これは僕が高校一年生から卒業するまでの期間の話です。
まぁ単刀直入に言うと、いじめを目撃したのに、
助けられたのに出来なかったことへの後悔です。
被害を受けていたのは僕ではなく、
クラスの「みむら ほのか」という女の子。
いじめの主犯は「たけうち みさこ」(両者は偽名です)
ほのかはとても静かで、目立たないタイプの子でした。
僕は二人のことをよく知っていました。
何故なら二人とは小、中と学校が同じだったからです。
みさこが同じ高校に行くことは知っていましたが、
ほのかまで同じ高校に入るとは知らず気付いた時には驚きました。
高校生活が始まり半年が過ぎた辺りから、既にいじめは起こっていたと思います。
みさこは数名のグループを組んでほのかに嫌がらせをしてました。
当時まだ僕と交流があったみさこは僕に親しくしてくれました。
そんなある日のこと、僕の元に一つの動画が送られてきたんです。
動画を再生すると、見覚えのない倉庫のような場所が映り、
そこには全裸のほのかが立っていました。髪は乱れ、
辺りにはほのかのものと思われる衣服が散乱していました。
動画は手ブレがすごく、音声は複数の笑い声と、微かな泣き声のみ。
その地べたには吸盤タイプのディルドが設置されており、
「はよやれや」と怒ったトーンの声が入っていました。
その声は、動画を送ってきたみさこ本人のものでした。
罵声が聞こえる中。啜り泣く声が耳に残ります。
動画の中のほのかがゆっくり腰を落としていき、
徐々にそのディルドを挿入していく様子が4分強ありました。
動画は途中で切れましたが多分あの後もまだ酷いことをされたと思います。
動画を送ってきたみさこは、「竿役募集中ーww」と発言していました。
後日、僕は動画の話を学校でみさこに持ち掛けると、
やるのかやらないのか、とだけ聞かれました。
僕はただ、その場のノリでやると言ってしまったんです。
みさこは笑いながら、次の休みの日なと言いました。

当日、みさこと数人の女子が待ち合わせ場所に待機してました。
その中には、眼鏡をかけた地味な風貌の女子、ほのかも居ました。
僕は言われるがままみさこの後に続きました。
向かった先は動画にあった外れにある倉庫小屋でした。
到着すると、ほのかは誰に言われるでもなく衣服を脱ぎ始めました。
下着一枚になりながら目線を泳がせ次なる指示を待っているようでした。