出産時に会陰切開をしたか、会陰が裂ける出産だったかどうか。
会陰切開について説明すると…胎児の頭が産道をおりて来ると、腟の入り口（つまり胎児の出口）は徐々に薄く伸び、胎児の頭が出られるまでに広がってくる。ところが、出口である会陰の伸びが悪かったり、胎児の頭が大きかったりすると腟口からの皮膚が裂けてしまう。そうなると、裂けた傷の治りは困難で、もし傷が尿道口や肛門、直腸などに達していたら、産婦は後々の生活のトラブル（多くは痛みや引き連れ感）に悩まされることにもなる。
それを防ぐ為に会陰と呼ばれる腟と肛門の間の部分を人工的に切って胎児を出すのが会陰切開。
会陰は大きな血管や神経も少なく、切開するには比較的安全な位置だが、縫合後に傷口が感染症などを起して化膿し、うまく付かなかったり、切開した場所に神経があれば、縫合場所が引き連れる事で瞬時に激しい痛みが走る可能性がある。
しかし、書き込みを見ると…結婚前からとの事、出産前から性交時に痛みを伴っていたのなら、出産には関係無いと思われます。
腟の入り口ではなく、子宮や下腹部に痛みが走るなら、卵巣と子宮を結ぶ管が捻れる《卵巣茎捻転》という病気が考えられます。
性交を中断しなければならない痛みを悩んでいるより、早急に専門医への受信をお勧めします。