・・)と思っていた。細長いスチール缶が大量にはいった大きいアミのごみ箱。コーラ、ファンタ、バヤリース、オロナミンCなどと、定番物しか売ってない自販機。タバコも、セブンスター、ラーク、マイルドセブン、ホープと、これも定番物しか自販機の中にはなかった。

置いている原付には、ほとんどにキーが刺さっていた。自転車も同じ。〇〇精肉店 呉服〇〇 〇〇旅館 理容〇〇 と、当時は個人経営の店が、大型店舗の出現によって潰れていく、なんていう事もなかったので、そういった情緒あふれる光景が眼前に広がっていた。
※ どんな場所かは、 「宍喰 画像」 で検索してみてください。
そして、家の通りを小道に入り、家の隙間を入っていくと、いつも懐かしい、赤いカニが地面の隅をはって歩いて行ってた。知っている人もいるかもしれないが、あの民家の隙間のジメジメしたところを這っているあの謎の赤いカニ、環境が変わってしまった今でもいるのだろうか。

そして和風建築の祖母の家に到着し、1年ぶりに会う祖母から「よくきたな。おなかすいちょるじゃろ」と、おにぎりや卵焼きなどを作ってもらい、それをほおばる。そして、あらかじめ準備していた布団のある部屋に案内され、そこでテレビもなく、エアコンもない、扇風機にあたりながらの俺の夏が始まっていくのだった。

興奮して眠れないようなところもあったが、なんだかんだ、船旅での疲れもあったんだと思う。7時くらいに布団の中にはいり、12時くらいまでは寝てしまっていた。そして目が覚めると、祖母が近所の精肉店で昼間だけ売っている、焼き鳥やつくね、コロッケ等を買ってきてくれて、ごはんとみそ汁と一緒にそれを食べた。

(さて、1日目はなにしようかな!!!)と、服を着替えて外に出た。漁船が停泊する波止場まで歩き、とにかく散歩しているだけで気持ち良かった。あの独特の、ホーホーッホッツホー(繰り返し)という空を飛び鳥の声を聴きながら、祖母の家の周辺を探索し、そして山に籠っては拾ってきたスチール缶に、持ってきたガス銃で射撃の遊びをした。

2日目、祖母の家にきたのなら、まず行く場所は海だった。しかし、祖母の家の周辺の海岸は、すべてサーファー専用の海岸となっており、一般の遊泳者が入るのは、深さや波の高さを考えて危険であるので、誰もいない。それを知っている僕は、バスで隣町まで移動し、そこの海岸に行くことにした。

しかし海岸まできたものの、実際に僕は海水浴というものが好きではない。あの素足では歩けない焼ける砂浜、砂がビーチサンダルに入ってきて、ジャリジャリと砂でこすられるあのビーチサンダルの親指と人差し指の痛み、、そして海にはいったはいいけど、足に絡みつく海藻のような物体の気持ち悪さ、そしてクラゲ。僕にとっては海は雰囲気を楽しむためのものであって、中にはいるものではなかったのだ。

だが僕は、もうこの祖母のエリアの常連であるので、僕だけの秘密スポットがあったのだ。それは祖母の兄弟の親戚の家の近くに、墓場の中をとおって、獣道をあるいた場所にある、小さな市民プール。ここは今でこそ、隠れスポットであることが有名になってしまい、夏休みになれば、波乗りに飽きたサーファーや、いろんな家族ずれでごったがえしていると人から聞いたが、僕の時代は誰もこの市民プールの存在をしる物はだれもおらず、いついっても地元の中高生が2,3人、プールに入っているだけだった。

プールに入るのは50円という値段設定だが、基本無料。入口に箱が置いてあるだけで、入れるのも入れないのも自由。硬貨をいれる隙間から中を覗いたら、350円くらい、全部50円玉で入っていた。そして中に入ると、ロッカールームがあり、すべてのロッカーに鍵はついてないし、100円をいれて鍵を貸し出すというような最新の装置もない。そしてロッカールームで海パンに着替え、荷物を入れると水の出ないシャワー装置を儀礼的に通過すれば、森林に囲まれた中に、緑のフェンスがあって、たった25Mが5本しかない小さなプールが顔を出すのだった、

照りつける太陽。そして鳴り響くセミの声、(よっしゃ。俺一人!)と、内心喜んでいたら、そこで思わぬ再会が待っていたのである。

プールの監視員のアルバイトをやっている、、、あのフェリーの降り口ですれ違った、あの子が座っていたのだった。

プールの監視員といっても、そんな本格的なものではないのは誰にでもわかる事だった。ただ、近所の子が、夏休みの間だけそこに座ってみているだけ。17時になって人が帰れば、プールの鍵をしめて併設されてる小さな事務所に返すだけ。プールを監視するというより、鍵を開けて、鍵を返すほうがメインの仕事といったところだろう。

彼女は、プールサイドに設置している小学校が運動会などで使う白いテント(〇〇町内会 等が書いている奴)の中に、同じく会議室等でつかう、ありきたりのパイプ椅子に座って本を読んでいた。

彼女は水の出ないシャワー装置から出てきた俺に気が付くと、一瞬(あ・・)というような顔をしたが、またすぐに読んでいた本に目を落としたのだった。俺は思わぬ再会に心臓がドキドキしたが、、とにもかくにもプールサイドで突っ立っている訳にもいかず、恥ずかしいから隠れるかのように、体が慣れてないので冷たく感じるプールの中に入っていったのだった。

プールの中で潜水しながら、あの降り口ですれ違った子との思わぬ再会に、どうしていいかわからなくなっていた。気軽に声をかけたほうがいいのか、、僕如き内気な人間は、何もしないほうが身分相応なのか、、。そんな事を考えながら、プールの25Mを泳ぎ切り、僕は飛び込んだ側と、逆側の階段からプールを上がった。

そして、また元の位置に戻るためには、あの子が座るパイプ椅子とテントの前を通り過ぎなければならなかったのだ。元の位置に戻るだけなら、そのままターンで切り返し、プールを泳いで戻ればよかったのだ。なぜ、僕はわざわざ25M泳いだだけでプールから上がってしまったのだろう。僕そのまま黙々と前を通り過ぎようとしたとき、自分の口から思わぬ言葉が出ているのに気が付いた。「前、フェリーの降り口で会ったよね?」と。不思議なものである。

彼女は「え、ああw うん」と答えてくれた。彼女は遠くからみたら背が高くみえそうなスレンダー系だが、近くで見ると可愛らしいくらいに小柄だった。そして小さな体躯を折り曲げて、パイプ椅子の上でちょこんと体育座りをし、両手首で両ひざを挟みながら文庫本を読んでいた。

服装もシンプルな白のTシャツ。そして下もシンプルな黄色かなにかだったかショートパンツ。白くて細長い太ももと、ふくらはぎがエッチに見えたというより、とても可憐で清楚な感じに見えた。ただ、ショートパンツにそこそこの隙間があいており、、遠目でみても綿の白パンツ。ってわかるくらい、ゴムの凹凸模様と、右側のゴムと左側のゴムを結合するクロッチ部の縫い目が僕の肉眼で確認できた。

彼女はパンチラしている事に気が付いていないのだろうか、その態勢を崩す事はなかった。さらに僕が「地元の子なん?」と聞くと、「うんw」と答えてくれた。さらに僕は「何よんでるん?」と聞くと、名前は忘れたが、作者の名前と、本のタイトルを教えてくれた。僕から聞いたことも興味を抱いたこともない分野の本だった。たしかファンタジーだかなんだったか。

元来、内気な僕はこれ以上、僕が何か話しかけたら彼女の読書を邪魔してしまうんじゃないか。っていう気になって、いやこれ以上会話を続ける自信がなかったんだろう、「ちょと泳いでくるわw」と言い、またプールの中に飛び込んだ。プールの中で潜水しながら、彼女のパンチラ画面が脳裏を焼き付き、、あの薄い綿の布切れの向こうに、彼女のワレメがあるのか。。。なんてリアルな妄想に取りつかれ、、プールの中で勃起してくるのを覚えた。そして彼女に一番近い側のコースを泳ぎ、遠目に彼女のパンチラを見ようとしたが、気が付いたら彼女はその態勢につかれたのか、足を下した通常の座り方で本を読んでいた。

その日はそれ以上は話しかけることはできず、帰り際に、「じゃ、、またね」と軽い挨拶をした程度で帰った。その日から俺は、あの可憐な彼女の姿が脳裏から離れず、ちょっとした恋わずらいになってしまった。

「明日こそは!!」と決意し、その日は眠れない布団に入っていったのだった。

次回へ続く


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12
投稿者:(無名)
2017/08/08 19:05:31    (2WK18hh4)
良い青春の日々、、、感動します。
続きも頑張ってください。
13
投稿者:りょうち ◆FjOpeTE2Ts
2017/08/09 00:44:49    (biQ.zfH4)
携帯電話番号を交換してしまったこと。これがそもそもの、失敗の始まりだった。せめて文通にしておけばよかった。

携帯電話番号を交換しておくと、たしかに大きな安心感につながってくるのは確かだと思う。しかし、遠距離恋愛をする者にとって、携帯電話が必ず最適なツールなのかといえば、俺はそうではないような気がする。

実際のとこ、携帯電話を持っているメリットは、いつでも連絡ができる。っていうこの1点のみ。しかしデメリットは、連絡がつかないと不安になる。着信履歴があるのに、かけなおしてこない事にはいら立ちを感じる。そして当時はかけ放題プライんなんてないので、なにより通話料がかさむ。という大きなデメリットだった。

俺も地元に帰ってからは、ミホちゃんと毎日のように連絡を取っていたが、そう毎日電話ばかりしていると、話す事も自然と無くなってくる。毎日の電話が、3日に1回になり、そして週1回になっていく。そしてメールの頻度も同じ。少しずつ、間隔があいていくのだった。

俺もそうだけど、相手もそうであるように、今までやったことのないアルバイトを始めたり、いろんな新しいことにチャレンジをする事によって、今まで聞くこともなかった、「バイト先の〇〇さん、部活の〇〇先輩」というように、新しい男の名前をミホちゃんから聞く回数も増えてきた。行動範囲が一気に広がってくる年齢でもあったのだ。

連絡してもつながらない事も多くなった。二人の時間は二人だけの為に存在している訳ではなかったのだ。こんな不安や、いら立ちの中で遠距離恋愛するのなら、最初から相手を信用しきって、手紙で文通をしておけば、俺はこんな事にはならなかったと思う。

あっという間に半年が過ぎた。お互いの間には、今は遠距離すぎて恋愛感情も落ち着いているけど、また会えば情熱的にもりあがるんじゃないか。という希望的憶測の中、別れるとかそういうのはなかったが、俺の生活も、ミホちゃんの生活も、自分たちが中心での生活でなくなっていたのは事実だった。そんな半年だったら、残りの半年もあっという間に過ぎていた。

そしてまた同じ夏休み。。。ミホちゃんに会えること、そして今年こそは!!と決意し、俺はミホちゃんとの約束の場所へ向かうのだった。

そして俺は、衝撃の事実を知ることになる。

次回へ続く

14
投稿者:
2017/08/09 08:40:31    (wVHJCHcp)
とっても興味深く読ませて頂いてます。続き楽しみにしてますね。
15
投稿者:(無名)
2017/08/09 09:16:47    (RsPqRuL.)
だから長いの書くなら小説でやれよ。
体験談がここまで長いってことはまとめる力がゼロって証拠。
あと、読み手も何でもかんでも擁護するのはよくないよ。
16
投稿者:りょうち ◆FjOpeTE2Ts
2017/08/09 09:59:05    (biQ.zfH4)
嫌なら読まなければいいんじゃないですか^-^

けっこう難しい語彙、表現、文法を使っており、あの年代の事が理解できる30代に向けて書いていますので。

中学生には無理だと思います。

ただ小説コーナーで書くべきだったのは当方も認識してます。
17
投稿者:(無名)
2017/08/09 11:42:20    (GHWEPzY4)
確かに前置きは長いが、纏める力がないのではなく
明確な意図があって、長くしているというのも
理解出来ないのだろうか?文字を読むサイトで長い
事に文句を言うくらいであれば、手っ取り早く
視覚的な刺激を得られる動画サイトの方が向いてる
のではないかと思う。
18
投稿者:
2017/08/09 12:38:19    (gEDrbWjR)
何しても入らないなんてことあるか?
19
投稿者:メルヘン
2017/08/09 13:50:42    (r4SBHX0b)
確かに、文章を読むサイトで長い事に文句を付けるのは御門違いだわな(笑)
面白くないと感じたら、黙ってスルーすることが出来ないのだろうか?
それとも、ただ単に文句が言いたいだけなのだろうか。
読み手も何でもかんでも擁護するのは良くないと言うが、少なくとも俺は面白いと思ったから擁護してます。
俺とって要らないのは>>15のクソ虫レスです。
いずれにしても、話も佳境に差し掛かる様な雰囲気なんで、クソ虫の言うことなんか気にしないで続きをお願いします。
20
投稿者:りょうち ◆FjOpeTE2Ts
2017/08/09 21:46:21    (biQ.zfH4)
この1年間は、小さな口論が絶えない1年だった。基本的な流れは、俺がミホちゃんにメールする、そしてその返事が遅い。「なにしてたの?」と聞いたら、「バイトの子と食べてただけ」「返事くらいできるんじゃないの?」「なんかもー、そういうのばかり嫌」「何が」「なにもない。どうでもいい」「なんだよその態度、こっちは心配してんじゃねーか」「大丈夫っていってるじゃん!私は逐一行動を報告しないといけないわけ?」

といった具合である。こんな口論をした人も多いとは思う。

そんな1年であっても、やはりまた1年ぶりに会えるのは俺の中の至上の楽しみであったのは間違いない。1か月という短い間だけどミホちゃんと一緒に居ることが出来るあの時間は、他のなにものにも代えがたい時間だった。

また、自然と俺の両親にも、相手の両親にも、遠距離恋愛をしている。っていう事実は伝わっていたし、また母親の生まれ故郷が、息子の彼女っていう事で、特に母親は、ミホちゃんの清楚で凛とした容姿の写真をみて「あなたにはもったいないんじゃない?」なんて言ってくる始末だった。母親も、「そんな長い間遠距離恋愛してうまくいっているんだったら、一度は挨拶に行かないとね。」とも言っていた。
母親なんて、祖母に俺が遊びに行くことと、そしてミホちゃんの両親にも、息子がまたそちらでお世話になります。なんていう俺が田舎に行くことに対して2本の電話を入れていたのだった。

そして俺は、例のフェリーで行きなれた祖母の家にその年も行った。今年こそは俺はミホちゃんと初めての結合をするんだ。と心に決め、(それだけが目的ではないのはもちろんだが)勇躍祖母の家に旅立ったのである。

その年は何か余裕があった年だった。俺は到着した当日も、ミホちゃんから「来たばかりで疲れているでしょ。おばあちゃんも来ていきなり出ていかれたら気分よくないだろうし、初日はおばあちゃんと時間を過ごしたらどう?」なんて言ってくれたし、俺は「そうだなw そうするよw」と余裕の回答をしていた。

また、翌日も、「ゴメン!今日会う予定だったけど、夏休みだからっていうことで親戚の子達が来て>< 抜け出せそうにない><」とメールが来て、「おっけー」と返し、、、。

また翌日も、「体調悪くて・・・熱がある・・」と言われ、、、

そして会ったのはようやく5日目になってからだった。(なんだか、ミホちゃんは俺と会うのを避けていたような・・・。気のせいか・・・)

5日目、俺達は祖母の家から3駅くらい離れたS駅で待ち合わせることになった。なぜ、この駅で待ち合わせをしたかというと、このS駅はS町にあり、そこにあるS温泉が地元ではけっこう有名で、日帰りで帰れる場所っていうところだったからだ。俺は初結合の舞台として、その温泉旅館を狙っていたのだった。その為に俺は、自分の金でミホちゃんを、日がえりではあるが、温泉に招待し、そして海の幸を食べていく。ていうオトナのようなデートコースを提案するためにアルバイトをしていたといっても過言ではない。

俺はS駅に早く来てしまって20分くらい待っていると、ミホちゃんの乗った単線の電車が来て、ちらほらと降りてくる人々の中に、ミホちゃんが紛れていた。なんだか、、印象が変わった気がしたのは気のせいか。それとも服装のせいか。

ミホちゃんは今まで紹介してきた通り、白いワンピース、白いスカート、黄色い花柄ブラウス、麦わら帽子、と清楚な女の子を連想する衣服が多い。しかし、その時は胸の形がはっきりわかるぴっちりしたTシャツ、そしてデニミニ・・だった。

俺の中で、デニミニをはく女っていうのは、ちょっとエロ系に偏った女というイメージがあったので、このデニミニにはさすがに、(ん?)と思った。だけどそんな事を思っても、1年ぶりに会えた。という感激がそういった細かい事は吹き飛ばし、やっぱりなんだかんだ、会った時の喜びは何物にも代えがたいものがあったのは間違いがない。それに服装がどうこうといっても、細い体躯で背が高くみえるスラっとしたキレイな足のミホちゃんである。どんな服装でも似合っていた。

しかし、さすが携帯電話、メールと頻繁にやってた1年だけあって、会った喜びというのはあったが、特に話し込む事というのはそこまでなかった。せっかく1年ぶりに会ったというのに、話している事はずっと前から電話で話していた事の延長線、それは残念なポイントだった。

しかし俺も成長したのか、ミホちゃんに何の断りもなく、「歩こうかw」と自然と手を伸ばして手を繋ぎ、バスに乗ってS温泉前で降りたのだった。そして受付カウンターに、「日帰りでお願いします」と2名分の部屋と海鮮料理の予約をし、旅館の部屋のキーを受け取り、俺達は部屋に入ったのだった。

俺は狙っていた訳ではないが、その時は自然と体が動いた。俺は部屋に入るや否や、「ミホちゃん・・!」と言って彼女を靴をぬぐ玄関で抱きしめ、そのままキスをした。ミホちゃんは「ん!!」(びっくりしたような)と一瞬、たじろいたが、すぐに俺が1年間会えなかったモヤモヤを爆発させているんだな。と察してくれたのか、すぐに俺のキスに応じてくれた。

そして今まで書いてきた通りの濃厚なキスを10分くらい続け、、俺はTシャツの上から胸をもんだ。そしてTシャツの下から手を入れて、今度はブラの上から胸をもんだ。ブラはザラザラした刺繍の感触が手のひらに伝わり、(前みたいなスポーツブラとか、シンプルな綿のブラは卒業したんだ・・)と思った。

そしてブラの上から手を入れて胸をもむと、意外と胸がさらに豊かになっているのが分かった。指を滑り込ませると、もまれてはみ出かけていた乳首がポロンとブラから出て、俺はそれを指でつまんでコリコリさせていた。

ミホちゃんはなんだか、俺がこれだけ攻めているのに、落ち着いた感じがあって、「む、むこういこうかw ここ玄関だしw」と言ってきた。俺は一人だけ夢中になっていたような気がして肩透かしを食らったような感じを受けたが、「う、うんw」と奥の畳の部屋へと駒を進めた。

そして畳の部屋に入るとさっきの続きといわんばかりに、彼女を座らせ、そのまま上半身から抱きついていき、そのまま上半身を畳に倒した。しかし、何かおかしいのだった。今までだったら恥ずかしそうにしたり、あるいは逆に、燃え盛って激しいキスの返礼を俺にもしてきたんだけど、その時のミホちゃんは じー。っと天井を見ていたり、なにか別の事を考えているのだった。

俺が攻めの手を止めて、「たのしくない?」と聞こうと思ったくらいだった。しかし、それを聞いたら本当に「今日はちょっと気分が乗らなくて・・」とか言われるそうな気がするのを、俺が溜めた1年間の性欲がゆるさなかった。俺は(気のせいだろう)と自分に言い聞かせ、ミホちゃんのTシャツを胸元からめくりあげ、ブラから生乳をはみ出させた状態で乳首に吸い付いていた。

そして俺は(俺ばかりがむしゃらに攻めてるから、相手ちょっと引いてんのかな)と思い、もういちど改めてキスをして舌を絡めるところから再開した。そうするとミホちゃんも舌を絡めてくれるので、やっぱ気のせいか。。と思い、今度はデニミニの中に手を入れていった。するとブラと同様に、白とグリーンを使ったツルツルした生地のパンツであり、(大人になったんだな)と思った。

でもパンツは正直に湿りだしており、ワレメを触る俺の指にも湿気たものを感じた。そしてパンツの上からであるが、クリを攻め始めると、「ハアッツ・・!!」と1年前と同じ声で感じ始めてくれたのである。

ミホちゃんは(クリがスイッチなのかな?)なんて今更思ったが、クリを攻め始めると興奮してきてくれたのか、ズボンの上から俺のムスコをさすってきてくれたりもした。(こんな事はミホちゃんはする子ではなかったが)そして自然とパンツを脱がし、俺も脱ぎ、一部着衣したまま69の状態になった。俺は舌先に力を込めて、ミホちゃんのワレメを舌でなぞると、、、、

あれ・・?舌先がけっこうスムーズにミホちゃんのワレメの中に吸い込まれていくのだった。(1年前はカッチカチでただ「柔らかたい」ものを舐めているってい感じだったのに)と思った。また見た目も、前は肌色のツルツルだったのに、何か独立したビラビラが付いているような気もした。

(気のせいか・・・。それとも成長によって、ここ形とかかわるんか?)と思った。

ともかく舌先に力を入れて、ワレメをなぞると、その舌そのものがミホちゃんのワレメの中に吸い込まれていた。(なんか、、1年前とぜんぜん違う。。)と思い始めた。だが、1年ぶりのHということで、そして初めての結合のチャンスということで、四の五の考えるのはやめようと思った。

そして69が終わり、ミホちゃんを正常位の為に表にかえし、、足を開いた。ミホちゃんはなんだか真剣な顔をしていた。俺は早く結合したいあまり自分の亀頭をミホちゃんのワレメに接地させ、、そのままグイッと力を入れると・・・・・

次回へ続く
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投稿者:りょうち ◆FjOpeTE2Ts
2017/08/09 22:55:29    (biQ.zfH4)
ぬぷっ

と俺のムスコの半分まで入ったのだった。俺はそのまま勢い余って、さらにぐっと力を入れると、なんの抵抗もなく、根本まで入ってしまったのである。

ここからは書くのが思い出しても心が締め付けられる。

俺はすぐにミホちゃんから抜け出し、処女じゃなかったので問い詰めました。するとミホちゃんは、「ごめん・・・」半泣き、 「ごめんなさい!!」と泣きながら言うだけなのです。

俺は「なぜ?どうして?何があったの?彼氏とかできちゃったの?」とか、俺は支離滅裂な質問を投げまくった。でもミホちゃんは答えてくれなかった。

そして最終段階で、「もう、別れようか・・」と、ミホちゃんのほうから言い出し、俺は「それでは解決にならない!」といい、ミホちゃんは「もう解決できないよ・・」と泣き止んだ後、冷静に語ってくるのだった。

俺は、「絶対にミホちゃんに害をするような態度をとらないし、そんな行動もしない。約束する。だから、全部教えて!」といった。

ちなみにこのやり取りだけで3時間が過ぎ、到着した海鮮料理の刺身は干からび、天ぷらは湿り切っていた。

ミホちゃんは口を開いた。「4か月前。。。私カラオケ屋でバイトしてたんだ」と。

その話をまとめるとこうだ。カラオケ屋で中のいいバイトの同僚みたいなのが数名できたとの事。相手はミホちゃんより少し年上。そんな少し年上同僚と、休みの日に、自分が働いている店のカラオケに行こうwタダだしw という事でいったそうだ。しかも、田舎だから、時代だからそうなのかわからないが、そのカラオケ屋を任されていたNさん。っていう女性の人がヤンキー上がりかなにかの人で(年下のミホちゃん達には優しかったらしい)

法律で禁止されているにも関わらず、酒を持ってきたりしてくれる人だったそうだ。そしてミホちゃんは、こんな事するのもよくない。とは思っていたが、同僚とのコミュニケーションの為に、お酒を飲むAとBっていう同僚に付き合って、その日は仲良く自分の店でカラオケをしていたそうだ。

すると悪酔いしたBが、ミホちゃんのカラダを触ってくるようになったらしい。Bは最初は冗談で腰に手を回してきたり、胸をもんできたりしたが、ミホちゃんからすれば、Bは酔ってないとき、というか、普段はちゃんと仕事を教えてくれたり、失敗したときに守ってくれる優しい同僚でもあった訳だから、(ちょっとお酒はいてるだけかw)と我慢していたそうだ。

だが、本当にタチの悪かったのは、最初はそんなBを見て「やめたれってw」止めてたAだったが、Aも飲み続けていた事によって、Bよりもはるかに酔いが回ってきたのか、いきなり、「Bw お前あまいわw 俺の早業をみろw」(みたいな感じで)いきなりミホちゃんがカラオケ機械がハウリングするのでエコーとかの調整をしに機械の前に立った時、いきなり背後からスカートの中に手を入れて、パンツを脱がしてきたそうだ。

ミホちゃんはしゃがんで「ちょっと!!おこるよ!!!」といったそうだが、もう完全にAは出来上がっていて、「パンツかせよーww」とか言いながら、ミホちゃんの足首から最後まではぎ取ろうとしてきたらしい。そして「やめて!!」とミホちゃんが暴れれば暴れるほど、スカートがめくれ、アソコやお尻が丸見えになり、Bが「俺、もうたまらんわ。がまんできん」とか言い出し、「おっぱいターッチwww」とか言い出し、背後から両胸を鷲つかみにされたそうだ。

これからはミホちゃんはあまり詳しく話したがらなかったが、背後からBに押さえつけられ、身動きが取れなかったミホちゃんは、いきなり(処女じゃない。って思っていたのか)Aは、おもいっきり指2本をミホちゃんのアソコに強引に突っ込んだそうだ。そしてミホちゃんは「いたいいい!!!やめてえええ!!!!!」とマジで叫んだら、一瞬、彼らは考えたらしい。(このままやめてあげるか。それともここまで来たのなら・・・ひ・き・か・え・せ・な・い・・・)と。

そして彼らが選択したのは後者だった。「そんなん、酒はいっててこんな密室で男と女がいるんだから、こうなるのわかってたんでしょww」みたいなセリフの後・・・。

誰もこないカラオケ屋の密室でAとBにレイプされてしまったらしい。

ミホちゃんも、詳しくは語ろうとしなかった。でも俺は「で・・?そのセリフの後、どうなったの?」と聞いた。するとミホちゃんは「・・・・。最初、Aが私を押させえてきて、、Aが入れてきた。そのあとBにも入れられた・・。」とボソっと答えた。

聞いている限り、けっこう本格的なレイプだった事が推察される。ミホちゃんはエロの専門用語なんてしらないけど、やられた事っていうのはイマラチオ、2人の男と交互にフェラ、入れられながらフェラ、クンニされながらフェラ、一人入れたらまた別の一人が入れてきて、またその一人が終わったら、また元のやつが入れてきて。。と、さんざんだったそうだ。

俺は「警察にいったののか?親には?」とさらに詰め寄ったが、ミホちゃんは「もうわすれたいの!!誰もこの過去に触れてほしくないの!!!!」と懇願するような顔で言ってきた。俺はもうそれ以上、何も言えなかった。

不思議な感覚だった。2年間、一緒の時間を共有していた彼女が、影でこんなことになっていただなんて。。俺の顔は一気に顔面蒼白になり、過呼吸気味になった。
俺はもうこのまま息の苦しさから死んでしまえばどれだけ楽かと思った。最愛の彼女がレイプをされる。この苦しみは、ある意味人間には必ず訪れる死別というものよりも苦痛かもしれない。

報復したい。もしそのAとBが俺の目の前にいたら、赤子の手をひねるように殺害する事が出来そうな気がした。

そして俺はおかしくなった。「ミホ、入れるからチ〇コしゃぶれ」と言っている俺がいた。ミホちゃんは「・・・???」と驚いた表情をした。俺は「自分の彼女の誰にも見せない姿を、俺以外の人間が知っているっていうのが許せない。そんな時間が1秒でもあることが許せない。俺は今からミホに入れて、その俺だけが知らないミホの姿が存在することを消すから」とかいった。

ミホちゃんは「え・・・?」とまだいってた。俺は「今からそうとう激しくするぞ。そいつらみたいに。でも、俺はミホを傷めつけたくて、激しくするんじゃない。わかってくれるよな」と脅迫めいてから言った。

ミホちゃんは「私に激しくしたら、、落ち着くの・・?」と聞いた。俺は「できないかもしれない。でも、そんな衝動に駆られている」といった。

そして俺は立ち上がり、ミホちゃんの頭を掴み、自分の股間に近づけ、「くわえろ!」と怒鳴った。ミホちゃんは怖かったのか、すぐに俺のムスコをくわえた。俺はミホちゃんの頭を強引につかみ、自分の股間をしゃぶるように前後に揺らし、ミホちゃんが「ゲホッツ・!!!」といったら、「もっと!」と言って無理やりフェラさせた。

この時の俺の思考ってはっきり覚えている。AとBよりも、はるかに残酷で激しいことをやれば、ミホちゃんの記憶が、俺の記憶で上書き保存されるんじゃないか。っていうそんな思考だった。AとBとの記憶より、俺との記憶へ上書きされるんじゃないか。って。

これが正しいことなのか、間違っている事なのかはわからない。でも、ミホちゃんは、俺がその記憶の上書き保存をしたくて、あえてミホちゃんに激しく接しているんだな。っていうのはわかってくれていたようだった。

ミホちゃんも覚悟を決め、俺が「やれ!!!」といえば、本当はフェラに疲れて休憩したいのに、「はい・・・!」って言ってフェラでもなんでもしてくれた。また俺が指マンするのに、「足開け!」といえば、「はい・・」といって足を左右に開いてくれた。俺は容赦なく、そこに指2本を入れ、潮を吹くまで中をかき回した。

俺はその時おかしかった。狂気に満ち溢れていた。勢い余って、「目の前でオナニーしろ。」とか、「自分の手でアソコを開け!」とか、さんざん、そんな事をいって、最終的には脱がしたパンツをミホちゃんの口につっこみ(AVのみすぎか)「入れてくださいって言え!!!」と、正常位でガンガンついた。とにかくとにかくガンガンついたらミホちゃんもイキ狂った。そして俺はミホちゃんに顔射して終わった。

終わった後、俺達はシャワーを浴びた。そして二人とも、シャワーを浴びながら、むせび泣くように泣き崩れた。

そしてその日は終わった。最後にむせび泣いたからスッキリした。いやするわけない。俺はAとBにミホちゃんがレイプされたんだ。という事を思いだしそうになったら、すぐに俺は自分がミホちゃんに激しくしていた時の事を思いだし、その記憶を塗り替えようとした。

忘れれるまでかなりの時間を要した。

だけど、結局その夏も別れて、俺達は連絡をあまりとらなくなった。そして、、、俺達の恋愛関係は自然消滅した。でも、不思議と縁はいまでも続いている。

ミホちゃんはあれから、農業系の大学へと進学したそうだ。そして作物の品種改良とかの研究をし、修士号を取得したとの事。そして大学時代に知り合った人と結婚し、今では意外と俺の近くに住んでいる(といっても電車で片道1時間30だけど)そして2児のママでもある。

俺は半年に1回くらいミホちゃんと会う事もある。これほど数奇な縁は心から大切にしたいと思っている。俺はミホちゃんとの共通の友達に、エッチな要素は一切ヌキで、船着き場で知り合い、市民プールで仲良くなって、今もこうして仲良くしてる。っていえば、「うっそーw すごいwww」とみんな驚くのだ。

でも、みほちゃんは変わったったかなw 今ではもう普通の30代の、出産経験のあるふっくらしたオバサン予備軍だし(でも、どんな30代よりもキレイだけど)平気で下ネタを話してくれる。時には飲みに行ったときに冗談で、「あの時の俺と、旦那wwどっちが激しい?www」なんて聞くと、「うるさいわwww」とバン!と肩をたたかれる。

ただ、あの時俺がコンビニに行こうと、自転車で走った時、あの白と青の浴衣をきた女の子は、まるであの頃のミホちゃんの生き写しだった。

今、この現実社会であの頃のミホちゃんはもういなくなってしまったが、俺の中では永遠の可憐な少女として、今も、そしてこれから先もずっと生き続けてくれるだろうと思っている。

この物語をミホちゃんへささ・・・・・げれるわけないだろwwwww


ーーーーーあとがきーーーー
みなさん、最後までお読み頂きありがとうございました。書き始めたころはコンビニで出会った少女の姿から、ノスタルジーな気分になり、とりあえず筆を進めてみようと思ったのが執筆のきっかけなのですが、ここまで反響をいただけるとは思ってもいませんでした。

1975年~1985年に生まれた方は、当時の自販機、タバコ販売機、小売店が並んでいたあの景色、日陰にはいれば暑さを回避できたあの夏、虫の声、あらゆるところを楽しんでいただけたのではないかと思ってますし、何よりも私が楽しませてもらいました。

もし、ご反響頂けるのなら、このミホちゃんとの話題ほどのボリュームになるかどうかはわかりませんが、数年前の出来事をお話しさせていただくことも構想を練ってみたいと思います。

できれば感想とかいただけたらありがたいです。

完^-^

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