【⑤モラルの壁】
彼氏を円満に排除したのち、
恋愛相談でのよき理解者となった僕は、
フリーになったみいちゃんと急接近し、
毎日のように性嗜好の話しをするようになりました。
みいちゃんは、ただの下着見られ好きな、言いなりになるM女というだけに留まらず、
アダルトアニメ好きなオタクで、弄られ願望、コスプレイメプ願望、見られたい願望、辱しめられ願望、言葉責め願望、調教願望、SM願望などを心に隠し持っていることがわかりました。
僕としても容姿ともに好みのど真ん中で、
もはやヤるだけではなく、みいちゃんの願望を叶え、自分も満足し独占したいと思いました。
でも、簡単には行かない事情がありました。僕が妻子持ちであると言う事です。
みいちゃんは、不倫を極端に嫌悪していました。姉が既婚者に棄てられた体験をしていたからです。
みいちゃんは、好きな人だけにしか身体を許さないタイプで、その点において意思やバリアーは非常に硬い。
そこに、一線までは越えられないぶ厚い壁がありました。
僕が次の彼になって、将来まで責任を取るくらいの意志を持たないと落とせない城でした。
それでも僕は、どうしてもみいちゃんのハメ撮り動画を残したかったので、決意しました。
セフレが成立しないとわかった僕は、「離婚を考えているから付き合おう」と話しました。高いリスクです。
でも、その内適当な時に理由をつけて別れたらいいと思っていました。
本心では離婚なんて冗談じゃない。二人目の子作り中でした。
でもみいちゃんは、その言葉を信じました・・・
2月に入ってすぐのことです。
2月11日、同僚の結婚式に僕もみいちゃんも参加しました。
二次会まで出たあと、二人で別の場所へ移動しました。
ラブホです。
事前に調べて選んだそこは、コスプレ衣装をレンタル出来、拘束器具を備えた、壁・天井が鏡になった調教ルームでした。
そこで、お互いの性癖を遺憾なく発揮し、
初めてて結ばれました。
ハンディカメラ2台をセットし、動画撮影されている中で・・・
⑤おわり
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