2011/02/27 17:42:33
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熟した果実は食される…2
「和美さん、もうイッたの?
早いなぁ…」
佐久間は、絶頂の快感に身を震わせる妻を労る事なく、
自身の律動を続ける。
「汁がいっぱい出てきたよ?
滑り良すぎると、俺なかなか終わらないかもね。」
妻の髪を鷲掴みしたまま、佐久間は笑った。
「はぁ…はぁっ…ひっ…」
荒い息づかい…
妻は朦朧としているように見えた。
四つん這いの白い女体。
それを貫く若い雄。
互いの体液が絡み合う音と息づかい…
目の前の現実が、何か映像でも見ているようで、
私自身の意識も朦朧としていた。
「ふぐっ…いゃ…」
奇妙な鳴き声。
「和美さん、ここはもしかして処女?」
そう言いながら、佐久間は妻の肛門に指を這わせる。
「旦那さん、アナルはした事ないですか?」
微笑を浮かべる佐久間に、私は頷いて返した。
「和美さん、ここもしちゃおっか?」
ギュッと目を瞑り、首を横に振る妻。
以前、何度か試した事はあった。
妻は嫌がり、抵抗されるうち私の関心も薄れていった。
肛門での性交に対して、精神的にも肉体的にも、
妻は嫌悪感を持っているのだろう…
ただ、目の前の妻は、佐久間のするがままになっている。
佐久間は自らの指先を舐め、肛門をつつき始めた。
若い凶器に犯されながらの妻は、
抵抗すら出来ないのだろうか。
「くっ…くふぅ…お願い…やめ…て…」
一言を振り絞るのが精一杯だった。
「第一関節、侵入成功。」
佐久間はニヤニヤしながら私を見る。
その間でさえ、妻を攻める動きは止まらない。
「第二間接…ちょっとキツいかな…
和美さん、力抜いてよ。」
無理な注文だ…
佐久間は指を抜き差しし始めた。
妻は苦悶の表情を浮かべる。
その顔は汗が滲み髪は貼りつき、涙と涎と…
無惨なものになっていた。
「ひぁっ…あぁぁぁ…」
妻は大きく仰け反り、叫ぶように鳴いた。
「中指、根元まで挿入。」
嬉しげに佐久間が呟く。
再び妻はその身体を痙攣させていた。
「あれ…和美さん、またイッちゃったの?
俺まだなのに。」
笑いながら、肛門に挿した指を捻り動かす。
ビクッ…ビクッ…
妻はシーツに突っ伏し、壊れた玩具のように身体を痙攣させた。
「いいな和美さん…反応が良くて。
でも、まだこれからだよ…」
私の顔を見て呟く佐久間は、
言葉では表せない何かを感じさせる表情をしていた。