天の差配か、いたずらか。
合唱クラブの大先輩から、OBOGクラブを結成するので、賛同者は発起人として登録して欲しいとの手紙が来ました。
続いて当時の顧問の先生から、同級会でのコーラスが好評だったとのうわさを聞いた。君の声はまだソプラノだとも聞いた。歳を取ると音域が下がるので、ソプラノは貴重だ。ぜひ参加するように。との手紙をいただきました。
夫は、クラス会に参加して以来、同窓の絆の大切さを、力説するようになっていました。
せっかくのお誘いだから、発起人として参加したら、と薦めてくれました。
当時の同級のクラブ仲間からもどうする、?と相談のメールが来ます。
でも、あの三人からはなしのつぶて。
夫の奨めもあり、参加だけOKとの返事を出しました。
すぐに発起人代表からメールがあり、同学年への連絡係に指名されてしまいました。
すぐに発起人、各学年連絡係が集まり、設立総会。
全体練習は月一回。もし発表会が開けるときは、さらに、各人は個人練習はもちろん、クラス単位、あるいはパート単位でも練習しておくこととなりました。
私たちのクラスからは、例の三人も含め八人が参加のメールをくれました。
すでに月一回の練習会は始まりましたが、毎回集まるメンバーは退職後のご老人と、一部の主婦。
やはり現役世代はなかなか集まれません。
それでもついに、クラスの、集まれる者だけでも集まろうという提案が出、二月に一回、集まることになりました。
集まる日を決めるのは、当然連絡係の私。
そして今度の日曜日、全員の都合が付き、集まることになりました。
もちろん、三人とだけに会いたいという気持ちはないわけではありません。
でも、そんなことをしては、快く参加を薦めてくれた夫に申し訳ありません。
でも、でも。
いいえ、未練は断ち切るべきです。
でも、ア太郎さんに聞いてみたい。
一回ぐらい、というのは、旦那のこととはわかっていました。
自分の事は棚に上げ、旦那の浮気は許したくない自分がいるのも事実です。
それで、ア太郎さんなら、一回だけなら、奥さんの浮気を許せるのか、それとも私のように、許したくないという気持ちもあるのか、お聞きしてみたかったのです。
身勝手な女の話で申し訳ありませんでした。
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