つづげます。
先輩が風呂に入ってる間、
サキ『えっ、どうするの?俺君はどうするの?』
不安そうで質問してきた。
俺『どうしたい?嫌なことはしなくていいよ。NGなことある?』
サキからNGがいっぱいでてきた。
1.俺君に見られたくない。
2.電気は真っ暗にしてほしい。
3.キス、生フェラはNG
4.ゴムをつけてほしい。
サキと、話し合いをした。
まず、ゴムはもちろんつけてもらう。
キス、生フェラの件は先輩に伝えておくが、雰囲気、流れでサキが
オッケーと思えたらしてあげてほしい。
もし、サキが嫌なのに無理矢理するようであれば中止して逃げてきてよいということで納得してくれた。
しかし、1と2の件は恥ずかしがってなかなか首を縦に振ってくれなかった。
話しあった結果、電気は廊下も含めて全消灯、寝室には立ち入らないが、寝室入り口ドアはフルオープンしておくという約束で納得してくれた。
先輩が風呂から出てくると、サキがやっぱりもう一回シャワーしてきていい?と言った。シャワーに向かう時、俺にスウェットでもいい?また服着た方がいいと素っ気なく聞いてきた。
かなりの緊張の様子だった。
俺が先輩の方を向くと、やさしく、楽な方でいいよと言うと、じぁスウェットでと言いシャワーに向かった。
サキの、シャワーの間、先輩にNG行為の件を説明した。
もちろん心よく了承してくれた。
俺は先輩にアドバイスした。
サキが嫌なことはしないでください。でも、押しに弱くてかなりのMですよ!サキがオッケーしたら何でもいいですよと。
そして、サキも緊張してるから、2人のペースで始めて朝まで夫婦のように過ごしてください。俺は寝室に入れない約束なので廊下までわうろうろするけど、黒子なので気にしないで楽しんでください。
そのままリビングで寝ますのでと。
これはサキがシャワーの間に先輩ともしかしたらワンチャンスあるかもと話しあって決めた理由がある。それは後ほどわかると思います。
そして先輩を寝室に案内し、廊下と寝室の電気を消灯してみた。
遮光カーテンではないので、街頭の灯りで目が慣れれば廊下シルエットは見える感じだった。
じゃあ、先輩、サキをお願いしますと言い残し、1人リビングに戻った。
サキがリビングに戻ってきた。
いよいよだ。
一旦サキを座らせ、先輩にNGの件は伝えてあること、
基本、俺は寝室には入らないし、基本リビングで寝てるから、気にしないで2人のタイミングで楽しんでほしいこと。
朝はゆっくりでいいからそのまま2人で寝ていいよと。
大丈夫?と聞くと、『私の事嫌いにならへん?』と聞かれた。
俺は、むしろもっと愛おしくなり守ってあげたくたるよと、サキを抱きしめた。でもキスはしなかった。
じゃあ行こうかとサキを立たせて、『はい!これお願いしますって先輩に渡して』とコンドームを一箱渡した。
サキは『こんなにヤらへんし!』と、やっと緊張の顔から笑顔が戻った。
サキの背中を押して廊下まで連れて行き、じゃあおやすみ!と手を振った。サキは無言でこちらを一瞬だけ見てハニカミなが手を振り寝室に入っていった。
俺はリビングの電気も消して、廊下への扉も全開にして寝室の方を見つめていた。
10分くらいしても寝室の灯がきえなかったので、様子を見に行くと、2人でベッドに腰掛けて座って緊張しながらも楽しそうに話しをしていた。俺は『邪魔してゴメン』とリビングに戻った。
それから2.3分たった頃だろうか、寝室の電気がついに消えた。
俺は一瞬頭がまっしろになった。
いよいよ始まりるのだ。
つづく
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