チカさん、ごめんなさい!
ケイさんはそう謝りながら急いでアイマスクを外します。
あっ、目はすぐ開けないで薄目から!…徐々に慣らしてください。
そしてティッシュを姉に手渡します。
さっきまでとは打って変わって紳士的です。
まぶしっ…。姉は言われた通り薄目で周囲を見渡しています。
さっ腕を出してください。
次に両手の拘束を解き、ボールギャグとヘッドフォンも外してもらいます。
目が慣れてきた姉は僕の顔を見るや、も~、と照れながら布団に顔を伏せました。
そしてすぐ顔を持ち上げ、
いつから?ヤダー…もぅ…。
と少し不貞腐れた表情を浮かべます。
うん…。いつからというか最初から(笑)
えっ!? お弁当は??
ここでケイさんが種明かしをします。
僕を見てホッペを膨らます姉。
ごめん!でもちょー興奮しちゃつた。
と僕は姉を抱きしめます。
ホント?と言いながら僕を抱きしめ返し、股間ふきんをサワサワ。
まだ半立ち状態です。
さっきお姉ちゃんのこと見ながら出しちゃったの?
声でわかった(笑)
僕は頷きます。
あ、あの~。と申し訳なさそうに割って入ってくるケイさん。
マサさんはチカさんをお姉さんって呼んでるんですか?
さっきも今もお姉さんて。
そこでハッとしました。
さっき射精するときもお姉さと呼んでしまったのでした。
あはは、姉弟ですから。と僕。
あ、あぁ…なるほど。
私も昔、お母さんて呼んでたパートナーがいましたよ!
こう見えてマザコンだったので(笑)
ここで僕らも種明かしをします。
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