彼女の部屋の、ピンクのカーテンが揺れました。 開か無いものの、人の気配がします。 ふと、外を眺めた気がしました。
視線の先、映画館の前に、どう見ても18未満の少年が立って居ました。 当時のアイドル、○一平の様な少年が、券売所のおばちゃんを見て、ドギマギしているのが見えました。 (あいつ [○活]が見たいのかな?)、代わりに(入場券)を買ってやりたくなりました。
その時です。
アパートの階段から、あの日と同じ、ボンテージとミニスカートの奈恵が、ローヒールを響かせて降りて来ました。 小走りに、少年の方に駆けて行きます。 僕の前を通り過ぎましたが、気付いて居無い様です。
「ぼ~く~っ? うん! そう! 君っ! ボカシ無いの お姉ちゃんが 見せたるよって (^ω^) 」 奈恵が、あの日の僕に言ったのと、100%同じ口調で少年を勧誘しています。 奈恵の笑い声と、少年の小声のやり取りの後、二人は腕を組んで歩き始めました。
折角、彼女のアパートまで見付けたというのに、見知らぬ少年と、アバンチュールを始めてしまいました。 頭の中で、奈恵はずっと僕の彼女にだったので、目の前で突然起きた出来事に、納得するのは無理な話で、今起きている事にブレーキを駆けたくて、二人の後を追いました。
(あの ガキも 奈恵のマ○コを見てしまうのか? ・僕の様に 大人しく触るだけで 済むのか? ・それ以上してしまうのか! ・気に入られて セックスまで!?)、嫉妬混じりな感情が昂ぶりました。
(今 ハンカチ 返しに行きたい)、なんとか二人を引き離したく思いました。
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