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2018/08/31 11:39:34 (Wd2LMWay)
私は今年で50歳。
子供はもう成人している。
私と父との子だ。幸いにも障害も無く元気に育った。
ここの存在を知り、吐露したくなり書き込みします。
おばさんの経験ですが。

小さな頃から父が好きで、反抗期も無く大人になり想いは「恋」になっていた。母は中二の時に離婚してる。
「感謝が無くなるとこんなもんだな。冷たい夫婦の末路だ」と話していたのを覚えてる。
私は父についた。母も私の想いは知っていた。時々、私に敵意の目を向けていた。
出て行く母は「学費の事も考えれば、お父さんの方がいい。あとは二人で仲良くやんなさい」と。
子供心は「大好きな父を独り占め出来る」嬉しさだけだった。
ぽっちゃりお腹だけど優しい父だった。
拙い料理を「世界で一番美味しい」と言ってくれた。
お小遣いを貯めてプレゼントしたネクタイは「一生の宝物だ」と
擦り切れるまで毎日してくれた。

そんな私でも大学の時に付き合った彼がいた。
少し惹かれていた。何となく父に似ている気がした。
経験もした。けど、別れた。やっぱり父への想いがどこかで出てきた。「違うんだな」と考え私から別れを告げた。
それから私は父のみを想う事にした。
父もそれを知っていた。だが、それ以上は何も起きなかった。
21歳。我慢出来なくなった。父に想いを告げた。
「とうとう口に出しちゃったなぁ…」とポツリ。
「親子だぞ、未来は無いんだ!」
「彼を探しなさい」
「いや!絶対にいや!お父さん以外抱かれたくない!」
このやり取りを何度繰り返したか。
半年経って父が折れた。私の想いが強いことに驚いてた。
私は本懐を遂げた。
父の愛撫は私を狂わせた。父の髪の毛を掴み、体が何度も震えた。
挿入された時、頭は真っ白だった。身体が溶けるようだった。
奥に刺さる父のペニスが感度を高めてた。
避妊は必ずした。お掃除も自らした。
「そこまでいいよ」
「ううん、したいの…させて」
布団には私から行った。父から来ることは無かった。
そして、私は子供が欲しいと頼んだ。
「それだけはダメだ!」と強く言われた。
「俺たちの背徳の人生を子供にも背負わせるのか?」
「障害が出るかもしれない」
「父親のいないのは可哀想だ」
父は先を見ていた。私は単純に感情に従ってた。
ここでもずっと衝突した。
「欲しい!」
「ダメだ」
ラチがあかない。
そこで私は卑劣な方法に出た。ゴムに亀裂を入れた。
付けてあげる時に爪で引っ掻いた。毎回毎回と。
ある時、果てたあとに抜くとゴムが破れたペニスを見て悟ってた。
怒られはしなかった。
「オマエ、やったな…」と呆れてた。
「ごめんなさい、どうしても欲しかったから」
「はぁ~…」と大きくついたため息は諦めたように見えた。
その後は様子を見るために回数を減らした。
3ヶ月後、見事に妊娠した。
「とにかく、やる事が沢山ある。俺たちは子供がなるべく苦しまないようにしなきゃならん。墓場まで持ってく嘘も必要になるぞ、それでもいいのか?」
「はい、覚悟してます」
今でも短絡的だ、と思う。父は色々なことを考えて、動いてくれた。もちろん、墓場行きの嘘もある。
一番は父親の問題だ。戸籍上どうするか?だった。
もちろん、私の子として登録するつもりだった。
だが、父は驚く方法を提案してきた。
今でこそ、ネットで探せるのだろうが当時は大変だったろうと思う。
いわゆる男性と同性愛者との偽装結婚だ。
これは男性側も喜んでいた。世間体が保てて、誰も疑わないからだ。簡単な式で済ませ、たまに顔合わせる程度のものにした。
だが、三年後予想外の出来事が起きた。
男性が亡くなった。理由がどうもはっきりしない。
パートナーとのもつれのようだ。
これで、戸籍は結婚→死亡になった。
子供も順調に成長し、大学生になり家を出て一人暮らしになった。
家は郊外の平屋を建てた。
狭いが楽しい生活だ。
「また二人になったな…」父の言葉が響いてた。
「そうだね…また、楽しく暮らそうね」
そう思ってた。
ある日の買い物帰り。
父がリビングで倒れてた。心筋梗塞だ。もう手遅れだった。
泣いた。枯れるほど泣いた。
享年79歳。
とうとう一人になった。

そんなある日に一人の女性が訪ねてきた。
母だった。
引っ越して知らせてないのに?
「久しぶりね」
「何でわかったの?」
「世間て狭いわよね。昔の家の三軒隣の高畑さん、覚えてる?」
「…うん、あの角の家でしょ?」
「あそこの長男が、農業試験場に勤めてるんだって!」
そんなものが確かにあった。
「それで、何度かお父さんを見かけたって」
聞けばその家とは三味線の稽古で、繋がりがあるのだそうだ。
「亡くなったのね…」
「うん、突然だった」
「私も再婚してね。楽しくやってる」
「子供いるんでしょう?」
「まぁ…もう家は出てるけど」
「その子、お父さんとの子でしょ?」
ドキってした。
固まった。次の母からの言葉は意外だった。
「そんな気がしてたわ。あんた、昔からお父さんの事好きだったもんね」
「怒らないの…?」
「もう、そんな気も起きないわ。別れてから連絡してないしね。それに、私にも原因あるしね」
「原因て?」
「離婚よ。あれで別れてなければ、そんな事にはならないでしょ?
私も母親業を放棄したんだから、あなたにとやかく言えないわ」
「…そう言うとは思わなかった」
「子供連れって聞いて、すぐそう感じたわ。不思議なもんで嫌悪感とか起きないのよね。多分、許してんのかな?ハハッ」
「お母さんは幸せなの?」
「うん、上手くやってる。孫もいるしね」
「そっか…」
「ところで生活どうしてんの?」
「お父さんがかなり残してくれてたの。貯金も生命保険もかなり手厚く掛けてたから。子供の大学もなんとか出来てる」
「ふふっ、お父さんらしいわねぇ~」
「ねぇ、なんで別れたの?」
「う~ん、正直言うと、アンタかな…」
「えっ!アタシ?」
「あの家で、アンタとお父さんがいるんだけど、その中にアタシは居なかったのよね。物凄い蚊帳の外にいる気がしてね。耐えられなかったのよ。まぁ、そんなんだから育児放棄したの」
「そっか…結局、私は両親に迷惑かける存在でしかなかったのかな」
「まぁ、悔やんでも仕方ないわ。まだ50歳でしょ!これから、また新しい彼氏見つけなさい!」
「もう、そんな気もないわよ」
「72歳のアタシに負けんじゃないわよ」
母はもう別の人生を謳歌してるのが分かった。
「さて、帰るわ!」
玄関まで見送った。
「もう、これで会うのは最後よ。アタシが死んでもアンタが死んでも、葬式も来なくていい。それでいいよね?」
これが言いたくて来たのだ、と思った。
「うん、元気でね」
「アンタもね!」
やっぱり許してないじゃん。

これが一昨日の出来事だ。
最後に母は父の遺影に花を添えてくれた。



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3
投稿者:よし子
2018/08/31 15:44:34    (9C/DwTJ/)
レスありがとうございます。
これで良いのだと、思っています。

普通のはもっとドロドロになっても、死んでいてもおかしくないと
思いますので、それに比べたら幸せな方だと思います。
2
投稿者:(無名)
2018/08/31 12:38:00    (ytL6yPXp)
凄い話ですね 其れで良いのかな 複雑な気がしますが !!!!!
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