源さんから誘われた返事の解答は数日かかりました。
冷静と言っていいのか分かりませんが、今までの出来事を
振り返っていました。そして、私は嫉妬心が強くなっていました。
そもそも私の妄想からでしたが、嫁が隠している秘密。
そして、いまだに隠し通している事にでした。
このまま私が何も言わなくても、また何かが起こるかもしれないと
思ったのでした。私は、普段の嫁の様子が知りたいと思いました。
ドラレコ、タブレット。そこで確認できた嫁の秘密（出来事）
ネット検索などで色んな知識や体験談、アダルト動画を見てきた私が
閃いたのは、室内の様子を確認できないか？でした。
防犯カメラなどの検索をしました。そして私が選んだのは
アダプタ－式の室内監視カメラでした。通販で購入しました。
届くのを待ちました。２個購入し、経費も数万かかりました。
私は直ぐにでも使いたく思い、突発の有休を申請して家に戻りました。
嫁は仕事で不在です。１個をリビングに有る照れ倍台テレビ台の
後ろのコンセントに差し込みました。２個目は、寝室にある
コンセントに差し込みました。説明書は先に確認していました。
ノートパソコンとタブレットで通信が出来るように設定しました。
一度、映り具合と機能所帯を確認し急いで単身先に戻りました。
単身先に戻ると、パソコンでモニタ監視を始めました。
事務服を着た嫁の姿がリビングモニターに映りました。
タブレットには寝室で着替える嫁も確認できました。
初めて嫁の生活状況を見たのですが、リビングのソファーニ座り
テレビを観ている嫁の姿しか観てとれませんでした。
そんなモニターを観ていたのですが、嫁からラインがきました。
確かに、携帯を手に持っているのが観て取れました。
「今日また、源さんから連絡がありました。まだ返事をしていないけど
一度、何って変じておけばいい？」
「もう１日返事を待ってもらうような話をしておいて。」
そんな無責任な返事しか出来ませんでした。
嫁とのラインも数回のやり取りで終わりました。
リビングから嫁の姿が消えました。数十分してリビングに
姿を現せました。風呂に入っていました。服装を見て分かりました。
髪もまだ濡れている様で、肩にタオルを掛けていました。
携帯を操作しているようでした。数分後、ラインらしき受信音が
聞こえました。数回、その繰り返しがありました。
誰とラインしてるんだ？源さん？寝室の明かりを消し
リビングから居なくなった嫁は寝室のカメラに映りました。
そして、相手が誰がったのかも分かりました。
今度は、携帯電話の着信が聞こえたのでした。
「もしもし、源さん。どうしたんですか？」
相手が何を嫁に話しているのかは流石に聞こえませんでした。
ただ、嫁がかえす言葉で推測はつきました。
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