結局終電には間に合わず、タクシーで帰ることになりました(笑)
姉の自宅まではタクシーでおおよそ30分。途中で僕を落としてもらいます。
積もる話はたくさんありますが、お互い無言のままシートにもたれます。
きっと姉も疲れ果てたことでしょう。
僕がソッと手を握ると、姉も握り返してくれました。
今日はありがとう。楽しかった。
僕がそうお礼を言うと、握る手に力を入れて返事を返す姉。
それにすごい感動した!
またー大袈裟ね~。
でも私も良かったよ。
良かった?何が??
ンフッ、いろいろよ(笑)
先ほどまでのドM姉は、すっかりいつも通りの姉に戻っています。少し寂しい気もしました。
だがそこがいい(2回目)。セックスしても普段の姉でいて欲しいのです。
そう言えばさ。
うん、何?
NTRの件だけど…進めていい?
さっきまでのことを考えると今する話ではないとも思いましたが、鉄は熱いうちに、そして女心は秋の空、とも言いますし。
気がかわらない内にいろいろ既成事実をば(笑)
うん。でもアンタは本当にいいの?
うん!お姉さんも興味あるんでしょ??
うふふ…そうねぇ。
でもアンタにあれ以上されたら本気で身体がもたないわ(笑)
僕はスマホを取り出し、ナンネを教えました。
ほら。こういうサイトがあってさ。
ここで他人棒を募集するんだよ。
へー、こんなマニアックなサイトがあるんだ?
そして「寝取られ動画」「寝取られ体験談」「近親相姦体験談」など、僕が巡回するコンテンツを見せていきます。
そして出会い掲示板に移動します。
例えばこんな掲示板で募集するんだよ。
どれどれ?と姉がスクロールしながら読み込んでいきます。
下は20代から上は60代まで、幅広い年齢性のNTR紳士たちが、妻を彼女を寝取ってください!と募集をかけてます。
えーっ、40代とかけっこういるのね…。
いるいる。いや、いるというか、先輩たちの年代くらいがむしろメインだよ。
先輩って(笑)
はぁ…あ!コレ!女性50代に対し立候補してる他人棒さん20代よっ!!
だってこうなると自分の母親くらいでしょ。
いや~ぜんぜんアリだよ。
他人棒さん側は、誰セックスするかより、その相手のパートナーを寝取るというシチュエーションに興奮するんだから。
そ、そうか…そういうことね。
まだまだ勉強が足りないわ。
そのサイト後で教えてよ、読んでおくから(笑)
お客さーん、この辺りでよろしいでしょうか~?
バックミラー越しに運転手さんと目が合います。
そのときになってようやく、ヤベ運転手さんにぜんぶ聞かれてた、と気がつきました(笑)
車を出る際、じゃまたね!と姉の口にキスをして下りました。
第一部 ~完~
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