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2017/06/30 11:00:45 (8QNFc4II)

「今日は夏美さんのデビューで申し込みが多くなってしまって……1部と2部に分けての2部制ですよ!良かったですね」
驚く私をよそ目に、森さんは忙しそうに言いました。
「私は先にチェックインして部屋の準備をしますから、20分たったら〇階に上がって下さい。スイートルームのフロアはキーがないと入れませんから、そこから電話して下さいね」
そう言うと、私を残して行ってしまいました。

このまま帰りたい。
でも断るタイミングはもう遅いのだと言うことは分かっています。

指定された通りスイートルームに入ると、テーブルにはスパークリングワインやドリンク、グラスが並べられています。
「1部は4人、終わって休憩を挟んで2部は七時から5人です。特に今回はVIP会員の慣れた方も多くて、あと最年少の元気な若い子も来てくれますよ!」
「えっ? そんなに……」複数というのを勝手に3Pと思っていた私は、途端に怖気づいてしまいました。

「さぁ シャワーと歯磨きやウガイ薬も使って下さい。衣装は……何が着たいかな?セーラー服とかチャイナもいいかな?」
見ると超ミニのコスプレ衣装が並んでいます。
「背が高いから こんなの無理です。」
そう言うと、じゃバスローブをとりあえず着てと渡されました。

シャワーを終えると部屋には五十代の男性がもう来ていました。
「彼はSMショーにも出るドSの縄師ですよ!夏美さんにはコスプレより緊縛が似合う」
バスローブの上から赤い縄を通そうとする森さんを、縄師という男性は制しました。
「綺麗な肌をしてるから、直接縛りましょう」とバスローブを肩から思い切り広げ、胸を露出しました。

あっ と声をあげて思わず顔を背ける私。
「すごく綺麗なおっぱいだ。このおっぱいを突きだして縛りましょう」

着物の着付けのような手際の良さで、後ろ手に縛られていく。
身体は緊張で強ばって行くのがわかります。
「ホラ、ナツちゃん、リラックスしなきゃ! 綺麗な姿をみんなに見てもらうんですよ」
と、森さんは電マを私のおまんこに当て、スイッチを入れました。

声にならない悲鳴と、強制的な快感に襲われ、崩れそうになる膝。
2人に体を支えられ、ソファに膝を立てて座らされました。
森さんは私に目隠しをすると、鎖のついた首輪を付けました。
すると縄師が、彼女には首輪や目隠しは要らないでしょう。と外します。
そのままが すごく綺麗なんだから……
そう耳元で囁くと、私の顎を掴み、上を向かせ言いました。
「目を背けないで、これから男性の目を一人ずつちゃんと見つめて、この人に抱かれるんだって感じるんですよ」

揃った男性がシャワーを終えて部屋にはいってきました。
「新人人妻のナツさんです。今日はたくさん可愛がってあげて下さい。ナツさんもご挨拶して!」
男性からは拍手と、キレイ、可愛いと声が上がります。
「ナツです。よろしくお願いします……」
縄師の男性がその時間のリード役でした。
「それではみなさん、挨拶代わりに挿入してあげて下さい」

いきなり?と抗議しようにも あっという間に囲まれ 若い男性が私の横に座り、肩を抱きました。
「大丈夫、キレイだよ」
筆を持った男性が乳首を撫で、クリトリスを指で探りだしました。
「もう濡れてるじゃないですか」
目を固くつむり、顔を背ける私を、若い男性が励ますように肩を抱いてくれます。

緊張と後悔とで思わず涙が溢れそうになるのを、その男性が大丈夫、大丈夫、すごくいいよと囁いてくれます。その優しさに甘えそうになった側から、縄師の男性が、まずユウヤ君 入れてあげて、と声を掛けました。
甘い気持ちはすぐさま裏切られ、ユウヤ君はためらうこともなく、私の脚をさらに持ち上げ、奥まで貫きました。
優しかったその若い男性に、真っ先に犯される……。
「あー スゴイ温かい~ 押し返してくる」くったくのない声。
抱きしめられるのも、キスも愛撫もなしに挿入され、貫かれる。
自分がただの道具になったような、屈辱と情けなさでいっぱいになります。

「おお~すごくエロいですね。乳首までこんなに硬くして」
森さんだけはスーツ姿のまま、ニヤニヤ見下ろしながら、私の乳首を思い切りつまみます。
「痛い・・・やめて」
「でもいいんでしょう?」というと思い切り噛みついてきました。
耐え切れずに、んん~と声を漏らすと、
「ナツさんのような大人の女性が、こうやって我慢できずに漏らす声ってたまらないですね」
すると周りも
「若い子はギャンギャン鳴いて うるさいんですよね。」と笑います。
痛みに耐えていると、涙とともにどんどん濡れてきて、突かれるたびにいやらしい音が聞こえています。 痛くて嫌なのになぜ・・・。
「次、いいですか」ユウヤ君に後ろから声がかかると交代なのか、次の男性が硬くなったペニスを押し込んできました。
「ああっ」軽くイってしまった私に、
「ダメでしょう。イクときは教えないと!」と縄師が口の中に指をいれ、弄んできました。
縄ごと持ち上げられ、そのまま立ち上がらせると、今度は後ろから違う男性が入ってきます。
もう私の身体にはすでに快感がひろがっていました。
「背が高いから、立ちバックが最高ですよ!」 
「ほら、お口があいてる」と縄師がペニスを口にねじ入れてきます。
「ちゃんと舌も動かして舐めるんだ!」

思えば、女子高から女子大に進み、会社でも友人の中でも、いつもリーダーとして人の上に立つことが多かった私。
人から命令されたり、手荒く扱われた経験などなかったのです。
そのショックと、屈辱と情けなさで、自分がどんどんか弱い女になっていくようでした。
いつもきれいで正しい優等生でいなくてはいけない。
そんな風に、自分にも厳しく生きてきていたのに。
男性に身体で支配され、弄ばれている。
その男性たちは、明るく楽しげで、時々軽口などもかわしています。

「いいですね!彼女。自分で応募してきたんですか?」
と向こうのソファから声が聞こえてきました。
「ナツさんは僕がスカウトしたんですよ!いいでしょう。うちのエステティシャンが、とにかく憧れてて、触ると気持ちいい肌をしてて、ナツさんの担当になるとドキドキすると言ってたんで、どんな人かと思って。カルテを見ると全身とアンダーヘアの脱毛もしてるし、スタイルもいい。女性が憧れるのはこんなタイプかと思ってね~。今度は彼女でレズプレイと乱交を企画しようかと思ってますよ!」と笑う森さんの声が聞こえてきました。
最初から狙われていたんだ、その手口にまんまとはまってしまった。
しかも身体はまるで商品のようになってしまった・・・。
ショックを受けた私は、なげやりになっていたのかもしれません。

「見てくださいよ~。次の人に交代しようとしたのに、ナツさん、こんなに脚をからめて離してくれないんです(笑)」
いつのまにか、我を忘れて、夢中に快楽を求めている私がいました。

つづく
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