1月1日、休みで のんびり寝てると 昼前に婆さん(まだ五十代なので オバサンかな)から 電話が有りました。
「どうしたの? おいでよ!」
「まだ寝てた!(笑)‥御客さんは来ないの?」
「大体 午前中に来たから 大丈夫よ(笑) 私も正月から出て歩け無いしね(笑)」
「だって オジサンが居るだろ!」
「もう大分酔ってるから(笑)‥大丈夫ょ…」
「じゃ‥今から 行くよ‥」
「昨日の お酒 持って来るのよ!‥」
「こんにちは~」
オバサンが出て来て、
「アナタ~ アパートのタモツちゃんが 新年の挨拶に来たわよ~」
奥に向かって言ってました。
「入って 入って(笑)」
「御邪魔しま~す‥」
居間に入ると オジサンがコタツで 酒をのんでました。
「あっ タモツ君 いらっしゃい! 今年も宜しく!」
「明けましておめでとう御座います! 此方こそ宜しく御願いします!」
「アナタ タモツちゃんから お酒 貰ったわよ(笑)」
「おっ! 悪いな~(笑) こっち来て 一杯飲んでくれ!」
「そうよ! 料理なんて しないでしょ(笑) 座って座って(笑)」
「すいません‥頂きます」
仕事の事など 飲みながら話してると、オジサンの呂律が回ら無く成っていました!
「洗濯や 掃除も 大変だろう‥」
「俺が 仕事に出てる間に オバサンが遣ってくれるので 助かってます!」
「そうか!‥家の奴は‥それで 時々 家に居無い時が‥有るのか!(笑)‥まぁ‥家の奴に 遣らせといてくれ‥」
「すいません 御世話かけて」
「良いんだよ‥家の奴 暇だから(笑)‥」
「ちょっと アナタ 飲み過ぎよ! お酒 弱いんだから(笑)」
「ん‥うん‥」
「少し 奥で休んだら! ここは 私が相手するから!」
「そうだな‥少し 寝るか‥」
オバサンの肩を借り ヨロヨロ奥に行きました!
「タモツ君‥ゆっくりして行けよ‥」
「アナタ ほらっ しっかりして‥」
暫くして オバサンが戻って来ました。
「布団に寝かせたら 大イビキだったわ(笑)」
俺の脇に来て
「ほらっ タモツちゃん 飲んで‥」
と 酌してくれました。
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