その日の夜の出来事は、翌朝になっても心や頭の中に
記憶の有る限り思い出せました。
主人とは、朝になり顔和を合わせましたが、いつもと同じ
素振でお互いが対応しました。そして、主人が単身先の
帰路に付き家を出てから数時間経ったでしょうか、私は
1人で、昨夜の事を改めて思い返しました。
一部記憶が無い部分も有りましたが、体は覚えているように
感じました。なぜだか体が重たく感じ前の日に運動でも
したかのような疲れと言うか、脱力感もあったと思います。
今日もまだ、一日休みで良かったと思った事を、思い出します。
夕月でしたが、主人から単身先の部屋に着いたと、一度
ラインが届きました。私は、テレビを観ながら主人が
買い残していた缶ビールを拝借しながら時間を過ごしていました。
たしか、そろそろお風呂にでも入ろうかと考えていた時だったと
思います。もうすっかり夜でした。(時間は忘れました)
主人からラインが届きました。その内容は
「寂しくなったら、使ってくれ。クローデットの下に
置いて来たから。」の伝言的な内容でした。
私は、寝室に向かいクローゼトの扉を開けました。
そこには、クローゼットの奥にリュックのカバンが有りました。
なぜか、ドキドキしながらリュックを取出し中を見ました。
透明なケースの箱が1個、そしてアイマスクと書かれた
紙の表紙のビニール袋の入れ物が1個。更に、全頭マスク書かれえた
表紙のケースも1個入っていました。
中から取り出し、自分の目で物の確認をしました。
昨夜、使われてだろう目隠し(アイマスク)、私を犯した
固い物体(リアル玩具)。使われた記憶はありませんでしたが、
黒い頭から被るマスクでした。マスクと言えばプロレスラーが
着用しているのは見たことがありましたが、それとは違っていました。
単純に黒のラバー製で目と口の部分だけが開いている物でした。
私は、透明のケースの箱からリアルな玩具を取り出しました。
自然と、昨夜の事が思い出され手に握りしめたいました。
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