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妹の甘い卵子焼き

投稿者:きょうた ◆a4M2WZTC8.
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2019/02/12 23:52:09 (BduVJWSP)
卵子に トクントクンと淹れられる 白いミルク。
粘度を持った 半透明の 甘い調味料が加えられる。
私と自分の箸を 器用に握った 妹の右手がリズミカルに撹拌する。

パジャマ替わりのロンTにカーディガンを羽織った妹が、狭い台所に立って朝食の準備をしている。

妹の作る卵子焼きは、甘くて中は半熟になっている。

ワンルームの片隅に置かれたベットで、私は掛け布団に潜り込んだまま妹を眺めていた。


去年の夏に母が亡くなった。

母が倒れたと連絡を受け、台風の最中、私は妹と一緒に車で実家の近くの病院に向かった。母は既に意識不明の状態だった。その夜、私たち兄妹は、生まれ育った家で初めて肉体関係を持った。

間もなく母は息をひきとった。

葬儀のあれやこれや、実家を含む遺産の処理やら、大小様々いろいろな事柄と手続きを妹と二人で片付けていった。
十年近く別々に暮らしていた私と妹は、半月あまり、実家を中心にして共に行動し過ごす日々を送ることになった。


そして、私と妹は、世間とか社会とか、常識・良識とか道徳とか、そういう柵で囲われた世の中と呼ばれている場所から外れたところを兄妹二人で一緒に彷徨っている。



秋になって直ぐ、私は自分の不実さに申し訳ない気持ちでいっぱいになっていて、ただただ謝って、付き合っていた彼女と別れた。

話をした訳でもなく、半月ほど経って知ったのだが、同じような思いだったのだろうか、妹も彼氏と別れていた。


やがて、私と妹は休日を二人で過ごすようになった。
冬らしい寒さになる頃、それぞれの職場に退職願を出して、二人とも年末を以て仕事を辞めることにした。
今の場所を見つけ、それまで別々に住んでいた部屋を引き払い、年明けから二人で暮らし始めた。

私も妹もお互い、どうしようもなく離れ難い感情に抗えなくなってしまっていたのだ。

今年、私は31歳に、妹は28歳になる。私たち兄妹にとって、互いを求め互いに惹かれる気持ちは、恐らく恋とか恋愛感情とか呼ばれるものではなかろう。

近親相姦という社会的タブーを犯している共犯意識と共有される強迫観念、同時に、その罪悪感を忘れ安堵出来る唯一無二の相手と紡ぐ時間と空間への欲求。

そんなところだろう。

それでも好かった。
後悔はしていない。
この先どうなるのかは判らないけれど、それは誰しも同じ、私たち兄妹だけのことではない。

「お兄ちゃん、朝ご飯だよぉ~」

妹の声に私は布団から抜け出した。
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5
投稿者:(無名)
2019/02/17 06:50:06    (kt2fipFM)
昨年の投稿の続きですね。
2人で支え合って生きる選択をされたのですね。
ご両親ともに亡くなっているので障害は少ないと思います。
お幸せに
4
投稿者:アーモンドアイ ◆o6.i7pCetw
2019/02/13 20:01:29    (L6/.ghmu)
妹さんの作る卵焼きと、作っている妹さんの素敵な肉体の情感が
とっても良く伝わってきて、思わず興奮します。

できたら、もう少し細かい情景(髪の毛や指の動き、カーテンや部
屋の描写、あと否定的状況…妹さんの心無い
言葉や、親族の懐疑的、心外な外的状況なんか)をさりげなくまぶ
してもらえると、グッと引き込まれる描写に
なると思います。

是非、その後の展開をいやらしくお伝え下さい!!


3
投稿者:(無名)
2019/02/13 07:33:47    (gsyoN3Q.)
たまごやき・卵焼き・玉子焼き

卵子焼きって『らんし焼き』かな ??

卵子(らんし)に トクントクンと淹れられる 白いミルク(精子)。
粘度を持った 半透明の 甘い調味料(先走り・マン汁)が加えられる
2
投稿者:きょうた ◆a4M2WZTC8.
2019/02/12 23:58:06    (KtbL/8qs)
「あたしも、お兄ちゃんも、60歳くらいまでなのかな…」

風呂から上がり、濡れた髪の毛をタオルで拭き取りながら妹がボソッと独り言のように呟いた。
タオルを洗濯篭に入れに立ち上がった妹は、居間に戻ると台風の情報を流すニュースを見ていた私の隣に座った。

「あの道のコト、ニュースでやった?」
「いや…」
「何台か波に呑まれたよね?」
「多分…」
「大丈夫だったのかな?」
「通行止めにはなっているけど…」
「道のコトも、お母さんのコトも、私には大事件なんだけど、世の中では小さな、ニュースにもならないような出来事なのかな…」
「母さんはともかく、道の方は明日ニュースになると思う。」
「うん。」

そう応えた妹は、私の右肩に頭を乗せて凭れ掛かって来た。右腕をテーブルに伸ばしてリモコンを取ると、テレビを消した。居間は少し暗くなった。

「お兄ちゃん…」
「ん?」
「なんか、怖いね…」
「そうだな。」

薄暗い居間で、妹に凭れ掛かられながら無言の時間が過ぎていく。肩に感じる妹の重みが不思議と心地好かった。


私は30歳、妹は27歳、それぞれに仕事を持ち、お互い都内近郊に部屋を借りて別々の場所で暮らしている。私と妹は特別に仲が良い訳でもなく、悪い訳でもなく、ごく普通の、それこそ、どこにでもいるような兄妹だったと思う。
私も妹も、それぞれに付き合っている相手がおり、ぼんやりとだが、いずれ結婚するだろうと思っていた。

実家の両親は、農園を営んでいた。裕福とまではいかないが、お金に困るようなこともなく生活してきた。

一昨年、還暦を迎えたばかりの父が心不全で呆気なく亡くなった。
母は自分だけの裁量で切り盛りできる農地だけ残し、ほとんどを手放した。
今度は、その母が還暦を前に倒れたのだ。
父を亡くしてから、盆暮れ正月以外にも2ヶ月に1回くらいは、私も妹も実家に顔を出すようになていた。
父を亡くし半年程あまり元気が出ない様子だった母だが、この1年半程は明るさも元気も取り戻していたように感じていた矢先の連絡だった。

父に続いて母も…というショック。

休日だったにもかかわらず職場で病院からの連絡を受けた私は、妹にLINEを送り、一緒に実家からそう遠くない病院へと車を走らせた。

珍しく関東から西へと進路を取った台風が来ていた夕方だった。

母の下へと帰る為に遣った道。
波が高くなっても越えないように計算され、更に高い位置まで築かれた防波堤で守られていた道。
遣い馴れた近道だし、通行上めにもなっていなかったので、大丈夫だろうと判断した道。
高潮と台風のうねりは、人間の様々な想定を嘲笑うごとく易々と防波堤を超えて、黒い塊になって私と妹が乗る車を呑み込むみたいに立ち上った。
私も妹もフロントガラスの向こうの景色を前に、声を失うような恐怖に支配された。
間一髪で直撃を免れた私たちは、来た道を全速で戻り始めた。背後から砕けた海水が道を走って追い掛けて来る。防波堤に次々と打ち付ける高波は、私と妹の逃げ道を塞ぎ、行き先どころか命までも無くそうとしてるかに思えた。

色々な出来事が一度に起きた。
私も、妹も、想像もしていなかったような、非日常的な出来事が。

意識を失ったまま眠る母を見舞い、実家に戻った時、私と妹は、それぞれ今の状況に言いようのない不安と死に対する漠とした恐怖を抱えていたのだと思う。いつもとは違う出来事の連鎖に、二人とも心細さと頼りなさでいっぱいになっていた。


私と妹は、ほの暗い居間に寄り添って座ったままでいた。
今の私の気持ちを解るのは多分この世で妹だけだろう…そして、今の妹の気持ちが解る奴はこの私しか居ないだろう。
そんなことを思っていた。

私の右肩に乗っていた妹の頭がフッと離れた。顔を右に向けると右腕越しに私を見上げるように見つめる妹と目が合った。
妹は小柄で華奢な身体つきの為、年齢よりも幼く見える。容貌も色白で其なりに整ってはいると思っていたのだが、改めて見つめると驚くほど睫毛が濃くて長い。目も大きいと思うが黒目勝ちなドングリ眼だ。
これほど近くで妹から真っ直ぐ見つめられたコトは初めてだ。吸い込まれそうな瞳をしている。

私も妹も無言のまま、見つめ合っていた。
右腕を少し妹の背中にずらすと顔が近づいた。
妹は見つめていた黒く大きな瞳を静かに睫毛で隠していった。
私は妹の額に唇でそっと触れた。

妹の右手が私の左腕から左肩へ沿って移動して、私の唇は妹の額から瞼に、睫毛から頬に、唇へと触れる。
妹の唇が弛み、私の唇と重なり合った。

弛んだ唇から互いの舌が絡み合う。

今の私を一番解っている人と抱き合っている心地好さと安心感。
触れてはイケナイ人と求め合っている後ろめたさと罪悪感。
かつて経験したことのない異常な興奮が私を支配していく。
肌に感じる温もりの心地好さは後ろめたさを追いやり、唇を交わしている快感は罪の意識で増幅され、分別や良識という防波堤を軽々と踏み越える。そうして堕ちていく感覚。
理性が麻痺し本能に身を委ね初めて味わえる快楽。

そっと目を開くと、色白な妹の頬は薄い桜色に染まっている。妹の小さな背中に廻した右腕は華奢な腰を交い抱いていく。これまで知っているどの女より艶っぽく淫靡で在りながら堪らなく可愛いらしい仕種を見せる妹が、私の腕の中で身を摩り寄せて来る。

妹の唇の柔らかく少しヒンヤリとした感触も、絡まり合う舌の動きも、混じり合った唾液の味も、風呂上がりの香りも、仄かに感じられる肌の温もりも、頭が痺れるような気持ち好さである。

どのくらいの時間、妹と唇を貪り合っていただろう。私も妹も息が荒くなっていた。

私は、舌を絡ませたまま、150センチちょっとの小柄な妹を抱き寄せ、抱え、抱き上げた。妹はトロンとした目で私を見つめ、また長い睫毛を閉じる。
私はキスしたまま抱き上げた妹と居間から続く両親の寝室へ向かった。
クイーンサイズのベットにそっと妹を横たえる。
妹の両腕は私の首に廻され、唇を重ねたままである。

今は言葉を交わしてはイケナイ…

多分、私と妹は暗黙の内にそう感じていたと思う。
居間の弱い灯りが漏れて来るだけの薄暗い寝室に、二人の息遣いだけが聞こえていた。

私は既に痛いほど勃起していた。

再び舌を絡ませながら左腕を妹の頭の下に廻し、私は妹の右側に半身で身体を横たえる。
妹がパジャマ代わりに着ているロンT から剥き出しになっていた白い脚に右手を這わす。
パンティに指をかけると、妹は少し腰を浮かせてくれた。右手と右足を遣い妹の脚からパンティを抜く。

初めて触れる妹の股間。しっとりと柔らかく掌に収まってしまう陰毛。
妹の長い睫毛が痙攣しているように細かく震える。

指を下に這わすと妹の其処も既にトロトロに蕩けていた。

右手だけで自分のハーフパンツと下着をずり下ろし、妹の両脚の間に膝を入れる。自分でも驚くほどに怒張し脈動している。

左腕を頭の下から抜いて、肘で自分の上体を支え、そっと唇を離した。
妹はゆっくりと瞼を開く。
妹と見つめ合いながら、私は自分でも記憶にない大きさに怒張しているモノに右手を添えた。
私も濡れている。
ゆっくりと妹のトロトロに蕩けている股間に当てがい、そっと上下に沿わせた。

深く長い息遣いに胸を上下させながら妹は瞳を閉じた。
ヌルリという感じで私の先端が妹の中に呑み込まれた。
妹が「あっ…」と小さく声を漏らす。

充分に蕩けて柔らかな熱い肉壁は、同時に私の先端を締め付けるような窮屈さも持っている。
初めてセックスを体験する女を相手しているように、妹の顔を見つめながら、ゆっくり、そおっと、腰を進めた。
妹の睫毛が揺れ息遣いが速くなる。

温かく柔らかいところを私のカタチに押し拡げるように少しずつ妹の奥へと這入る。妹は呼吸を荒くしながら、ギュッと眼を瞑っている。
妹が華奢な身体を震わせる度に、ジュワッと熱いものに包まれる感覚を味わいながらゆっくりと進む。
妹の柔らかく温かい肉壁の奥で私の先端は熱く固い場所に突き当る。
当たったと思った刹那、妹の中の私はムニュムニュと更にしっかり抱き締められながら全体が吸い込まれるような感覚に襲われ、私の先端は妹の奥深くでもっと狭い肉壁を押し開こうとした。

不意に妹の両脚が私の腰を掻き抱くよう廻された。
ギュッと密着する。
強烈な射精感が沸き上がって来た。

「あぁ…、お兄ちゃぁん!」
言葉を発すのと同時に、妹の小柄な身体からは想像も着かない強い力で背中が弓なりに反り、私のモノをより深い奥に強く押し当てながら、全身をビクビク、ビクン、ビクンと震わせた。

華奢な妹を貫いていた私は、快感が背中を電気のように駆けた。
ドブァッ、ドビュッ、ドピュドピュドピュっと、妹の中に大量の精子を何度も何度も放った。

力の抜けた妹の小さな身体の中で、精子を放ったはずの私のモノだけが未だに硬かった。

初めてだった。
挿れただけでイッてしまったコトも、ドクドクと何度も繰り返しこれほど長く射精したコトも、射精したにもかかわらず勃起したままでいるコトも。

腰から下がひとつに溶け合ってしまったような感覚。
これほど気持ち好いセックスは経験したことがなかった。

仄暗いベットの上で、私はモゾモゾと身を捩りながら自分が着ていたものを脱いだ。
私に貫かれたまま横たわっている妹を抱き起こし、妹のロンT を脱がせた。上気した顔の妹が初めて見せる表情で私を見つめている。
私は胡座を組んで座り、妹の小さな背中を左腕で支えるようにして向き合わせた。
大きくはないが、形の良い乳房。薄暗い明かりの中で妹の素肌は白く浮かぶ。少し汗をかいた妹の肌がしっとりと私の肌に吸い付いて来る。

私たち兄妹は、両親の使っていたベットの上で、交合したまま生まれてきた時の姿になって抱き合い、再び口づけを交わした。


翌朝。

「お兄ちゃん、朝ご飯だよぉ!」

妹の声に起こされて私は目を醒ました。
返事をして、のそのそと脱ぎ捨てた服を着て、居間に向かった。テレビから台風のニュースが流れている。

「昨日の夜、ホテルの食堂の大きなガラスが波で割れて大変だったみたい。あの道のコトもやってたよ」

妹は、昨夜とは別のライトグレーの綿ワンピ姿だった。

「そうか」
「やっぱり何台も車が巻き込まれたみたい、ケガ人だけで、死者は出なかったみたいだけどね」
「うん」
半分、上の空だった。

テーブルに卵焼きと味噌汁と海苔とご飯が並ぶ。

「冷蔵庫を漁ってみた(笑)」
「ありがと…いただきます…」

なんとも居心地が良くない…いや、それは妹も同じだろう…それが解るだけに、自分の身の置き場に困っていた。

ふと目を上げると、正面に座る妹と目が合った。妹は片笑窪を浮かべて私を見つめる。

「どぉ?卵焼き?」
我が家の卵焼きは、牛乳と砂糖を混ぜてあり、半熟気味で甘い。
「美味い…」
「だよね。でも、不評なのよねぇ、甘い卵焼き…」
「…あぁ、だし巻き?」
「そそ、甘い卵焼きなんて子どもの食べ物なんだって…」
「俺、砂糖入れてる…」
「あたしも(笑)」
「そっか…」
「うん。」
甘い卵焼きを食べ、馴染みの味の汁をすすり、ご飯を食べ終えた。

「美味かった…ごちそうさま…」
「あたし片付けるから、お兄ちゃん、シャワーでも浴びて…」
「あ、… ぅん … 」
「流石に、そのままだと、ちょっと顔出し難いでしょ?(笑)」
「… ぅん … 」

「お兄ちゃん?後悔してるの?」

「 …… ぃゃ… 」

「なら、過ぎたコトで悩んでも時間の無駄遣いだよ(笑)」

不思議と後悔する気持ちはなかったのだが、妹の言葉と笑顔に救われた気分になったコトも紛れもない事実であった。
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