「分かんない…」 「…まあいいや、2人は高橋コーチが来て、すぐに出てってたの?」 「しばらく4人でしゃべってたと思う」 「一成先輩は美瑠ちゃんの布団に入ってたって言ったな。お前と高橋コーチはどうしてたの?」 「高橋コーチはあたしの布団に入ってしゃべってた…」 「は?何で布団の中に入れるんだよ?」 「………」 「…その時、布団の中で何してた?ただしゃべってただけ?」 「……触られた」 「何処を?」 「……胸とか…」 「とか?…あそこも?」「…うん」 「うんって……抵抗しなかったの?」 「…手で押さえてたんだけど…美瑠ちゃん達に気付かれると思って…」
「美瑠ちゃん達は気づいてなかったの?」 「…気づいてないと思う」 「美瑠ちゃんと一成先輩もHな事してたの?」 「…してないと思う」 「お前達だけか?」 「うん…」 「…キスは?された?」 「された…」 「…舌入れられた?」 「……うん」 「…服は?脱がされてたの?」 「……半分…脱がされてた」「なあ?知佳ちゃん達は本当に気付いてなかったの?すぐ横にいたんだろ?気付くだろ普通」 「…でも気付いてないと思う」 「…そう…で、美瑠ちゃん達はいつまで部屋にいたんだ?」 「…その時に出てった」 「…気をきかして出てったんじゃないの?…それとも最初から仕組まれてたとか?」 「……よく分かんない」 「2人はいつ戻って来た?…朝まで戻って来なかったとか?…」 「…覚えてない」 「なあ…隠さないでちゃんと言ってくれないか?よく分かんないよ」 「………」 「で…そこで高橋コーチが部屋にカギかけたと…それからどうなった?」「入れていい?って言われた…」 「…いきなり?…で?お前はなんて答えたの?」 「……いいよ…って」 「………なあ?…お前も高橋コーチも美瑠ちゃん達も俺の存在を完全に無視してないか? 俺達が付き合ってるのみんな知ってるよな?」 「…うん」 「…入れられたんだ」 「…してない」 「え?…だって入れていいって言われていいよって答えたんだろ?」 「うん…でもしてないの…」 「だって高橋コーチがお前とやったって言ってたって聞いたんだけど」 「…してない」 「じゃあ、カギ閉めて何してたんだよ?」
「…よく覚えてない」 「そんな話通じるかよ!」 「そこまで言ってるんだから認めろよ!最後までやってるだろ?」 「本当にしてないの…」 「もう中学の時の話だしさ、…ちゃんと説明して謝ってくれれば許すよ」 「…ごめんなさい…でも最後までしてないの」 「…お前何か隠してるな?…謝るならちゃんと説明してから謝ってくれよ」 「何も隠してないよ……」 「…俺と結婚してくれるって言ったよな?嘘だったのか?」 「嘘じゃないよ!」 「…ちゃんと言ってくれればお前がどんな事してても俺は受け入れるよ。 …でも嘘つかれたままじゃ一緒にはなれないよ」
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