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中出し体験告白

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カテゴリ: フェチとマニアの楽園
掲示板名: 中出し体験告白
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1:出産願望
投稿者: (無名)

 女友達を便宜上、A子とする。
 A子とは中高部活(ハンド)とバイト先が全て同じで、学生時代からよくお互いの青春を相談し合った。おれは就職、A子は大学進学と進路は分かれたが交友関係は続いた。
 A子は身長169センチ、茶髪ロング、風貌は陸上の木村文子に似ている。愛嬌がある。
 中学の時、おれが一方的にA子に恋していた時期もあった。ただ高校あたりから菊池亜美みたいな顔のツインテール妹系が自分の好みなんだとおれが自覚したこともあって、現在までA子と男女の接触はなく、その願望もない。おそらく今後もない。
 ありえない。
 A子はゲイだ。レズビアン。
 同性愛者であることは、大学生になったばかりのA子から居酒屋でカミングアウトされた。おれとしては、お互い何でも知っていると思っていたA子の根本的な部分を理解できていなかったことに大きなショックを受けた。
 本人は高校の頃から自覚があったらしいが、母親以外には言い出せずにいたらしかった。とにかく、高校当時のおれが想いを伝えたところで万に一つも勝機はなかったということになる。
 ゲイを自覚して苦しんだA子だったが、大学に進むと周囲の理解が増して世界が広がったらしい。何人かの女性と交際した末、ついにパートナーに巡り会う。
 それがB子氏である。

 B子氏はA子より2つ歳上の社会人女性で、しっかり稼ぐ企画職の会社員。A子が大学1年生のときにSNSの飲み会を通して知り合い、お互い別のパートナーがいる状態で身体の関係を複数回持ち、出会いから2年ほど温め交際を開始したようだった。

 しばらく後のさる日、A子から「赤◯ら行かない?」とLINEが入ったので会社から直行した。
 「わたしが奢ろう!」とA子はぐいぐい酒を飲んで、鍋がなくなる頃におれにこう言った。

「あと2年でB子は30歳になる。私たちはどうしても子供を育てたい。◯◯(おれ)に協力してほしい」

 当初、その意味するところをまったく理解できず「協力するけど、何をしたらいいの?」と聞き返した。しかし、言ってすぐ協力の意味に気付いたので再度「え、待って、どうすればいい?」と困惑しながら重ねて聞き返した。

 ここではじめて、A子から精子提供という仕組みについて説明を受けた。

「わたしたちは夫婦になれないから自分たちでなんとかする必要がある。ただ男兄弟もいないし、お互い父親からは貰いたくないことで意見が一致した。養子縁組はもちろん通らない。でも、どれだけ出自が良くても知らない人から提供されて設ける子供は嫌だ。私がよく知っていて、こんなことを頼める男は◯◯しかいない。迷惑は掛けないので、考えてほしい」

 A子が真剣だったので、おれはさらに困惑した。A子と子供?まじ?という具合だった。

 結局、おれは翌週A子の話に同意した。
 詳細な方法や段取りは後日追って連絡するということで話がまとまった。

 ……が、この件はおれの認識とは根本から違っていたのだ。
 ふた月ほどしてA子から「B子も交えて話し合いたい」と連絡があり、おれとB子氏はついに初対面することとなった。

 数日後、ホテルのレストランの個室で対面。
 実際のB子氏は概ねおれの想定通りの人物だった。写真では貧乳で薄化粧の池田エライザだなと思っていたが、正確には貧乳で薄化粧かつ身長160センチないくらいの池田エライザだった。黒髪でくしゃくしゃのお団子をつくっており、白のトレーナーに黒のパンツ、淡いエアマックス95と彩度控えめな服装だった。

 B子氏は、口数は少ないが言いたいことははっきり言うきつい性格だった。値踏みするようにおれを睨みながら出自も含めてさまざまなことを質問してきたが、A子とは事前に話し合っており決定に変わりはないと最後に伝えてきた。

 段取りに関する話になって、おれは何かがおかしいことに気がついた。B子氏の生理周期の話になったのである。
 おれが確認すると、

「わたしが産むけど……」

 とB子氏が返してきた。
 A子の内膜症や生理不順、B子氏の出産願望等いろいろ事情があるらしい。
 心がついていかずおれは唖然。
 いや、産むって簡単に言うが……。
 てっきりおれはA子が出産するものだと(もっぱらセックスも受けと聞いていたので)思っていたので、かなり面くらった。

「B子氏、知らない男の子供を産めるの? それでいいわけ?」

 と聞くも

「わたしたちそうするって決めてるから!」

 とA子が言い、B子氏もつめたい口調で「そう。そういうの心配いらないから」とうなづく。
 正直、おれとしては部外者だとしても血を分ける以上親しいA子に産んで欲しかったし、当然そうするものだと思っていたので、おれの意思が関係ないこともわかってはいるものの釈然としない状態で話が進んでいった。

 その後、ふたりから泌尿器科で性病検査を受けてきてほしいと万券を手渡され、結果が出るのを待った。その間、ふたりと交わした以下の契約内容を守った。
 
 ・交際相手を含めた第三者と性行為しない。
 ・もし事に及んだ場合は必ず自己申告する。
 ・禁煙、禁酒。
 ・身体を清潔に保つ。

 一週間ほどで血液検査の結果が出た。むろんシロ。

 いよいよとなって、ふたりから専用のシリンジをいくつも渡される。B子氏と同期できる生理周期の確認アプリをインストールし、LINEも交換した。ほとんど毎月くる排卵予定日の前中後に計3回実施する方針だ。これをひとまず1年間やって、成果がでなければ違う方法を検討するということだった。

 当初はおれが自宅でシコってシリンジに移し、パラフィンでぐるぐる巻にしてB子氏宅まで持っていく段取りで行われた。
 初日。玄関でA子に手渡すと「◯◯、ありがとう」と笑顔。その肩越しに見たB子氏からお茶を勧められたが遠慮した。
 ふたりとも真剣なのだろうが、おれからするとどうしてもシコった精液をB子氏がマンコに注入する作業が性的、しかもかなり変態的に思えてしまったので、まともにB子氏の顔を見れなかったというのもある。

 A子とB子氏、正確に言うとB子氏とおれが特殊な子作りを試み早、半年経過した。残念ながら、なんの成果もなかった。

 試行7ヶ月目にして、おれは初めてふたりの家に上がった。アパートは小綺麗にされていた。
 茶をしばきながらシリンジを渡すと

「わたしこれ挿れてくる」

 とB子氏はトイレに。
 い、いま挿れたら垂れてきちゃったりしないか??
 A子と他愛無い会話をしつつ、内心おれは気が気ではなかった。いまB子氏は、あのアンニュイな顔でおれのザーメンをマンコに注入している、そう考えると謎の興奮を覚えた。

 帰ってきたB子氏もあからさまに落ち着かない様子だった。やっぱりいざ提供されたばかりの相手と顔を合わせるのが気まずいのか、耳を赤くしてティースプーンやガムシロを落としたり足の小指をぶつけたり、普段つめたく気怠げなB子氏が明らかに動揺している。

 その様子を見たおれは、不覚にもB子氏案外可愛いところあるな…と思ってしまった。
 一度そうなるともう以後は性の対象としか認識できなくなり、スエット越しの尻とかショーツライン、唇や指先やナイ乳すらエロく見えてしまう。
 相手がレズだと分かっていても。

 このままではまずかろうと、おれはお茶を切り上げて帰宅する。
 2日後、B子氏からLINEがきた。

「相談がある。今日の昼から、なるべく遠いところで2人だけで話せない?」

 B子氏はやたら人目を警戒していた。おれが車で隣町の駅まで迎えに行き、走りながら車内で話そうということになった。
 ぼろのサーフを運転して駅に向かいながら「これはなんか…A子に悪くないか?いや、それともA子に言い出せないことを相談するのかもしれないし……」などと、女々しく色々考えた。

「やあ。ごめんね、休みの日に」

 B子氏はバケットハットに高そうなダウン、NIKEのトレーナー、ジーンズにスニーカーという軽い格好だった。
 何か食べる?と聞くとお好み焼きが食べたいと言うので、郊外の半個室のあるチェーン店へ向かう。
 お互いうまく話し出せずぎくしゃくした会話が続いた。そもそもB子氏もおれもあまり口が回る方ではない。
 助手席のB子氏は今までにないくらいそわそわしており、髪をいじったり足をぱたぱたしたりしながら、気を遣ってなのかいくつも話を振ってきた。

「くるまカッコいいね」
「髪切った?」
「こういうの聴くんだ」
「背高いよね」

 お好み焼き屋の駐車場に入ったあたりでB子氏は「わたし男の人と外で遊ぶの人生で初めてで」と切り出し

「なんか変な感じでごめん」

 と謝ってきた。こういうのはきっと勇気がいるのだろうなと思い、謝ることないよ、大丈夫だよと言う。

 昼時を過ぎて客もおらず、半個室に通されてすぐB子氏が本題に入った。

「なかなか子供ができなくて、力を貸してくれてるきみにも私生活でたくさん我慢させて申し訳ない。A子の気持ちにも応えられないくて悔しい。検査では問題ないのに」

「だからというか、つまりね、やり方が悪いのかもしれない。わたしとしては、可能なことは試したい。ようは、回数と手段が増えればいいから」

 真剣な顔でお好み焼きを食べつつB子氏。

「A子にはわたしから話してみる。もしそうなれば、きみのを直接、ああ、だから、シリンジじゃなく直接して、その、セックスしてみるというのはどうかなって」

「もちろんこれで成果がなければ別な方法を考えようと思う。でもこのままだとわたしの年齢的なこともあるし、きみのことも長い間拘束できないし、A子の気持ちに応えたい。だから考えてほしい」

 B子氏は緊張しているようだった。
 焦りと切実な想いがそこにはあった。勇気を振り絞ってこの話をおれにしている。B子氏はとても強い女だ。とてもいい母親になるに違いない。A子もこれなら安心だ。

 一方おれの思考はゲスだった。
 真剣なB子氏を前にして、神妙な顔をしつつもおれは心のうちで何度も何度も内容を反芻していた。
 まじ? ホント?
 B子氏とセックス。B子氏とセックス。以下略
 おれにとってはなんのリスクもない。有事の責任は生じるとしても、可愛い歳上処女に好きなだけ中出しして孕ませてしかも産んでくれるという、断る理由が全く、もうこれっぽっちもない話だった。正直、男冥利に尽きる。

 B子氏は緊張で耳が真っ赤になっているのに対し、おれはといえばチンポが痛いほど勃起して興奮はなはだしかったが、そこは手でそっと上に向けつつぐぐっと堪えて

「本当にそれでいいの? B子氏無理してない? 他の方法があるんだし、こんな選択は苦痛だと思う。したくないことはしなくても…」

 と確認したのを今でもオレ冷静だったな…と回想できる。誰にも言えない自慢だけどほんとにここはマジで冷静そのものだった。バキバキに勃起してたけど。

「この方法がいちばんお金がかからないし、一般的だし確実だとわたしは思う」
「むしろきみに申し訳ない。ごめん。わたしみたいな女、やりずらいと思うよ」
 
 申し訳ないがB子氏の心配は無用だった。おれは相手の女の子がゲイだろうとバイだろうと女の子であれば一点の疑義もなくエッチできる。おれはそういう男だった。
 慎重に言葉を選んでB子氏の申し出を承諾した。

 おれのなかではもうB子氏を友達扱いすることはできなかったので、とても遠慮される中ほとんど無理矢理支払いを済ませた。

 帰りの車内で、慣れてきたのかB子氏は多少饒舌だった。たくさん聞きたいことがあるようだった。

「何人くらいと付き合ったの?」
「何人くらいとしたの?」
「できちゃった、とかないの?」
「どんな子が好み?」

 高校生のような内容だったが、男と遊んだことがないなら聞きたいこともあるか…とそれぞれ答えた。
 好みに関して「アイドリングのさ、菊池亜美かな。あの顔で身長155のツインテールが理想」と言うと「あっ、そうか。意外っていうか、外見か、ああそういうね。なるほど」と、そこは若干引いていた。今思うと内面の話だったのかもしれない。

 その晩眠れずシコろうか悩んだ末、シコった。沢山出た。
 単純なのでB子氏の夢を見た。
 が、翌日の晩のLINEで現実に戻される。

「それとなく聞いたら、A子は絶対だめって」
「ケンカになりそうだった」
「ちょっと考え直す
 また連絡する」

 心がスン、となる。
 うわ~だよね~そうなるよねと悶絶しつつ

「ふたりでよく考えてほしい」

 と返信。
 一週間後の日没。

「仕事あがるから△駅まで迎えに来てほしい」

 会社から直行。
 19時ころだったと思う。B子氏もスーツだった。

 おまたせ、というと「寒い、どっか入ろ」とB子氏。ふたりで居酒屋へ。

 日本酒を頼み「話し合った?」と聞くと「話し合ってない」

「A子が折れると思えない」

「でも話し合わなきゃ。その上でB子氏がどうしたいのかが重要では?」

「わたし的には、A子には黙っておこうと思う」

「いいの?それ。おれ、ぶっ壊したくないんだけど…」

「このまま子供がいなくてもいずれぶっ壊れる。わたしは意地でも産みたい」

 シリンジもやりつつセックスをする。予定日が合えばその日に、しかしA子との兼ね合いもあるのでお互い予定が合う日は会う。基本方針は決まった。

 その場でアプリを開き計算、3週間ほどでタイミングだった。お互い翌日仕事が休みになる金曜日の夜に設定。

「それじゃ、お互いアリバイを用意して会おう」

 その日はそれで別れた。

 当日。
 仕事から帰ってシャワーを浴び、歯を磨き私服に着替えてサーフで合流地点へ。
 20時頃に着く。待たせていたようだった。
 B子氏の装いはカーキのN3B、白のコットンTシャツ、黒のスキニー、エイトホール。首にはカシミヤのマフラー、髪はくしゃくしゃおだんごハーフアップ。

「仕事おつかれ。行こ」

 ラブホテル到着。車ごと部屋の車庫へ。
 降りたあと来ないので戻ると、B子氏は「ごめん、緊張してわかんなくなっちゃって。できるかな…」と車庫でしゃがみ込んでいた。

「B子氏、いま何飲みたい?」

「ビール。アサヒ」

「待ってて」

 小走りでコンビニへ。スーパードライ35缶とティラミスを買って戻る。

「スイーツ、あとビール」

「ありがとう……」

 車庫で渡し、麦茶とビールで乾杯。
 B子氏、ぐいっと飲む。

「わたし、最初は攻め方もわかんなくて受けで。勢いほしくてホテル入る前に必ずこれ飲んでたよ。久しぶりにやった」

「やっぱりやめる?」

「やる」

 入室。

「シャワー先に入ってほしい」

「おれが入るとチン毛が散るよ」

「わたしが入ったって毛が散るんだよ。先にお願い」

 シャワー。おれは入らないが湯もはる。
 上がってローブに着替え、歯ブラシを咥えてベッドに座る。

 しばらくしてB子氏も上がってきた。首から下だけ洗ったようで、化粧は直されていた。
 もう冷静なB子氏はそこになく、完全にテンパっていた。

「ええと、あー、よろしく」

「どうする、B子氏。どういう感じでやる?」

「どうするって、ああその、普通な感じで…」

「普通っていうと、他の女の子にやるようにキスしたり前戯したりとか、そういうのがあるよ。それはなんか、B子氏的にはどうなのかなって」

「あ、そうか……。キス、キスねえ、それはだめだ」

「なるべくおれから触れないほうがいいよね。したら、いきなりは入んないからB子氏がオナニーして濡らしてくれる?」

「えっ? きみの前でするの? いや、でき、できないそれは」

「え、じゃあどうしよう。ローション使う?」

「そうしてくれると……」

 アメニティからローションの小袋を取る。
 ベッドの反対側にこっちを向いてぺたんと座るB子氏。

「じゃ、下着脱いで仰向けになって、脚開いて」

「たんま。まって顔は、顔見えるのは」

「あー、ならバックでする?」

「それがいい、それじゃないとむりかも」

「そしたら、四つん這いになってこっちにお尻向けて」

「うん、わかった…」

 ぎくしゃく尻が向く。脚がぶるぶる震えていた。なんだか気の毒に思いつつ、ローブに手をかけてめくろうとすると大きな声で「まっっって」と言われた。

「死ぬほど顔が熱い。恥ずすぎる、そこめくらずになんとかできない…?」

「やってみるか……」

 案外ポンコツなのか…?と思いつつ、あくまでおれの快楽のためではない。B子氏の要望はなるべく応じてやるつもりだった。

 ローションを手に垂らして温め、ローブの中に手を入れてお尻の間を撫でる。

「あっ」

 ぐちゅん。

 柔らかい毛と土手の感触があったが、指先がすでに水っぽい。おい…と思い、シーツで指先を拭いてまた触ってみる。

 ぐちゅ。

 指を引くと糸が付いてきた。
 匂いを嗅いでみると石鹸、ほのかにオマンコの匂い。たまらん。

「B子氏、かなり濡れてない?」

「いや、あー、たしかに濡れちゃったかもしれない」

 我慢できなくなったので、何も言わずにぺろん、とローブをめくった。
 まんまるの尻が露わになり、間にはぬらぬらと光り、しっとりした毛が張り付き濡れそぼった、真っ直ぐで綺麗なワレメ。柔らかそうな膣口が呼吸に合わせてぱくぱくしていて、未だかつて見たことないほどつゆだくの状態だった。

「あっ、だめ見ないで…」

「いや…B子氏びっくりするほど濡れてるよ。ローションいらないよ」

「そういうの言わないでほしい…」

 手で尻を触ると「あんっ」と震えるB子氏。
 背中から太ももにかけて沢山触るとびくびくしながら悶える。もっぱら攻めと聞いて想像していたのと全然違うので、段々おれもエキサイトしてきた。 

「気持ちよくなっておこうね、初めてだしチンチン入ると痛くなっちゃう」

「あ~ん、あ~っ」

 さわさわ~と尻を撫で、揉む。
 優しく叩くと「あっ」と跳ねる。
 この辺でおれは、この人意外と男女でもいけるのではないか?と思い始める。
 触られ続けたB子氏はしばらく悶えていたが、平手でオマンコをぺちんと叩いた瞬間背筋がぴーん、と反った。「だめ、いく、いく、いくの…」と前のめりにへたり込みながら「はあう、うぅ…」と痙攣して、B子氏はイッてしまった。ごく普通の前戯で。
 間違いなく、B子氏は過去のゲイたちによって開発済みだった。

「すぐ気持ちよくなれたね、B子氏」

 頭をよしよしすると「やだよ、こんなの、やだ…」と突き上げたままの尻をふりふりするB子氏。
 てらてらに光るオマンコをくぱっと広げ、クンニしようと顔を近づけると息がかかったのに気が付いたのか、猛烈に抵抗してきた。

「だめだめ、だめ! 精液だけでいい! そんなことしてほしくない!」

 逃げようとする尻を掴む。

「ごめん、おれも多少興奮したいから…」

「口で、口で大きくするよ!」

「もう大きくなってる」

「え…? え?」

 後ろを見るB子氏。ローブから突き出たチンポに目が点になっている。

「ん?まって、それ、わたしで? その理屈なら舐めなくてもよくない?」

「舐めさせて。ぜったい気持ちよくするから」

「ちがうよ、気持ちよくなくていいってば……」

 B子氏が尻を振るたびにモワッと香るオマンコにもう自制が難しくなり、ワレメに鼻までうずめてむしゃぶりついた。

「あっ、やだ、あーーっ」

 クリトリスを執拗に舌で撫で、ワレメをなぞって円を書いたり、膣口を吸ったり、尻を撫でたり叩いたりしながらバター犬よろしく舐めまくった。

 B子氏は抵抗をやめ「あ゛っ」「あはあん」「あううう」と悶えながら感じまくり、しばらくして体裁を取り繕うのを諦めたのか「キモチイ~、イイ~」と鼻に尻を擦り付けてきた。

「イクう…」
「ああイク、イク…っ」
「いっちゃう、イクの…」

 10回目の絶頂でおれはクンニをやめた。シーツは湿っており、B子氏は太ももまでオマンコ汁とヨダレまみれだった。

「たくさんイケたね」

 頭を撫でると顔は伏せたまま「お尻触って…」とB子氏。尻を撫でられてびくびく跳ねながら「休憩したい…」と言い出した。

「男ってエッチするとみんなこんな感じなの…?」

「人それぞれだろうけど概ねこうだと思う」

「そうなんだ…すごいね…」

 座り込み、肩で息をするB子氏がとてつもなく色っぽかったので、その目の前に立ってオマンコの匂いで完全に勃起したチンポを見せつけた。
 チンポから目を逸らすB子氏。

「挿れよっか。お尻向けて」

「う、うん…」

 反り腰で素直にオマンコを差し出すB子氏。
 尻の間にチンポをぺちぺち当てると「あっ、あんっ」と跳ねる。
 一呼吸おいて、このままだと普通にセックスになってしまうな…と考えたおれはB子氏に確認を取る。

「どうしよう。おれが外でオナニーして、ただ射精するだけの方がいい? それとも挿れて動いていい?」

「え、◯◯(初呼び捨て)は手でも出せるの…?」

「興奮してるし出せる」

「じゃあ、オナニーして出そうになったら挿れてほしいかな…」

 B子氏の言う通りにする。
 左手で尻を揉みながら右手でシコった。
 さすがにオマンコも乾くかな…と思ったが、揉んだ分充分濡れた。

「まだあ…?」
「だいじょうぶ…?」
「わたし何かしようか…?」

 体勢がつらいのか、沢山確認される。
 もうちょっとだから、とシコっているとB子氏が

「◯◯、精液ほしいよ…」

 とつぶやいた。
 その瞬間、ぐぐぐっとザーメンが登ってくるのを感じた。

「ああ、出る…」

「え…?」

 びゅっ、と飛び出た先走りのザーメンがB子氏のアナルにかかる。「ひんっ」と小さく叫ぶB子氏。

 びゅっ!びゅっ!とワレメに射精しながらアナルの下にある膣口へ亀頭をあてると、にゅるん!とチンポが中に吸い込まれた。

「おっきい……きつい」

 抵抗なく腰と腰が密着するまですんなり入った。
 柔らかい肉襞がチンポを包み、うねうね動いてチンポを扱く。びゅ!と尿道をザーメンが通るたび、B子氏は反り腰を震わせて「あっ、あっ、あっ」と射精を感じ取っているようだった。

 尻を鷲掴みして腰を振りながらたっぷりと中出しを堪能したあと、チンポを引き抜くとすぐに膣口からドロリとザーメンが垂れてきた。
 B子氏は「あっ漏れないで。もったいない…」と指で膣口を押さえるも、自分で感じてしまって「ああう…っ」と悶えていた。

 全て終えたあとにシャワーから戻ると、B子氏は着替え終わって待っていた。料金を支払い部屋を出て、サーフに乗ったあとも大した会話はなかった。

「ありがとう。明日シリンジ忘れないで。後でLINEするね、じゃ、またよろしく…」

 その日は駅で別れた。
 家に帰るとLINEがきており、

「今日はありがとう。最初怖かったけどきみのおかげでなんとかなった」
「次、月曜日の夜空いてるから」

 という淡白な内容だった。

 月曜日の夜。
 迎えに行くとスーツ姿のB子氏。

「◯◯くんおつかれ。これ、プラペチーノ買ったから」

 高い方のフラペチーノを手渡される。
 飲みながら歩いて駅近くのホテルへ。

 シャワー後すぐ四つん這いにさせてローブを捲る。抵抗は一切なかった。案の定もう糸を引いてトロトロになっている。

「B子氏、もう準備出来てるね」

「そういうの言わないでほしい……」

「出そうになったら挿れるね」

 シコりながら尻を触ると「ひっ」と鳴くB子氏。

「まってまって」

 ちいさい手でチンポの根本ごとシコる手を止められる。耳を真っ赤にして顔を伏せたB子氏は

「ど、どうせだし気持ちよくしてほしい」

「え、いいの?」

「きみが嫌じゃなければ、よろしく……」

 くいっと反り腰を作るB子氏。
 親指を挿れて手マン、クンニで沢山触ってあげるとふにゃふにゃになってしまった。痙攣しながら「あ~~……」と放心状態。

 乱れたB子氏は単純に可愛かった。
 今までの人生で最もぞくぞくするセックスの相手がレズだとは思ってもみなかった。
 この時点でA子のことはもうおれの頭になく、目の前の良がりまくる女にキスしたいな…としか考えられない。
 なんとか正常位で挿れてキスしようと思い、愛撫しながらごろんさせる。全く抵抗はなかった。

「B子はどうしたい?」

 手マンしながらさりげに呼び捨て。

「おっ、あっ、精液、ナカ、ナカでしないと…っ」

「いま挿れて、動いてイイの?」

「わかんない…」

「エッチになっちゃうよ。いいの?」

「わかんない~…」

「やってみる?」

「やってえ…」

 糸引く指を離して、尻を上げさせるのも辛かろうと下にまくらを敷いてあげた。
 半まんぐり返し状態のB子氏に、そんきょの姿勢でバキバキに勃起した我慢汁まみれのチンポを前に倒し、オマンコにくっつける。亀頭の裏でクリを擦ると

「あっあっ、キモチイ、キモチイイ…」

 先端を下に持っていくと柔らかい膣口がぱくぱくと亀頭に吸い付く。だんだんと食べられるように膣内へ入っていった。
 半分くらいまで入ると、B子氏は腕で視線を隠しながらぶるぶる震え「あっあっあ~~…!」と喘いで気持ちよさそう。
 そのまま腰を沈めて根元まで挿入。
 まくらと尻の間に手を入れて撫でながら「すけべ女だね」「えっろ」「キモチイよ」と腰を揺すってみる。

「うっ、う、ああ、あっ」
「深いぃ~~っ」
「だめだめだめいく、いく、いくっ」

 B子氏絶頂。だらんと腕から力が抜ける。
 頭を撫でながら顔を近づける。

「B子、舌出して」

 B子氏、素直に舌出し。
 ちゅぱちゅぱ舌を吸いながらゆっくり腰を振る。
 しばらくの間、声はお互いの激しい息遣いだけ。
 キスしながらぱこっぱこっぱこっと本気の交尾。
 数分でB子氏はおれにしがみつくと痙攣し絶頂。
 びくびくと蠢く肉襞にすさまじい射精感を覚えた。

「誰にも言わないで……」

「言わないよ」

 腰を掴み、大きくパコパコして膣内へ射精。
 びゅ!びゅ!と出るタイミングでぶるんぶるんとB子氏が震える。
 挿入したまま「おつかれさま」と頭を撫でた。

「出した…?」

「うん。気持ちよかった」

「そっか…」

 服を着てる最中、B子氏がぼそりと

「わたし、男ともできるのかもしんない……」

 と言ってきた。
 けっこう気持ちよかった?と聞くと

「うん、わりと…」

 ホテルを出る。
 歩いて帰っている途中、B子氏が内股になって「ああっ、出てきた…」と悶えていた。

 その後2ヶ月間、体調に合わせて12,3回子作りした。
 B子氏から予定のLINEが来るので、それに応じておれが迎えに行く。
 あくまでこのスタイルだった。

 しかし、3月の土曜日。無性にムラムラしたおれは、さんざん悩んだ挙句B子氏に「今日エッチしない?」とLINEしてしまった。

 送ってから「最低だなこれ」と後悔したが、すぐ返信が来た。

「明日なら会える。車で迎えに来てほしい」

 翌日10時、サーフで駅へ。
 B子氏を拾ってホテルに。
 いつもの流れでチンポを入れてぐちゃぐちゃに犯し中出し、チンポを抜こうとするとB子氏がひしっと抱き寄せてきた。

「あの、どっかいかない?」

 飯か?と思い「どこいく? パスタ?」と聞くと

「なんというか、泊まりに……」

 今日はA子がいないので、明日まで一緒にいたいという。即日予約を取って温泉までドライブして16時にチェックイン。食事、露天風呂と小旅行を楽しんだ。

「もし仮にわたしがノンケで、彼氏がいたらこんなかな」

 なんだかご機嫌のB子氏。
 その晩は初めてフェラしてもらった。廊下で舐めて、とお願いすると顔を真っ赤にしながらじゅっぽじゅっぽと音を鳴らして、暗い廊下でザーメンを飲んでくれた。
 そのあと2回抱いた。
 お互い気持ちよくなって、B子氏は舌を絡めながら

「中に出してっ、出してっ、出してっ」

 至れり尽くせりの媚び媚びセックスで、おれも危うくB子氏にガチ恋してしまう寸前だった。

 その月の婦人科検診で妊娠していると診断され、A子とB子氏はたいへんに喜んで、おれのアパートまで報告にきた。おれは用意しておいた今までのシリンジ代とお祝い金30万を手渡して「困ったことがあったらまた相談してね」と2人を激励した。A子は多少困っていたが、B子氏は優しい笑顔で目を合わせてくれた。

 翌年冬、B子氏は約3200gの男の子を無事出産。認知は任せると言われたので、結果的にその子の戸籍謄本には父親の名前が記載された。
 ふたりにはくまの歯固めとタオルのギフトを送った。

 半年後、ふたりから2人目が欲しいと相談され、同じ方法でB子氏と4ヶ月ほど子作りし、一昨年次男を出産した。

 その間、おれも結婚して最近一人息子を持った。嫁には婚外子が2人いることを伝えてある。しかしA子にも嫁にも、おれとB子氏が実際に子作りエッチしたことは打ち明けていない。

 34歳になったB子氏は頻繁に連絡をくれる。A子と同じくらい仲のいい友達になった。B子氏はゲイのままだが、今でも時々お互い予定の連絡をして、ゴムをつけてセックスをしている。
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