2013/08/11 22:23:17
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翌日、夏織からメールが届く。
『うぅ~ 痒い~。剃った痕がチクチクする~。』
『剃っちゃうと、痒くなっちゃうんだね。ずっと続けてると慣れるのかな?』
『今日来られるんだよね?交流会。途中でこっそり抜け出しちゃう?直接触って、痒いの治めてくれる?』
身体が熱くなる。血の流れが急激に早くなるのを感じる。
仕事が手につかない。何をしていても気になって仕方がない。
夜が待ち遠しい。
前の夜に感じた、微かな恐怖心はどこかに消えてしまっていた。
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仕事を終え、車を現場に走らせる。夏の終わり、まだあたりは明るい。
現場に到着。いくつもの個性的な車が並び、その奥にいくつかのグループが。
その中に、夏織はいた。
少しゆったりしたボーダーのTシャツに、クラッシュデニムのショートパンツ。ベルトサンダルの隙間から見える真っ赤なペディキュア。
夏織と目が合う。
夏織は少し微笑むと軽く会釈。
それだけ。
その後も、自分が期待していた事は何も起こらない。
時間が過ぎ、夏織は軽く挨拶をし、いつものように他のメンバーよりも早めにその場を立ち去った。
夏織からの積極的なアプローチもなかった。
その後、しばらく経ち、解散。
片づけを済ませ。自分も家路につく。
しばらく走ると、携帯のランプと振動がメールの着信を知らせる。
『もうみんな解散した? 今… どんな気分?寂しい?』
夏織からのメール。
『今、****のコンビニの駐車場だよ。一度家に帰れば、ある程度の時間なら外出できるけど…。 ***はどうしたい?』
夏織は決して自分からは言わない。
必ず相手に言わせる。
『会いたい』と。
『分かった。一度家に戻って、歩いて****のコンビニに行くから。』
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海岸沿いを西へ走り、小高い丘を抜け田舎道を走る。少し開けた道を走ると目的のコンビニがあった。
車を頭から突っ込み、駐車スペースに停める。
雑誌のコーナーで待っていた夏織は、こちらに気付き、店から出てくる。
手には買い物袋を提げている。
なぜか助手席には乗り込まず運転席側に回り込んでくる。コンコンとノック。
スポーツカーで車高も多少下げている。そのままでは夏織のおヘソの辺りしか見えない。
ウインドウを開け、顔を出し夏織を見上げる。夏織と目があう。
ね、何か気が付かない?
交流会で会った時と、なんら変わらない夏織の姿。戸惑う素振りを見せると
つまんないなぁ…
ガッカリした様な少し不機嫌そうな表情。こちらを見つめる。
ほら、よく見て。ここだよ。
夏織が指さした場所は、右足の付け根辺り。
ベルト部分のすぐ下から、縦に5㎝ほどショートパンツに軽いダメージ加工がされている。
分かりづらい?
縦に入った切れ目を指で軽く開いて中を見せた。
腰の辺り。普通なら下着の生地が見えてくるはずの場所。
見えているのは下着の生地ではなく、夏織の肌。
ねぇ… 分かる? 下には、何も履いてないんだよ。
驚き、顔を上げ、夏織に視線を戻すと、満足そうにニッコリと笑い助手席に乗り込んでくる。助手席の夏織は、運転席に身を乗り出して話し始める。
今日一日、ドキドキして過ごせたけど、姿勢を変えたりすると、食い込んじゃって、擦れてヒリヒリしてくるんだよ。
このヒリヒリ、***なら、鎮めてくれるよね…?
お互いの顔の距離が近い。店の中からは丸見えの状態。
耐えきれなくなり、ギアをバックに入れる。
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駐車場を出て、夏織に指示される通り車を走らせる。10分ほど走り町中を抜けると、急に辺りはさみしくなる。
田舎ではよくある光景。街灯も少なく、ポツンと置かれた自動販売機にたくさんの虫が集まる。
不意に夏織が手を取る。
シフトノブの添えていた左手は、夏織に導かれるままに、ショートパンツから伸びる太股の上にあてがわれる。
は…ぁ…
軽い吐息が微かに聞こえる。柔らかい肌がまとわりつくような感覚。手を離すことができない。
ねえ…。どんな気分? ドキドキしてる?
ただ、うなずく。いきなりの出来事に、呼吸が荒くなりうまく声が出ない。
ふふ クルマ…ぶつけないようにね
あっ、そこ!! 右に入って。
慌てて左手をシフトノブへ、ギアを変え、脇道に入る。左右をたくさんの木が生い茂る、上り坂をはしる。
5分ほど走ると行き止まりに、少し開けた場所。車を回すスペースも充分ある。
ここで…ね…。
助手席に顔を向けると、月明りでうっすらと夏織の表情がうかがえる。
こちらをジッと見つめている。
ゆっくりと夏織の腕が伸びてくる。
後頭部に手を回されそのまま引き寄せられる。
誘われるように、そのまま身体を乗りだし、助手席の夏織に覆いかぶさるような体勢で、唇を重ねる。
絡みつく舌。
ざらざらとした感触が口の中に広がり呼吸が荒くなる。
夏織の吐息が鼻先をくすぐる。
どのくらいの時間が経ったのか分からない。
夏織の腕は、しっかりと絡みついたまま、離そうとしない。
お互いゆっくりと離れる。名残惜しそうに夏織の舌が伸びる。
やっと解放された時、お互いの唇は、月明りできらきら光る唾液で繋がっていた。
ん…
うっとりとした表情で、こちらを見つめる夏織。
微かに笑みを浮かべると、夏織の右手の掌がやさしく目を覆う。視界が失われる。
ジッとしてて。そのまま動いちゃダメだよ…。 ね…? んっ…。
ゴソゴソという音。そして、口元に何かが触れる。
くち… 少し開いて…
素直に従う。ゆっくりと口の中に入って来たのは、夏織の指。
ねっとりとした蜜を纏った、夏織の指。
どう…? どんな味? 夏織の味だよ… 昨日はアタシが自分で自分の舐めたから… 今日は***がアタシの舐めて…。
身体の芯が、痺れるような感覚。
くちの中に差し込まれた夏織の指が、舌の上をなぞる様に、ゆっくりと前後に動く。
***の舌。あったかいね…。
くちに差し込んだ指を、ゆっくりと抜いていく夏織。
美味しかった? 忘れないでね、アタシの味…。
その一瞬、夏織の見せた表情は、どことなく悲しげな表情だった。
軽くため息をつき、ゆっくりと上着を捲りあげる。淡い紫のストラップレスのブラ。
ねぇ、外して…
夏織が小さな身体を弓なりにそらせ、胸を突き出してくる。背中に空いたシートとの隙間に手を回す。
顔のすぐ前には小さな膨らみ。ホックを外す。それまで夏織の胸を包んでいたブラが緩み、ストンと落ちる。
小さな乳首。初めて見る夏織の胸。乳輪は薄くあまり目立たない。
ねぇ… 小さい胸は嫌い…? ***は大きい方が好き?
そう言いながら、夏織は姿勢を変え、頭に腕を回してくる。口元と乳首の距離が近くなる。舌を伸ばせば届きそうな距離。
夏織が頭を引き寄せる。抱きかかえるように、頭を自分の胸に押し当てる。
口元が夏織の胸の突起に触れる。軽く唇を開き、小さな突起をそっと包む。しばらくそのまま。
急に息苦しくなる。夏織が腕に力をいれ、胸に押しつける。
ねぇっ… もう知ってるよね? アタシの身体の事、どんな風にされたいか… もう… 分かってるよね
その言葉に従い、小さなそれを軽く吸い上げ、歯を立てる。少しずつ力をかけ、硬くなった突起をゆっくりと潰していく。
刺激が強くなるのに比例して、夏織の身体の反応も激しくなる。
ん…はぁ… はっ… は…ぁっ
夏織の呼吸が荒くなる。吐息が耳元をくすぐる。
無我夢中で、夏織の望む行為を続ける。
運転席から、助手席にいる夏織に対して、身を乗り出しての行為。徐々に体勢にも無理が出てくる。
身体を支えていた右手が、シートから滑り落ち、体勢が崩れる。夏織の突起をがっちりと歯で挟んだままの状態で。
い…っ!!!!
夏織が悲鳴を上げる。我に返り、夏織の姿を見る。
大丈夫。ちょっと驚いただけだから…。少し痛かったけど、平気だから…。ね… 続き…。
助手席の夏織は、こちらに身体を向け、両手を開いて待っている。
体勢を直し、左手でずり下がっていた夏織の上着を捲り上げ、夏織の胸に顔を沈める。
夏織は両手で頭を包み込み、再び自分の胸に引き寄せる。
気にしないで… もっと強くしても… 大丈夫だから…。 ね… 意味… 分かるよね…?
頭の上から響いてくる夏織の言葉、捲りあげられたTシャツから、微かに感じる汗の匂い。
理性がゆっくりと溶けていく感覚。頭の中の善悪のリミットが、夏織によって取り除かれていくような。
唇に挟まれ、僅かに震える突起。再び歯を立て、時間をかけ焦らすようにゆっくりと潰していく。
くぅ…ぅ… い…。
夏織は頭にしがみついたまま、身体を小刻みにブルブルと震わせる。突起を挟んだ歯の力は緩めない。
あっ… はぁ…ぁ…っ!!
夏織の声もだんだん高くなっていく。頭の中に夏織の声が響く、意識が朦朧としてくる。
もう、力の加減も分からない。
硬くなった夏織の突起をすり潰すかのように、挟んだ上下の歯を、左右にずらすように動かす。
夏織の身体が大きく跳ね、抱えた頭に爪を立ててくる。
いっ!!!! …た…ぃ!! ちょ…っ… やりす…ぎ ってば… も…ぅ いっ!!!
右手でショートパンツのベルトを掴みそのまま引き上げる。
ひっ!! く…ぅ…んっ 潰れちゃ…う クリ潰れちゃう…ぉ
右手の力を抜き夏織の下半身を解放する。
それは、ほんの一瞬だけ。
すぐさま力を込め、目いっぱい引き上げる。
くうぅぅっ!! ひいいぃぃっ!!!
声にならないような悲鳴をあげる、
さっきまで開いていた両足は、ぴったりと閉じられ、全身が硬直したかのように硬くなり、ブルブルと震えている。
夏織の胸と下半身を解放する、全身の力が抜けたかのように、ゆっくりと身体がシートに沈んでいく。
ぐったりと放りだされた太ももが、小刻みにピクピクと痙攣する。
はっ… ふぅ…っ は…ぁっ はあぁ…
苦しそうに肩で息をしながら、夏織はうっすらと涙を浮かべ虚ろな目で、天井を見つめる。
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ゆっくりと時間をかけ、高ぶった気持ちを落ち着かせる。
恐る恐る、助手席を見る。
夏織はこちらに背を向け、外を見ている。ポツリと呟く。
痛かった 凄く…。 まだヒリヒリしてるよ。
改めて、自分の行為に冷や汗が噴き出る。
ゆっくりと夏織がドアを開け、車を降りる。
月明りに照らされる夏織の姿。ほんの少し、もぞもぞと動いた後、振り向きゆっくりと手招きする。
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