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2018/05/03 02:00:02 (3dmm8G.V)
2017年、3月。
高校を卒業して、大学への進学が決まっていた春休み。
どこかへ遊びに行くような仲の良い友達もおらず、アルバイトもしていなかった私は、春休み中暇を持て余していた。
そんな空虚な時間を私はインターネットでチャットする事に充てていた。ネット上で他人と文字のやり取りをする事で、孤独を紛らわせていたのだ。
その中でも特に夢中になっていたサイトが、2ショットチャットだった。
そこは18禁のアダルトサイトで異性とエッチな会話を楽しみたい男女が集まっていた。
アダルトサイト、ということもあって、一部では出会いの目的に使用されているチャットだった。
男性に比べて女性の数が少なく、私の立てた部屋はものの数秒ですぐに満室になった。
『雑談Only』としか書かれていない素っ気ない部屋に入ってきた男性がいた。
―――麦さん(38)男性 が入室しました。
わたしは一瞬たじろいだ。倍も年齢が離れた男性と何を話せばいいのか、と。
しかし彼は緊張する私をよそにテンポよく程よくフランクに会話を進めてくれた。
わたしの話を相槌を打ちつつ丁寧に聞いてくれて、良い印象の人だった。
そしてチャットの終わりに、絶対にしないと決めていた連絡先を交換してしまった。
***

同じ年の7月、スマホを開くと彼からのメッセージが届いていた。
「今から会って、エッチな事しよ」と。
恋人すらいたことのなかった私。さすがにここで彼に会ってしまってはいけないだろうと頭では分かっていた。
しかし、ここで誘いを断ってしまっては彼に申し訳ない気がして「いいですよ」と、彼の誘いに乗っかった。


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投稿者:青髭 ◆7O8GHUgVTk   aohige-sss Mail
2018/05/04 10:59:48    (vPICIhEE)
良い体験談でした!
久しぶりに・・書き手の 頭の良さを感じ また・文才のある 簡潔な体験談に・・座布団3枚です! ももさんは きっと素敵な 女の娘なんでしょうね(笑)!
3
投稿者:もも
2018/05/03 02:54:24    (3dmm8G.V)
麦さんのあそこは、想像以上に赤黒く大きくなっていて、
私は衝撃を受けた。
少し見た後、口に入れた。
はじめは根元から先端まで、舌先でゆっくりと舐めてね。
そしたら、キスをするように先っぽを吸う。
そうして一気に、奥まで咥える。
その時に、歯をあてないように注意して。舌をはなさずに舐め続けると気持ちいいよ。
彼にチャットで教えてもらったやり方を思い出しつつ一生懸命やった。
だんだんと彼が興奮してくるのが伝わって、嬉しかった。
そしてすぐに、わたしの口の中で、果てた。
飲み込むことはできずにティッシュでふき取ったのを見て少し残念そうだった。

一旦、シャワーを浴びた。
お互いの身の上話や仕事の愚痴なんかを話しながら。

そうしてベッドに戻ると麦さんは
「してみる?」
と尋ねた。わたしはこくりと頷いた。

麦さんは処女の私のために、ベッドにシーツを敷いてくれた。
そうしてローションを塗って、コンドームをつけてゆっくりとわたしの中に入ってきた。
そのおかげあってか、想像していたよりはあまり痛くなかった。
麦さんが腰を振っている。わたしはどこか冷静な気持ちでそれを受ける。
これがセックスかぁ、と思いながら。

しばらくすると、麦さんは荒い息遣いとともに果てた。
「ゴムつけてるから、大丈夫だよ」と言ったあとに
「処女膜、破れたと思う」となぜか満足げな表情で言っていた。

気が付けばわたしはインターネットで知り合った、名前も知らない男性と
ラブホテルの一室で初体験を終えていた。
したことは憶えている。なにをして、なにをしなかったのか。
でも、その時の自分というものがすごく曖昧なのだ。
目の前の事をこなすのに精いっぱいで、自分の気持ちに耳を傾けられる余裕はなかった。
でも、麦さんの吸っていた電子タバコの匂いは憶えてる。
俗っぽい言い方だけれど、大人の男性の香りがした。

春休み、孤独を紛らわせるためにチャットをして。
そこで知り合った男性と何時間もやり取りをして、互いの身の上話をして。
それでも私に残ったのは、インターネットで知り合った男性と初体験を終えたという事実と、ちょっと大人な麦さんの電子タバコの香りだけだ。

2
投稿者:もも
2018/05/03 02:34:51    (3dmm8G.V)
待ち合わせの駅についたのは昼過ぎだった。
わたしは彼に自分の服装を伝えた。すると、「車で来ているからロータリーに出てきて」との返事が。
この時点で緊張はピークに達して、わたしはロータリーをぐるぐるロボットのように歩き回った。
その時、わたしの左手を一台の黒い車が颯爽と走り抜け、サングラス姿の男性が片手を上げた。
麦さんだった。

軽く挨拶をかわした後、車が走り出した。
ミントガムをくちゃくちゃ噛んでる筋肉質の男性。スピーカーから流れるゆずの『虹』。窓の外を流れるラブホテルの風景。
わたしは目の前のすべてが非現実的に思えた。
***

それからわたしたちは、ホテルに入った。
早速麦さんは服を脱いでシャワーを浴びはじめた。
所在なさげにベッドに座って待っていると、ガウンを羽織った麦さんが出てきた。
そして「なにがしたい?」と処女のわたしに問いかけた。
わたしは「見てみたいです…」と、答えた。
「なにを?」と聞かれたので「おちんちんです…」と正直に答えると、
「じゃあ、先にももが見せて」
と言われた。


服を脱いでベッドの上でパンツ一枚になったわたしを椅子に座って、タバコを咥えつつじっくり見る麦さん。
恥ずかしかった。
わたしが何もできないでいると、見かねた麦さんがベッドに乗って来て、おもむろにわたしの胸をもみはじめた。
自分でするのとは違った手触りが新鮮だった。

やがて、胸を触っていた麦さんはわたしのあそこをパンツの上から優しく触った。
すこし声が漏れてしまった。
みるみるうちにしっとりと濡れてきて、わたしはパンツを脱いだ。
しばらくすると、麦さんの瞳は、しずかな欲望を湛えてうるみ、真剣な表情になってきた。息遣いも荒い。
わたしは麦さんが興奮している事を気配で悟った。


「触ってみる…?」
と言われ、まずは麦さんをガウンの上から触った。かたい感触が肌に当たる。
そしていよいよわたしは麦さんのガウンのボタンをはずした。





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