風呂から出ても再び妄想と幻覚を見て興奮しました。
嫁は少し落ち着いたのか、リビングの椅子に座り
缶酎ハイをたしなんでいました。私は缶ビールを片手に
そんな嫁を見つめながらも妄想に更けていました。
私は興奮を押さえる事が出来ませんでした。
椅子に座っている嫁に後ろから抱き付きました。
「どうしたんですか？今日は？」そんな事を言われました。
「もう一度やりたい。」正直な気持ちを伝えました。
「今からまた。もう少し後にしよ。」そう言われてしまいました
一旦は引きさがりましたが、我慢すればするほど、なぜか
苦しくなりました。ビールを飲んで気を紛らわせました。
私は嫁の姿を見ているのに耐えられなくなり、もう一度風呂で
シャワーを浴びて気持ちを落ち着かせようとしました。
少しの間、頭らシャワーを浴びていると浴室の外から嫁の声がしました。
「健二さん。大丈夫？」
私は、「ああ大丈夫だ。」言い、シャワーを止め残っていた
湯船につかり目を閉じていました。すると浴室のドアの開く音で
目を開けると、嫁も裸になり入って来たのでした。
無言のまま軽くシャワーを浴びると、私の入ってる湯船に
嫁も入ってきました。私の前に背を向けてチョコンと座りました。
私の両手を掴むと、その腕を前に持って行き両手を繋ぎました。
そして嫁から聞いてきました。
「本当に、そんな事して欲しいの？」
「ごめんな。変だよな。本当にして欲しいかは自分でも分からないが
そんな事を考えてしまうのは本当なんだ。」私の思いを伝えました。
「もし真美が源さんに胸を触られたって言ったらどうする？
怒る？嫌いになる？」
「怒りもしないし、嫌いにもならないよ。やっぱり変だよな。」
「別に変だとかは思わない。けど、本当にそうなったら
どうなるのかって心配で。」
多分、嫁は既に起こってしまっている出来事を私に隠して確認して
いるのだろうと感じました。
そんな話をした後、何もないまま先に嫁が風呂から出ていきました。
私も暫くして風呂から出てリビングに行くと嫁の姿がありませんでした。
寝室の布団の中に居ました。私は残っていたビールを飲みほし
自分のベットに腰を降ろしました。
「健二さん。電気を消してもいい？」と、嫁が言って来ました。
私は言われるまま、リモコンで明かりを消しました。
嫁は布団から出ると私が腰を降ろしているベットの横に座ってきました。
頭を私の腕に乗せてきました。
「真美。どうしたらいい？」私に尋ねて来ました。
急な展開に私は返事を直ぐに返せないでいると、嫁がわしの手を
とりました。そして、その手を胸に持っていきました。
「真美の胸を源さんにこうやって触ってもらいたい？
どこまでならいいの？」そんな質問をしてきました。
「触られるまでなら。」私から出て来た台詞でした。
「真美も正直に言います。健二さんから色々言われる内に真美も
考えるようになった。けど、言われたから本当にそんな事を
考えたり思ったりしたら真美が変だと思われるんじゃないかって
心配してた。それに、そんな事になったら、触られるだけで
終わるんかなって不安がある。」
「そうなんだね。変だとは思わない。真美が思ている事を言ってくれる
方が俺は許せる。俺の勝手な妄想と言うか、欲望で真美を
巻き込んですまない。」
「謝らくなくていい。真美も同罪だから。」
それは、私に秘密にしている出来事への懺悔の気持ちも有るのでしょうか。
「健二さん。いいよ。真美に思ってること言って。」
私は、このタイミングを逃すとどうなるのか分からない思いが
一気に込み上げました。
※元投稿はこちら >>
削除
