私は引っ越し先を探しました。
なんとか自分でも出来そうな転職探しもしました。
準備は私の判断で進めました。引っ越しは急でしたが
今年の2月1日に決定。再就職先は、2月の中旬。今まで
住んでいた借家は3月末までとしました。理由は沙織への
最後のご褒美と私も内心望んでいた事を実行するためでした。
転居先は他県を選んだのでＡさん、Ｂさんとも再会する確率は
低いと考えていました。選択肢はＡかＢと初めは考えました。
Ａさんは年齢も含め少しは私も知っています。Ｂさんについては
何も知りません。後から知った事は、年齢ぐらいでした。
沙織はこんな年齢でも受け入れるのかと思いました。64歳です。
多分ですが沙織が求めている願望と性癖にの一致でしょう。
年内は欲望や理性をお互いに抑えあう事にする約束でした。
先にＡさんとの関係。最後にＢさんと連絡をとり考えることにしました。
しかし、どちらが約束を破ったでは無いと思いますが突然にそれは
起こりました。起こしたのかもです。どうしても制御が出来ないダメ夫婦
の証でもあります。年末になり忘年会のシーズンでした。
追い打ちを掛けるように私は各取引会社へ訪問。1日だけ家を留守にする
事になりました。二人で決めたばかりの約束でした。気を引き締め
留守にしたつもりでした。しかし、その週末は嫁の職場の忘年会でした。
あろう事かＡさんと遭遇。今回は私が不在であることはＡさんも知りませんでした。
難なく早めに帰宅した嫁からも「今、帰ったから」と連絡がありました。
私は気を抜いてしまいました。私もホテルに着き少し眠りについていました。
嫁からの連絡でした。「Ａさんから連絡が来た。少しでいいから会えないかって。」
「俺が留守の事知らないよな？」「留守って知らないみたいだけど、車が無いから
まだ帰っていないと思ったみたい。」私は悩みましたが、家の前ならいいよと伝えました。
Ａさんが家の前まで来ての会話でした。少しして「Ａさんも帰ったよ」と
報告がありました。確かに一度は帰ったみたいでした。
私は安心して爆睡していました。携帯の音で目が覚めましたが、時間はまだ朝の5時前だったです。
嫁からのラインでした。なんと携帯を見ると何件もラインと電話が掛っていました。
そして私が目を覚ましたラインを先に読むと「今、戻りました」でした。
まだ未読の連絡を後になりましたが読みました。
嫁はＡさんにかまを掛けられたようでした。本当はご主人今日は居ないよね。
本当なら今からでいいから一緒に飲んでくれ。そう誘われていました。
私に連絡をしても連絡がつかないまま、嫁が必死で閉じていた欲望の蓋を解放させられて
いました。後から聞いたのですが、強引でもなく「いいならいつでも玄関を開けているから
家に来てくれないか」という誘いでした。それは私も帰宅後にＡさんとのやり取りを
確認して事実の様でした。私は、嫁に返信しました「もしかしてＡさんと？」
その短い言葉でも嫁には通じました。そりて嫁からは「はい」
私にも通じました。嫁を責める気持ちは湧きませんでした。
帰宅してもＡさんと顔を合わせても平常心を装う事だけを考えました。
私は予定外の出来事に道教はしました。しかし、予定が早くなったと考えるようにしました。
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