哺乳類の尿(特にヒトの尿)の場合、
約98%が水であり、
タンパク質の代謝で生じた尿素を約2%含む。
その他、微量の塩素、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン酸などの
イオン、クレアチニン、尿酸、アンモニア、
ホルモンを含む。
閉経した女性の場合は、
女性ホルモンも含む。
短時間に大量に水を摂取した場合は、100%水である場合もある。
色はおおむね黄色で、
水分が不足している時はオレンジ色になり、
短時間に大量に水を摂取して成分が100%水となった場合は
無色となる。
肝臓での代謝物ビリルビンが代謝され
ウロビリノーゲンを経て最終的な代謝物である
黄色のウロビリンが排出されたときや
ビタミンB2(リボフラビン)が排出されたときも
黄色となる(リボフラビン以外のビタミンそのものは無色)。
一般的に汚いものと思われがちだが、
血液をろ過して造られるため、
腎臓が健康な場合は排泄までは無菌である。
排泄してから時間が経つと、
尿の中の尿素が外部から侵入した細菌によって分解され、
アンモニアが発生し悪臭を放つ。
また、排泄直後の尿は空気を含んで泡立つことも多いが、
大抵はすぐに消える。
しかし、あまりにも泡立ちが激しい場合は、
蛋白尿や糖尿病である可能性が高い。
健康な状態の尿は弱酸性である。
代謝物は水分より比重が重いので
黄色または褐色成分は時間が経つにつれて沈殿する。
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