1年が過ぎ、先輩が卒業した後、隣には私が処女喪失を演出した女子大生が越してきました。
彼女の名は百合、華奢な体と幼そうな顔立ちはロリータ系美少女ですが、それは被虐マゾ用にお坊ちゃんの好みで私同様、先輩が手懐けた女子大生でした。
「よろしくお願いします。週末だけ二人であのマンションに行けば、平日は、エッチしたければ勝手にしてもいいそうです。」
「百合ちゃんは、俺とエッチしてもいいの?」
「だって、私が処女をあげた人だもの。大学では、恋人同士ってことにしませんか?」
こうして、私は百合と恋人として大学生活を過ごすことになりました。
お坊ちゃんは卒業後、大学院修士課程へ進み、マンションに留まりました。
2年生だった女子大生は3年生になり、お坊ちゃんのマンションで同棲を始めました。
彼女は美由紀さんと言って、モデルさんのようなプロポーションでキリリと凛々しいインテリ系の美人でした。
そんな美人が、お坊ちゃまに抱かれて喘ぎ、私の陰茎を縛り上げて苛め、百合にセーラー服、私に学ランを着せて、AVを撮影するなど、かなりの変態ぶりを発揮していました。
もちろん百合も麻縄で緊縛され、様々な淫具で責められていました。
百合はお坊ちゃんに上半身セーラー服を着せられて縄で縛られ、片足を吊るされ、陰核を吸引されて敏感に剥き出たところを責められ、華奢な体に縄を喰い込ませながら陶酔しきっていました。
そのすぐ傍らで、私は美由紀さんに陰茎を縛られ、睾丸をパンパンになるまで締め上げられて、射精を寸止めされながら焦らし地獄に喘いでいました。
たまにタイミングを誤って、私が射精してしまうと、肛門に膣用のバイブを突っ込まれて前立腺を責められて、強制的に勃起させられてしまいます。
徹底的に陰茎と陰嚢を苛め抜かれると、最後はお坊ちゃんの陰茎を肛門に受け入れ、男×男の倒錯した性行為が始まるのです。
一方、百合は美由紀さんと、女×女の淫らな性行為に酔い痴れたのです。
こうして、異常な興奮の中でより大きな快感を味わうと、恥ずかしいほど自分に性欲があることに気付き、この性欲を思い切り自由に解放する悦びに浸るのです。
異性から受ける理不尽な羞恥に快楽を感じる訳ではなく、同性でも同じなのです。
ムチ打ちなど痛みを伴うことに快楽を感じるわけではないのです。
性的な快感に酔い痴れる姿を見られて恥ずかしいはずなのに、それと同時に興奮している自分に更に羞恥心が加わり、どんどん快感が増してゆくのです。
性器を弄ばれて感じている恥ずかしさがあっても、更に求めてしまう自分に興奮するので、その弄ばれる行為が鞭で打たれるのと同じ効果なので、痛みを伴う必要が無いというのが、先輩、お坊ちゃんや美由紀さんの考えなのです。
被虐の悦びは、嗜虐に通じ、苛められたい欲望を備えていればこそ、苛める側のサービス精神が向上するから、SとMは同じ人間の中で共存するのだそうです。
だから、お坊ちゃんと美雪さんは、ふだんはおたがいがSになったり、Mになったりして性に戯れているようでした。
私と百合は同じ大学なので、キャンパス内では有名な仲良しカップルで通っていました。
仲良しすぎて、百合が1年でアパートを移って私の隣に越してきて、半同棲状態で毎晩セックスに励んでいるという噂が立ち、アパートの裏から覗きをする輩もたまにいました。
私も百合も変態ですが、キャンパスでの百合は小柄で可愛いロリ系女子大生でファンも多く、生贄性奴カップルの変態だとは誰も思っていませんでしたし、百合の体を自由にできる私を羨ましがっている者もいました。
「なあ、百合ちゃんとのセックス、隠し撮りして見せてよ。」
とか、
「こんど、カーテン少し開けてセックスしてるところ覗かせてよ。」
など、ふざけた奴もいれば、
「百合さんはなぜあなたのような男とお付き合いしているのですか?納得できません。」
などとマジで百合に惚れている奴もいたので、本性は絶対に知られてはマズイからアパートで変態行為は絶対にしないように心がけていました。
私と百合が3年生になると、お坊ちゃんは修士課程後期、美由紀さんは4年生で二人は学生生活最後とあって、次第に4人の乱交が始まりました。
今まで、私と美由紀さん、百合とお坊ちゃんがSMをして性器を苛めても、性器を交えることはありませんでした。
3年生になったら、坊ちゃんが、
「なあ美由紀、百合ちゃんのセーラー服二穴挿入、撮ってみない?」
この一言で、百合のアナル調教が始まりました。
そして7月、学ランの私に跨って、セーラー服の百合が騎乗位で腰を振る場面にお坊ちゃんが乱入し、百合の肛門に陰茎を挿し込みました。
仰向けの私が百合の膣に挿入していると、膣壁と腸壁を挟んでお坊ちゃんの陰茎が私の陰茎にぶつかり、妙な感じでした。
サンドイッチにされて二穴挿入の百合は、
「ンヒイィィィィィィィィ~~~」
と物凄い声で叫び、ガクガク痙攣しながら逝ってしまいました。
それをレンズ越しに見ていた美由紀さんは、
「何だか私だけ除け者になってる感じね。ねえ、ヒロ君と私、エッチしてもいい?」
お坊ちゃんは、一瞬ビックリしたようでしたが、
「彼に抱かれてみたいの?」
というと、
「ヒロ君に正常位で抱かれているとき、ヒロ君のアナルに入れてみたらどうかなって・・・」
百合がサンドイッチの後は、私がサンドイッチになるというのです。
コンドームをして、初めて美由紀さんの膣穴に挿入しました。
百合よりも深く柔らかな美由紀さんの膣に、私は百合よりも長持ちしそうな感じがしていましたが、その時、バックからお坊ちゃんの陰茎が私の肛門に挿しこまれ、陰茎と前立腺のその二所責めに、思わず、
「アァ~~~ン」
と喘いでしまった恥ずかしさが更に快感を誘発して、もう、遠慮なく膣の快感と肛門の快感に酔い痴れていました。
美由紀さんの膣がジュブジュブ音を立てると、私の肛門はニチャニチャ音を立て、両手で口を押えて驚きの表情で見やる百合の姿がまた恥図かしさに油を注ぎ、羞恥快楽にドクドクと射精してしまいました。
この時以来、私×美由紀さん、百合×お坊ちゃん、の組み合わせも出来上がり、更に、百合や美由紀さんの肛門へ私の陰茎が入ったり、最後にはお坊ちゃんのアナルバージンを私が頂きました。
お坊ちゃんと美由紀さんはそれぞれ卒業して東京を去り、私と百合が4年生で残りました。
性器悪戯、恥辱プレイ、陵辱調教で性感開発されて、悶絶調教で引き出された隠れていたM同士が残され、初めてS役を交代しながら玩具責めで凌辱快楽を与えあいました。お坊ちゃんからもらったバイブ、ローター、クリキャップを使って、夜な夜な変態行為に明け暮れた4年生でした。
アパートでは変態をしないと誓ったのはお坊ちゃんの卒業であっさり崩れ去り、部屋を訪ねてきた学友に性具を見つけられ、私と百合は変態カップルだと噂されました。
もう、開き直っと私と百合は、美由紀さんからもらったセーラー服を百合に着せてデートして、百合のあまりにも可愛いセーラー服姿に、コスプレエッチする本格的変態だと言われました。
そのくらいの変態評判を、
「そうだよ。百合があんまり可愛いからセーラー服着せて、JKプレイしてるよ。」
と平気で肯定することで、もっと深刻な変態を隠せると思ったのです。
私と百合が卒業するとき、寂しさで泣いてしまいました。
恋人同士を隠れ蓑に変態カップルをしていたつもりでしたが、お別れで、お互いを愛していたことに気付いたのです。
生贄で出会い、恋人同士のふりをして変態道に励み、体を重ねるうち愛が芽生えていたのです。
最後の夜、全ての淫具を処分して、引っ越し荷物を実家へ送り、二人でステーションホテルに部屋を取り、レストランで二人だけの送別会をして、夜、変態無しでセックスしました。
喉まで出かかった、アイシテル・・・グッとこらえて呑み込んで、心で愛を伝えて、寄り添って寝ました。
翌日、もう一度セックスして、お互いの汗と体液を拭いただけで、駅に向かい、それぞれの改札を抜けて振り返り、手を振って二度と振り返らずに車中の人となりました。
反対方向へ向かって走る新幹線、相対速度600km/hで一気に遠ざかる百合、今、どのあたりかなと思いを巡らし、二度と会うこともないであろう百合の思い出に浸っていました。
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