再会した元妻の黒アワビが物語ること-[夫婦のSEX・夫婦の営み

再会した元妻の黒アワビが物語ること

投稿者:元夫 ◆OagaRvXcDQ

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2022/06/23 21:45:54 (Z7l/k/Zt)

元妻と別れたのは22年前、俺33歳、元妻30歳、結婚6年で4歳の娘がいて、親権は元妻が持った。
離婚理由は、なぜか一緒にいるとお互いが疲れるようになったから。
娘が生まれる前は二人でいると癒されたのに、娘が生まれてからというもの、親子三人の空間が家族を崩壊させるほど険悪になった。
不思議なもので、元妻と二人になると、とてもいい雰囲気だった。
だから、俺が消えて元妻と娘に癒しの空間を譲った。

再会、というか、養育費があったから連絡は取れるようになっていたが、離婚以来初めて元妻に会ったのが6年前、娘が成人した時だった。
最後の養育費を振り込んだ後、会いたいと言われた。
俺49歳、元妻46歳、16年ぶりの再会は娘抜きの二人きり、雰囲気は癒しに包まれた。
俺にはセフレがいて性欲処理には事欠かなかったが、心から愛した元妻と二人きりになったら、どうしても抱きたくなった。
元妻も同じ気持ちなのか、俺を見る目がトロンとしていた。

16年ぶりに元妻の裸を見た。
「私達、年取ったわね…」
俺の赤黒い男根を見て、元妻は何を思っただろう。
そういう元妻の女陰も、まるで黒アワビのような黒ずんだヒダから、木の芽のようなクリが飛び出ていて、16年前とは明らかに佇まいが変わっていた。
何本の男根を咥えたんだろう…と思いつつ、ヒダを開くと、まるで霜降り肉のような具が淫蜜で濡れ光り、思わずむしゃぶりついてしまった。
昔は俺だけのものだった女陰だが、16年の間に明らかに使い古されているのが分かり、その嫉妬心からか、芸術的な感覚で暫し鑑賞してしまった。

待ちきれない元妻にフェラされて、生で入れた。
繋がって抱き合った瞬間、元夫婦の営みが蘇った。
腰の捻りの息が合い、夫婦だった頃のリズム感で愛し合った。
絡まる舌も、交換する唾液、揺れる乳房、16年前と変わらない愛の交合だった。
元夫婦でも今は他人、中には出せないから、抜いて元妻のお腹に射精した。
嬉しそうに微笑む元妻が可愛かった。

再会以降、俺と元妻はラインを交換して時折逢引するようになった。
元夫婦のセックスは、セフレとのセックスを遥かに凌ぐから、セフレとの関係が次第に疎遠となり、自然消滅した。
昨年元妻が閉経し、毎回中出しを楽しめるようになり、元夫婦のセックスが更に充実した。
しかし、黒アワビから逆流する精液を堪能する日々は、今年、終わった。
娘が結婚することになったのだが、娘はそのことを俺に伝えてくれるなと言ったそうだ。
どうやら、娘にとって俺は家族の安らぎの空間を乱す存在だとインプットされてしまっていたようで、養育費も終わった今、連絡は断ってほしいと言われたと元妻が俯いた。

「なあ、元々離婚して赤の他人なんだ。もう、会うのは止めて、連絡先も消そう。」
もし、俺の連絡先が元妻のスマホに残っているのを娘が見つけたら、そう思うと元妻の幸せを壊してしまいそうで怖かった。
元妻は、俯きながら、微かに頷いた。
「どうして私たちは、親子三人で暮らせなかったのかしら…せめて、理由を知りたい…」
そう言いながら、元妻はスマホを取り出した。
俺達は、お互いの連絡先を消して、そして最後のキスを交わして別れた。

「じゃあな。俺のことは心配いらないよ。ずっと一人でやってきたんだ。」
「うん…でも、悔しいよ…とても悔しい…でも、仕方ないね。さよなら…」
「元気でな。さよなら…」
駅構内に去ってゆく元妻の背中を見送った。
途中、振り返って手を振る元妻に、俺も手を振り返した。
その元妻の背中が駅構内に吸い込まれて見えなくなったのか、涙で滲んたからなのか、分からなかった。
そして、元妻の「悔しい」思いは、俺も同じだったことを噛み締めた。

でも、俺が元妻と違うのは、親子三人でいるとダメな理由に気付いていたことだ。
それは、俺と娘が似すぎていて、そっくりな性格がウザかったのだ。
娘と元妻は友達みたいな親子だったが、そこに娘と同じ性格の俺が混じると、娘は母親を盗られた気分になり、俺に怯えたような敵意を見せていた。
俺は元妻にそれを告げなかった。
それを告げれば、元妻は娘を叱るだろう。
感性を叱られるほど辛いものはないから、俺が消えた。

俺は、元妻との接点を切るために引っ越した。
元妻の住む場所から、出来るだけ離れて通勤にも支障がない程度の郊外に住んでいる。
まだ、荷物の整理も済んでいないが、郊外の田舎の風景に囲まれて、一人のんびり暮らすのもいいかもしれないと思った。
もう俺も五十半ばのおっさんだし、セフレを作るのも面倒になったし、女はもう卒業しようと思う。
ここに越して来たら、元妻はどうしてるかなとか、娘は幸せかなとかさえ、思わなくなった。
ただ、元妻と二人で暮らした遠い昔の記憶だけ、微かに頭を過るだけだ…