昨日(月曜日)は昼過ぎ・・・14時15分ぐらいに妻から電話がかかって来ました。
私はコンビニでジャンプとヤンマガを読んでました。
近くだったコンビニが3ヶ月くらい前に店舗移転して、電動車椅子でさらに20分くらい遠くになったんです。
で、マンガ読んでると真由美から電話がかかって来ました。
『あなたコンビニ?』
妻も月曜日、火曜日(週プレ)、水曜日(少年マガジン)と週三日間はマンガを読んでるのはルーティーンで知ってるから、
『おう・・・マンガ読んでる。』
って言ったら、もう自宅に帰ってるとのこと。
『えっ?夕方じゃないの?』
って言ったら、三日間も私を自由にしたんだからおでんの材料買わせて帰って来ただって・・・。
朝、ラブホテルを出て、会社にN坂さんが予定ない(仕事のほとんどは息子の社長がやってる)から今日は出社しないことを伝えて、某大型スーパーに買い物、そのまま帰って来たらしい。
『でも、N坂さんのとこでおでん作ってんじゃないの?』
『うちで作って持って行くの?
とうせ遅くなるんだろ?俺の分を置いてくれてたら先に食べとくからゆっくりして帰れよ。』
ホントは思ってないのにこんな意地っ張りな天の邪鬼の言葉が口から出ました。
『もう今日は行かない・・・。
大根に味を染み込ませなきゃいけないし、あの人、おでんいらないってスネ夫になったし・・・』
どうやら、真由美が早く帰ると言ったらN坂さんがスネたらしい・・・。
『俺みたいに片意地張って嫌みを言うより、甘えて拗ねるN坂さんの方が可愛いだろ?
母性本能くすぐられて愛しくててまらないだろ?
ホントは一緒に居たいのはN坂さんだろ?
大根が染みてなくても俺は食えるから、今から行って抱き締めてあげれば?』
って言ってしまいました。
真由美はずっと
『行かない・・・』
って言ってましたが、私が嫉妬して言ってるのを理解してるので、
『あの人はあなたがそう言うのを待ってる・・・あなたがそう言って、私が戻って来るのを利用してる・・・。
あの人のそんなとこが嫌い・・・!』
って言ってました。
『お前もホントはN坂さんの所へ行きたいのに意地張ってるんじゃないのか?
行きたいなら行ってもいいんだよ。
夕方までと言わず明日まで特別に許してやるから・・・あっ!おでんは作っとけよ。』
『行かないから待ってる・・・』
って言ったんで、
『待ってるって・・・N坂さんが連れに(迎えに)来るのを待ってるの?
まるで、若い恋人同士が誰よりも愛してるのにお互いに意地の張り合いして謝れないみたいだな・・・』
とさらに意地悪く返します。
『後ちょっとでコンビニ出るけど、明日の朝のパン買って帰るから。』
『パンもちゃんと買ってるから買わなくていいよ。』
と言われ電話を切りました。
小さいペットボトルのココだけ買って、時速3,5Kmしか出ない電話車椅子でゆっくり帰宅します。
もしかしたらおでんと朝のパンをテーブルに置いて、真由美は愛する御主人様の元へ・・・その際、テーブルに置き手紙が有って、『やっぱり私は御主人様のことを愛しています。
今、心から愛しているのはあなたじゃなく、御主人様だと気付きました。
ごめんなさい。
もう戻りません・・・
これからは一生、御主人様と生きていきます。
さよなら・・・。』
って、真由美が消えてたりして・・・
それも仕方ないなぁ・・・
そんなことも勝手に頭で妄想しながらココアを啜りながら帰って来ました。
帰っても真由美の居ない(勝手な妄想)家に入り難くて庭の池で金魚たちを眺めていました。
もう、今月から金魚も来春まで冬眠させて世話ができないのです。
真由美が居ない寂しさを金魚の世話で、独りで気を紛らわせることができないのです。
勝手にN坂さんに嫉妬して被害妄想ですわ・・・
風呂に柚子のバブ入れて温まるかぁ・・・
裏口に回ってボイラーの灯油の残量を確認します。
独りだと灯油も減らないな・・・
すると、突然、勝手口のドアが開き、真由美が顔を出しました。
『オオッ!・・・びっくりしたぁ・・・キャーーァァ...Σ(槌ω槌ノ)ノ』
『なにしてんの?』
『風呂入ろうと思って灯油見てた・・・』
『灯油ない?』
『あるよ・・・まだ・・・』
真由美の問いにぎこちない返事をします。
『もう風呂に入るの?』
『うん・・・お前、N坂さんの所へ行って今日は帰らないと思って・・・野球(巨人戦中継)もないし・・・おでん食べてすぐ寝ようと思って・・・』
『だから、行かないって・・・寒いから早く入るよ!』
まず、一安心。
マジで真由美がN坂さんの所へ行ってたら完全に真由美はN坂さんを愛してる証拠です。
旦那の私よりN坂さんの方が気になって(心配)N坂さんを選んだということですから。
幸い、不倫ドラマのようにはなりませんでした。
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