僕が奈恵に試したかった事のその三は、奈恵を外に晒す事でした。 ラブホ[ダ○ディ]の5,6階の部屋は、カーテンが閉められて居ても、中の様子を伺い知る事が出来る場所が有る事を、僕は知っていました。
ラブホとは距離を空けている筈の某○民病院の屋上からは、部屋内での人の仕草や、している行為の内容が、まるで映っているかの様に、鮮明に判ってしまいます。
カーテンが開いていれば、詳細まで覗く事が出来きてしまいます。 オペラグラスでも有れば、目の前で起きて居るが如く、手に取る様に、内側の様子が覗けてしまいます。
高校の時に、友人が盲腸で入院し、見舞いの途中に「屋上 楽しいで、、」と聞き、(○民病院の屋上の、何が楽しいのか?)と思いながらも、(暇潰しにでも、)と登った屋上で、ボケッと外を見ていたら、「兄ーちゃん あそこ 見えるか?」 パジャマ姿の長期入院らしき患者に顎で指され、(なんだょ~ぅるせぇなぁ~、せっかく楽しい事探してんのに!)と思いながら、向いの建物の窓を見ると、人の影が見えました。
(・・で 何? んっ?) 「何が? 何処?」 振り返って聞こうとすると、知らぬ間に長期入院患者らしき姿は消えていました。
(御著繰られたのか!?)、馬鹿らしくなり、屋上から降りようとすると、向かいの窓から逆に、此方を見る人が居るのに気が付きました。
( !! ) 「おい おい!」 裸の女が此方を見て居ます。
窓越しに景色を見ている様ですが、明らかに裸です。 陰毛の型まで解りました。 「何だ!? 一体!?」 顔から太腿まで、窓枠を額縁の様にした、女のヌードが浮かび上がりました。
日曜日の昼間の話しでした。 キャ○デーズの歌の様に、僕の影と僕も動けなくなりました。
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