潤子がホステスとして店を手伝い始めてから1ヶ月が過ぎましたが、やはり夜のお店で女性の力は偉大で客も楽しんでいました。
潤子も元ホステスですから夜の商売のコツは掴んでおり、接客や会話も男心も理解して常にミニスカートを着用していました。
潤子の脚線美は客に好評で、商売としては嬉しいのですが、夫としては少々複雑でした。
そんなある日の月曜日に新規客が来店しました。週の初めで雨も降っており、閉店1時間前の0時で客が途絶えていました。
「あれ?もう終わりですか?」
「あと1時間ほど開いております。」
「それじゃ・・1~2杯飲ませてもらおうかな・・」
40半ば位でハンサムな中年紳士でした。
オーダーされたカクテルを作った後、接客はカウンター席で隣に座らせ潤子に任せました。
その客は三好と名乗り、見た目と違って口が達者で潤子を口説いてきました。
「潤子さんて・・言うんだ・・美人だね・・彼氏いるの?」
「アハハ・・ご想像にお任せします。」
「足も綺麗だね・・」
潤子のミニから伸びた太ももに視線を落とした瞬間、三好の右手がカウンターの下に
消えました。カウンター内にいる私からは2人の胸元から下が見えないのですが、多分、潤子の太股を触ってたのでしょう。
10秒位して「お客さん。サービスはこれで終わりですよ。」と潤子が言いながら、三好の手をカウンターに戻しました。
「マスターあのワインは?」
年代物の高級ワインで、1杯2万円で提供しているのでサラリーマン中心の私の店ではオーダーするお客がいなくて、飾りのような状態でした。
「そのワイン頼むよ。潤子ちゃんにも。」
「2杯で4万円になりますが・・」
「大丈夫だよ。この店、カードOKでしょう?」
私は心の中でガッツポーズでした。
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