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自己愛と自虐趣味

投稿者:ゆず ◆OBkGOpE5yM
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2017/05/20 09:51:24 (USPGNd5D)
僕が本格的に女装を始めたのは高校生の時。
ツイッターのタイムラインに流れてきた、やたらフォロワーの多い女装娘の画像を見て『これくらいだったら僕が女装した方が…』と思ったのが切っ掛け。

「これくらいだったら僕の方が可愛くなりそうじゃない?」

化粧のやり方なんて知らない僕は、ツイッターの画像を姉ちゃんに見せながらたずていた。
思惑通り、姉ちゃんは僕に化粧を施してくれた。
ただし、計算外だったのは、化粧した僕の画像を、姉ちゃんが自分のツイッターに投稿してしまった事だ。

「ヤバッ、凄い事になってんだけど」

翌日の夕方、僕の女装を投稿した姉ちゃんのツイートは、けっこうな数のいいねがついていた。
まだ『いいね』じゃなくて『お気に入り』だった頃だけど。

それに気をよくした姉ちゃんは、僕の女装に協力すると言うより、僕の女装アカウントを作り、フォロワーを増やす事に躍起になり始めた。

結果的に、僕は何の苦労もせず、ウィックや衣装を含む女装道具と、けっこうな数のフォロワーを短期間で手に入れる事ができた。

今より、女装アカウントと言うか、ツイッターの日本人ユーザー自体が少なかった頃だって事もあるけど、僕はかなりいい気になっていたし、自分の女装を自画自賛していた。
いまだに、当時の画像をNAVERまとめなんかで目にする事があるから、たぶん客観的に見てもなかなかだと思う。

習い事と塾で、子供の頃から自由がなかったし、学校でも地味で目立たない方だった反動か、女装アカウントでツイッターをやってる時だけは、別人になれたようで楽しかった。

自画自賛と言うより、僕は女装した自分に恋してる節もある。
いつしか、僕のオナニーのオカズは、女装した自分の姿になっていた。

元々、僕はSMに興味があって、女性が責められてる動画でオナニーしていて、いつかは女性を自分好みの性奴隷に調教したいと考えていた。

女性を調教したいと言うS性をもちながら、面と向かって女性と話す事も出来なかった僕が、自分の女装姿でオナニーするくらい、自分の女装姿を好きになったんだ。この後のことは必然だったのかもしれない。

鏡の中でオナニーしてる女装娘を、自分好みの性奴隷に調教してやろうと言う、ちょっと危ない性癖を抱くようになっていた。
こうして僕は、誰かに調教されたいと言うM的な思考ではなく、女装した自分を調教したいと言う極めてS的な思考でM性を開花させていく。

自分を調教すると決めた日、僕は首から下の毛を全部剃った。
脚の毛はツイッターの為に、普段から姉ちゃんの脱毛器で処理してたから、正確には脇とチンポの毛を剃った。

最初に始めたのがアナルと乳首の開発だった。
何が正しいかわからない中、ひたすらネットで調べながら開発を進めた。
鏡の中の女装娘を、アナルか乳首でイカせる事が出来ないまま、無駄に知識ばかり豊富な頭でっかちになって、大した効果もない開発用のオモチャが増えていった。

浣腸して限界まで我慢している時に、すました顔で自撮りしてツイートしたり、下半身裸でアナルにバイブを入れたまま、上半身だけをツイートしたりしていた。

そんな画像に、何も知らない人達が当たり障りのないコメントをくれることが面白かった。
でも、すぐに飽きた僕は、鏡の中の女装娘に、もっと過激な要求をするようになる。

吸盤のついたディルドを鏡に着けた後、そのディルドに自分の精子をかける。
自分の精子でドロドロになったディルドをフェラする鏡の中の女装娘と見つめ合いながらオナニーする。

最初はディルドに精子をかけた時点で賢者タイムになって、自分の精子を舐めるなんて到底出来なかった。
何度も失敗して、その度に罰をかすようになった。

1ヶ月のオナ禁をしたり。
体育がある日に、女用のパンツを穿いて学校に行き、クラスの皆にバレないように着替えたり。
夜中に女装して家を脱け出して、近所のコンビニでコンドームを買ったり。

最早、罰なのかなんなのか解らない罰をかして、自分の精子がついたディルドをフェラする鏡の中の女装娘と見つめ合いながらオナニーする事が当たり前になっていった。

勉強やスポーツと同じで、それまで出来なかった事が出来るようになっていくのが快感になっていた。
鏡の中の女装娘が、どんどん変態になっていく過程を客観視しながら、支配欲が満たされていた。

同時に、僕は更なる刺激を求めていた。
鏡の中の女装娘を調教するなんて言っても、所詮はオナニーに過ぎないし、オナニーで得られる快感なんて知れてる。
自分で描いたシナリオじゃ結末を知ってる映画を観てるのと同じだ。

誰かと実際にプレイしたいと思うようになった。
風俗も考えたけど、当時の僕にそんな金なかったし、補導されて学校や親にバレるリスクを考えると、その選択肢は真っ先に消えた。

女装娘なんだから男とするべきだと思ったし、その方が苦痛だと考えて、僕は女装した自分を、他の男に貸し出す事にした。

早速、その手のサイトを調べて相手の男を募集した。
だけど、なかなかいい相手は見つからなかった。
自分を調教する為に、かなりの知識を得てしまっていたせいで、僕より知識のある相手に出会えなかった。

眠たい退屈なメールか、Sと傲慢を履き違えた間抜けなメールしかこなかった。
僕は調教を託す事を諦めた。

SMじゃなくていいから、男とセックスすることにした。
初めてだからと甘えて、見た目のいい男に的を絞って相手を探した。
結果、当時26歳の男とホテルに行く事になった。

最悪だった。
緊張してた僕に、凄く優しくしてくれたし、オナニーじゃ得られない快感はあった。
だけど、本来ゲイでもなんでもない、女が好きな僕にとって、男とキスしたり、チンポを舐めたりするのは、想像以上に苦痛だった。

吐きそうなくらい気持ち悪かったけど、僕が貸し出した女装娘が、苦痛に耐えてると客観視する事で、辛うじて最後まで乗りきった。

この男は頻繁にメールしてくるようになった。
正直、僕は男とセックスした事を後悔していた。
何日も何日も、長い賢者タイムが続いている気分で、ツイッターも見れなかった。

それでも暫くすると、僕は鏡の中の女装娘を、もっともっといたぶって苦しませたいと思うようになっていた。

ずっと無視してた男のメールを返して、会う約束をした。
長い賢者タイムに陥った罰として、相手の精子を飲むというノルマをかした。
本当に最悪だった。

終わった後、やっぱり後悔した。
それでも僕は、この男と何度もセックスした。
男のメールは必ず返して、誘われたら絶対に断らないよう、鏡の中の女装に命じていたんだ。

毎回、最悪な気分だった。
カッコいい相手でもこんな有り様だった僕は、見た目が最悪な相手だったらどうなるんだろうと考えるようになっていた。

そしてまた、僕はサイトで相手を募集した。
今度は見た目が好ましくない相手を選んだ。
よく肥えた体に、脂ぎった肌の中年の男だった。

僕の女装やパイパンのチンポに鼻息を荒くするこの男は、発する言葉の1つとっても、一々気持ち悪い男だった。
セックスも乱暴で雑で、自分の欲求を満たしたいだけに思えた。
本当に吐く寸前で耐えながらセックスしていた。

それでも、この男とセックスした事で、最初の男とのセックスが苦痛じゃなくなった気がする。

この2人の男との関係は、僕が高校を卒業して、進学の為に地元を離れるまで続けた。
絶対に誘いを断ってはいけない鏡の中の女装娘は、どちらか片方とセックスした足で、もう片方の男の所へ向かう事もよくあった。

男とのセックスにもだいぶ慣れて、アナルの感度も少しずつ上がってきていた僕は、地元を離れて独り暮らしを始めると、自己愛と自虐趣味が更にエスカレートしていく。
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5
投稿者:ゆう   sirotabi Mail
2017/05/23 01:21:11    (C3GhibcC)
自己愛と自虐、私も同じと思いながら読ませていただきました。

私も自分の女装姿でオナニーするほどのナルシストでした。
しかしナルシスト故に、性転換して女性になりたいと思った事はありませんし、他の男性に愛されたいと思った事もありません。

ただ、私の中のM性は、男なのに性的に受け身になりたいという願望を持っていました。
で、普通なら自分以外の男性にそう仕込まれる事で願望を満たすのでしょうが、元々ゲイではないので、自分をそこまで任せられる男性は見当たりません。
それで自分で自分自身を仕込む…いわゆる自虐に走りました。

私の場合は、ゆずさん程M性が強く無かったので、嫌々男性に自分を抱かせるような事は出来ませんでしたが、ペニスを使い物にならなくするため、貞操帯を使い、アナルと乳首の開発に勤しみました。
結果、アナルと乳首でしか快感が得られなくなってしまいました。
ペニスは今や単なる排泄器官でしかありません。

で、そこまで自分を堕とした結果、快感を得るためのアイテムのひとつとして「男性」を捉えられるようになりました。
そう思えるようになってから、男性に抱かれる事に対する嫌悪感は無くなってしまいました。
4
投稿者:ゆず ◆OBkGOpE5yM
2017/05/22 01:40:00    (0JbbkLTO)
yuuさん

コメントありがとうございます。
僕も女装した自分の姿に興奮してるんですよ。
ただ、僕はS性が強いので、女装した自分を理想的に悶えさせて興奮してるのです:)
3
投稿者:yuu   yuuko.koutan Mail
2017/05/21 13:09:40    (pax.mkgH)
読んでいてすごく興奮してしまいました。
あたしも似たタイプかもしれません。

あたしは女装した自分に興奮してしまします。
2
投稿者:ゆず ◆OBkGOpE5yM
2017/05/20 14:19:11    (USPGNd5D)
知り合いが一人も居ない、知らない土地での独り暮らし。
大学以外の時間の大半は女装で生活するようになっていた。
男の下着を全て捨てて、常に女用の下着で生活するようになった。

昼間に女装で外出するようになったのもこの頃から。
たまに男からナンパされる事もあった。
最初は無視してたけど、女装した自分を調教したい僕は、ナンパしてきた男には女装だということをカミングアウトするよう命じていた。

ほとんどの男が、ナンパを断る為の嘘だと疑ってきた。
もしくは、男をナンパしてしまった自分を必死に肯定するように、無駄にチャラけてみせて、その場を立ち去るかのどちらかだった。

大学に入って数ヵ月が経っていた。
それは同時に、女装した自分を調教するというオナニーだけの生活に戻ってからの期間でもある。

この頃の僕は、自縛にはまっていた。
ネットで調べながら、女装した自分にひたすら縄をかけていた。
服の下に亀甲縛りを施して大学に行くこともあった。

そんな時、ツイッターで互いにフォローしてた女装娘からDMが届いた。

『ゆずちゃんって○○大学?』※アカウント名は違うよ。

フォローしあっているだけで絡みもなかった相手からの突然のDMと、大学がバレていることに焦って、僕はDMを無視た。
その数日後、大学で一人の男に声をかけられた。
女装はしていなかったけど、雰囲気ですぐにわかった。

DMを送り付けてきた女装娘は、同じ大学に通う1つ歳上の男だった。
そしてこの女装娘とは、唯一女装の話ができる友達として仲良くなった。
よく2人で女装して遊びに行ったりした。

地元の田舎の高校と違って、都会の大学には色んな人がいた。
同性愛のサークルまであった。

この女装娘は完全な趣味女装で、凄く可愛い彼女がいたけど、僕達が通う大学がある街のゲイ事情や女装事情には凄く詳しかった。

ちょうど刺激を求めてた時期だ。
僕は女装娘に教えてもらった、発展公園に一人で行ってみた。
盛った奴らがあちこちでヤりまくってて、女装娘はもみくちゃにされる無法地帯。
そんなイメージに緊張してたけど、誰も居ない寂れたただの公園だった。

とりあえず公園を一周して、一番危険だと言われたトイレも覗いてみたけど、途中擦れ違ったのは、ウォーキング中の老夫婦一組だけだった。

それから何度か公園に足を運んだけど、相変わらす誰も居ない。
僕は公園のトイレで下着姿になってオナニーするようになっていた。
たまに公園のベンチでしたりもしたけど、結局、誰かに遭遇することもなく、公園でのオナニーに飽きていた。

そしてまた、僕はサイトで相手を募集していた。
一時間だけ投稿して、その間にメールしてきた男全員と会うと決めて。
20件近いメールがきて、現実的に会えない距離の男と、ちょっと何がしたいのか解らないメールを送ってきた男を除いた12人の男と、日をずらして会う約束をした。

久し振りに男とセックスして最悪な気分になった。
相変わらす、毎回、後悔しながらセックス行脚を続けた。
僕の精神が磨り減っていく気がした。
同時に、僕が好きな鏡の中の女装娘が、どんどん変態に堕ちていく様が凄く興奮した。

どの男も決まって、セックスした数日後に会いたいとメールしてきた。
糞みたいな男は、忘れたころにメールしてきて会いたいと言っては、セックスが終わったとたん服を着て帰るやつもいた。
僕は全ての男を相手していた。

その中の一人に、いつも僕の想像を越えてくる男がいた。
まめにメールをしてきては、女装娘を客観視しなくても、僕の中のM性を刺激してきた。
だけど、その男とのセックスは一番辛かった。

唾を飲まされたり、アナルや脚の指を舐めさせられていたし、必ず3~4回射精させられて、全て絞りとられてる気分だった。

そして一人一倍、独占欲と支配欲が強かった。
僕が他の男としてることがわかる度に、尻が真っ赤になるまで叩かれた。
目立つ所にキスマークをつけられたり、歯形が残るくらい噛まれたり、体中に自分の名前と卑猥な事を書かれたりした。

そんな状態でも、僕はメールがきた男とは会っていた。
恥ずかしかったけど、その姿を客観視する事にたまらない興奮を覚えていた。

たいていの男は、ひいてしまう。
最終的に僕にメールしてくる男は、その男を含めた4人になっていた。

僕が酷い仕打ちをうけるのを楽しむように、あえて証拠を残すよなことをする男。
張り合うように、僕に酷い仕打ちをしてくる男。
ただ純粋に、僕を心配しながらセックスする男。

独占欲と支配欲の強い男の仕打ちは、どんどんエスカレートしていった。
他の男とは会わないと言う誓約書まで書かされた。
もちろん、ツイッターのアカウントも勝手に削除された。

それでも僕は他の男とも会っていた。
その度に、男は僕を痛め付けてきた。
尿道を開発されたり、乳首にピアスを空けられたり、かなりハードなプレイを強いられていた。
数日間、監禁された事もあったし、荷物も服も取り上げられた素っ裸の状態で一晩、山に放置された事もあった。

でも一番酷いのは、そんな姿を客観視して興奮してる僕自信だったりする。

結局、4人との関係は僕が大学を卒業して、就職で別の街に引っ越してきた、この春まで約3年間続けた。
おかげで、彼女を作る暇もなく、童貞のままだけど、鏡の中の女装娘を、男とのセックスが好きな、アナルでもイケる変態に堕とす事ができた。
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