ドアチャイムが鳴ると、僕は玄関に行き鍵を開けます。
あ、どーもー、初めましてー。
改めましてケイです。
いらっしゃいませ!初めましてー。と僕も挨拶を返します。
写真で見たより若々しく、少し年上のお兄さん的な感じです。
服も若目ですが決して若作りではなく、センスが良い。それに笑顔が爽やかでした。
こちらどーぞ。僕は部屋に招き入れ、ソファの横にケイさん専用の荷物スペースを作りました。
ケイさんは、ありがとうございます、とカバンとコンビニ袋を置きます。
ではシャワールームはこちらなんでスッキリして来てください!
はい!感じのいい笑顔を見せるとバスルームに消えて行きました。
ベッドの姉を見ると顔まで布団をかぶっています。
来たよー。と小声で投げかけます。
すると布団から手がニョキリと出て手招きします。
近寄ると、
ヤバい緊張だよ〜…大丈夫かなぁ…と泣きそうな姉。
するとハッとした顔で起き上がりベッドを降ります。そして、ハンガーにかけてあったワンピースを着だすのでした。
そうか、ケイさんのためのワンピースだもんね…と。僕は激しく嫉妬します。
はいNTRスイッチが入りました(笑)
ワンピースを着た姉は、どうしよう?とオロオロです。
とりあえずソファに座って3人で飲みながら話そうよ。
姉はまだ残っていたストゼロをキュッと流し込み出しました。
バスルームのドアが開く音が聞こえると、姉の背筋が伸びます。そしてまたさらにストゼロをあおるのでした。
備え付けのガウンを着て出てきたケイさん。
照れながら姉に挨拶します。
はじめまして〜ケイです!
わーすごいお綺麗な方でビックリ!なんか緊張します(笑)
こ、こちらこそはじめまして…。
チカです。
姉は立ち上がり頭を下げます。
ちょ、手に飲みかけのストゼロ持って挨拶はなくない?(笑)
笑う2人。緊張した空気が和らぎます。
そのワンピース、とても似合ってますね。
まるで避暑地の軽井沢にいそうなひとづ…いや奥さまだ。私の好きなタイプ。
姉は照れながらクスリと笑い、
お上手なんですねー。
清楚な人妻が好きなんですか?
あ、あぁ…マサさんにお聞きしたんですね(笑)
ケイさんは少し気まずそうに苦笑いします。
あ、ケイさんも何か飲まれます?
私も買ってきたんですよ、とコンビニ袋からサワーを取り出します。
3人で乾杯した後、30分くらい談話をします。
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