Uは酔ったのか?と聞いてきて、飲み過ぎだろと笑っていました。僕が、彼女と付き合ってると言うと、はじめは何言ってるのみたいな空気でした。付き合ってるのを知っているツレがこいつら本当に付き合ってて、と言うと静まり返って、テレビから小さく喘ぐ声と腰を打ち付ける音が響いていました。みんな固まってしまっていると、画面の中で声がして、男が入ってきたのがわかりました。それが僕には誰なのかもわかりました。中学の時一緒だったUの仲間でSとKでした。そこでまた吐いてしまい、Uは慌てて動画をストップさせ、ゴメン全然知らなかった、本当に申し訳ない、ゴメンと謝るばかりだった。BDとSDカードを渡され、信用できないだろうから、お前が処分してくれ、ダビングしたのも全部回収してお前に送るし、携帯の動画も削除させるからと言われました。気がすむように殴ってもらっていいし、その他気がすむようになんでも言ってくれと言われました。その時は怒りとかは全くなくて、絶望感と興奮と混乱だけでした。その後はよく覚えていないけど、歩きで家まで帰りました。彼女に連絡も出来ず、明け方部屋で思い出していました。渡されたBDが気になって仕方がなくて、捨てる前にどうしても1度見てみたい気持ちが抑えられませんでした。あの後彼女がどうなったのか、3人にどんなことをされたのか、心配や嫉妬以上に興奮が抑えられなくなっていました。自分の癖が目覚めてしまったのを実感することになりました。でもそれを見て、彼女に何があったのかを知って、更に絶望と嫉妬と興奮を感じることになりました。
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