そのお相手の名前を見掛けるだけで、存在を思い出すだけで、発情してしまう方が私には居ます。
癖とバックボーンがお互いにとてもよく似ていて、内臓まで融け合うような交尾を毎回しています。
湿り気のある滑らかな肌、まるで性器のように尖り私の口内を犯す舌、脳みそを溶かすような卑猥な言葉。
五感で「ああ、私はこの人の牡には敵わない。」と感じさせられる。
洗っていない牡臭い、パンパンに腫れた太い肉棒。私の大好きな肉棒。
愛しさが溢れて喉奥、胃液がでそうなくらいに深く、呑み込みます。
社会的には違う。
でも交わる事が当たり前のような牡に出会うことができて、私は牝冥利に尽きます。
何回も別れようとしましたが、つがいですのでまた当たり前のように交尾をします。
まるで二人は液体で。
一緒に気持ちよくならないと満足できないから、どちらの体か、どちらの性器か分からなくなるくらいに融け合います。
肉棒を受け入れ、快楽に狂う私を見つめてくれる瞳がたまらないから。
私もアナルに指を入れて同じように切なさに狂うパートナーを同じ目で見つめます。
えすとえむ、おすとめす、いれるといれられる。
自分を辞めるということは、0を一人から削ぎ落とすことではなく二人でも出来る事なのだと思いました。
蛇のように絡み合い、犬のように舌を出し、はしたなく淫らに堕ちていく。