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2021/09/23 19:52:48 (x9DvHlmf)
元妻と結婚したのは30年前、俺26歳、元妻23歳だった。
バブルが終わりかけの頃で、そのことに誰も気づいていない時代だった。
元妻とはバブル真っただ中に恋人時代を過ごし、派手に弾けてたっけ。
一人2万円のディナーなんて毎週だったし、高級リゾートホテルにバンバン泊まってたし、ブルトレは高い個室しか取らなかった。
セックスも、コンドームじゃなくてマイルーラ入れて生セックスしてた。

プロポーズはクルーズ船ディナー、東京湾付近を遊覧するクルーズ船で豪華ディナーを食べて、プロポーズ受けてもらったら予約したえった船内の部屋で一晩を過ごした。
翌朝、朝食を食べながら帰港する船内から風景を眺めた。
今考えると、メシ食って一泊するのにクルーズ船である必要はどこにもないね。
そんな時代だった・・・

新婚生活はかなり変態プレイ、道具を使った快楽追求型セックスもやってたし、とにかくエロ夫婦だったなあ。
今振り返ると、新婚生活の中でバブルが弾けたようだった。
影響はすぐには出なくて、不良債権化して簿価と資産価値に乖離が出てきて、やっと表面化、俺の勤務先は結婚2年半で経営破綻、元妻の勤め先も規模縮小で結婚生活は3年で幕を下ろした。
子供はまだだったから早々に決断し、俺は、東京を離れて田舎に帰郷、元妻は東京郊外の実家へ戻った。
「3年間だけだったけど、東京での結婚生活は楽しかったよ。じゃあな。さようなら。」
「離れ離れになるけど、私たち、別れても友達でいようね。元気でね・・・」
別れても友達で、と言い合って別れたが、当時はまだ携帯電話とか一般的ではなかったし、Eメールもない時代、年賀状のやり取りが数年続いていた。

俺は故郷に就職したが、離婚して2年の頃に東京出張があって、上京した時に元妻の会社に連絡して、夜、二人でメシ食って軽く飲んだのが、お互い独身で会った最後だった。
お互い新しい恋人ができてて、元夫婦セックスはなかった。
近況を話し合って、昔話に花を咲かせて、2時間くらい会食して、
「お互い、新しい人と頑張ろうな。」
「ええ。あなたもお幸せにね。」
と言って、この時にお互い携帯電話を持っていたが、Eメールはまだ無かったから電話番号だけ交換して別れた。
でも、お互いに恋人がいて、東京と地方都市に離れ離れだったから、連絡はなんとなくしずらくて一度もかけることなかった。
そして、お互いに「再婚しました」の年賀状を最後に、疎遠になった。

俺は32歳の時に、再就職先の事務員だった27歳の女性と再婚した。
元妻のような洗練された美形ではないけれど、バブル期の都会にはあまりいなかった地味で純朴そうな女だった。
見た目は純朴そうでも、初めて抱いた25歳の妻に処女膜などなかった。
非処女であっても、女としての恥じらいや節操を大切にするタイプで、元妻のように道具までつかって快楽を追及することはなかった。
夫婦の営みは、夫婦愛の確認であり、夫婦の大切なコミニュケーションだった。
妻との間には、上に女の子、2つ下に男の子を儲けた。

田舎で再婚したが、セックスに関しては元妻の方が良かったような気がした。
妻は優しくて、気立てが良くて料理も美味いのだが、元妻あったような、溢れんばかりの色気というものが感じられなかった。
妻は、愛撫からクンニ、フェラして正常位、時には対面座位や騎乗位もあるが後背位はNG.
夫婦が向かい合わせにならない体位は嫌がり、変態的なものは絶対無理で物足りない。
元妻のように快楽に対する渇望を素直に出して、変態性も快楽の一環とする気持に欠け、気持ち良くなりたいという思い、スケベな素の自分を出さない。
元妻は、俺の目の前でM字開脚してバイブオナニーもしてくれてたもんね。

元妻は変態OKで、緊縛、バイブ、ローター、電マもOKだったし、新婚時代には、
「いつか出産するときのために、お尻の穴開発しておいた方が良いかなあ・・・」
の一言でアナル開発し、生理の時はアナルセックスしていた。
マンコにチンポ、アナルにバイブなんてやろうものなら、元妻はイキっ放しで凄かったよ。
元妻とは、変態無しでも気持ちいセックスができていた。
変態行為なんか毎晩するわけじゃなく、週末だけのお楽しみだから、普段はノーマルセックスだった。
それでも、挿入して抱き合うとお互いに協力しあって腰を動かして、快楽を与え合っていた。

再婚して今年で24年、娘は地元の短大を出て社会人、息子は大学2年生だ。
実は、先日久し振りの東京出張があったんだが、仕事のお相手先が、30年前に元妻と新婚生活を始めた街で、懐かしい駅に降り立った。
30年前とさほど変わらない風景に、あの頃の記憶が蘇ってきた。
仕事を済ませ、夕方の街を歩き、30年前に新婚生活を送ったマンションの前に佇んだ。
若かったあの頃、バブルに浮かれたあの頃、今にもあのエントランスからスケベ美人だった元妻が出てきそうだった。
駅裏のビジホにチェックインして、昔よく行った居酒屋へ行ってみたが、記憶があいまいだけど以前とは変わったような気がした。

ホテルに戻り、昔を懐かしみながら、スマホを弄っていたら、滅多にかけない電話の連絡先一覧に元妻の名前と携帯電話の番号を見つけた。
「そう言えば、25年前に再会したとき電話番号交換したっけ・・・そのまま引き継がれてたんだな・・・」
酔っていたのもあって、酒のせいにしてかけてみた。
どうやら元妻本人らしい女性が出た。
「もしもし、えっ?あなたなの?」
「ごめん。懐かしくて触ってたらかかっちゃった。今、東京にいるんだ。」

元妻と会う展開になって、翌日、帰る前に元妻と東京駅で会ってランチした。
お互い新しい相手との子育てもほぼ終わった年齢、あまりに老けてて、笑いあった。
「あのとき、あなたの再就職を待つ選択肢もあったのに、勢いで別れを切り出して引くに引けず、そのまま離婚になっちゃったんだよね。」
「俺も力づくでも止めたかったんだけど・・・本音は、男のプライドってやつかな・・・」
「あの後、あんないい人を手放した自分に腹が立ったんだ・・・」
「俺もしばらくは、お前と夫婦だった時間が愛しかったよ・・・」
25年ぶりの再会は、いろんな思いが交錯した。
再会時間は一時間程度、お互い、全く違う道を歩いて今にたどり着いていることを感じてた。

元妻が新幹線の改札まで見送りに来てくれた。
その時の俺たちは、もう、会うことはないし、会わない方が良いと感じていた。
改札を通る前、俺が振り返ると元妻が、
「あの・・・」
と口にしたが、多分それは俺と同じことを考えていたんだろうと思い、俺は、
「携帯・・・」
「ええ、そうね・・・消しましょう、ここで。」
「ああ。俺とお前はもう住む世界が違う・・・」
目の前で、お互いのスマホから相手の連絡先を消した。

「じゃあな。達者で暮らせよ。」
「あなたも元気でね。」
改札をくぐり、少し歩いて振り返った。
お互い、もう二度と会うことの無い姿を見つめ、手を振って同時に背を向けて歩き出した。
お互い幸せなのだから、お互いのために連絡先を消す方がよい、もう、振り向いてはダメだと言い聞かせながら、エレベーターに乗っても元妻の方は見なかった。
新幹線の中、過ぎ去る車窓を眺めながら、元妻の幸せを祈った。
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2
2021/09/23 20:29:30    (gRPvbc3z)
僕は御二人の間の歳です。少しカッコよく表現されてるかな?でも、想いは通じます。それでいいのかと。見栄も本音も全て。エロもエロが無くても。女だけじゃなく、趣味や仕事や夢や希望も全て叶うと思ったり。懐かしいやら悔しいやら。分からないけど分かる気がします。
なんかこんな感じですよね。
3
投稿者:(無名)
2021/09/23 21:12:07    (vYGnMHAP)
思い出は美しく
そして懐かしく
それを自らの手で葬り去り明日へすすむ
枯れてますなあ
4
投稿者:(無名)
2021/09/28 18:16:22    (m58ARVkk)
うちは子供いるせいかなー?勝手に連絡先変えたりしたら、実家経由で怒鳴り込んできそう(^_^;)

離婚から20数年。何年か前に間違って寝ちゃいましたけど、気持ちいいだけで特に感慨も無し。友人は友人でも、厄介事しか持ち込まない、縁の切れない面倒くさい友人の括りだなー

先日孫が出来て、多少のやり取りは再開しましたが、同じ青春時代を過ごした友人、息子の母親でもなければ付き合いたくもないと思っていたりしますが・・・連絡も取れなくなれば多少はセンチメンタルな気分になるんですかね(^_^;)

私はバブル最末期に学生、在学中に授かりでしたので、主さま程派手にはやれませんでしたが・・・一人2万、3万のディナーとか、バカバカしくも懐かしく思い出しました(笑)
イベント、ライブのローディーのバイトとかすると、バイト代よりお疲れ様で奢ってもらうディスコ(笑)の飲み代の方が10倍高かったりでしたねー
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