2010/08/02 17:19:47
(M1VUwYAm)
木々に囲まれ外灯の明かりも届かない所まで踏み込む。
その時の私達は年甲斐も無く淫靡な雰囲気に陥っていた。
暗さを口実に私は奥さんの腰に手を廻し引き寄せる、奥さんも私にピッタリと寄り添い歩む足は次第に遅くなり、私は何時このまま奥さんを抱きしめようかと、そんな妄想に包まれていた。
「これ以上先は何も無いみたいですよ」
私が渇いた声で言う。
「そうね‥これ以上先に行って迷子にでも成ると困っちゃうし!戻りましょうか?」
その場で立ち止まり一瞬、沈黙がある。
奥さんが身を振り返そうとした時に、思わず私の腕に力が入り、奥さんの腰を強く引き寄せる。
「あっ!」
小さく声を漏らす奥さんの唇を塞いでしまう、多分、奥さんも予期してたとは云え余りにも突然の事で呼吸を整える間の無かった奥さんは、鼻から息を漏らし、くぐもった声で喘ぐ。
「悪いご主人ねぇ、近くに奥様が居るかも‥」
意地悪っぽい笑みを浮かべ奥さんが言う。
「どうしても我慢出来なく成って、こんな気分に成るのも何時からだろうか」
「こんな気分って‥どんな気分なの?」
再び奥さんは悪戯っぽく聞いて来る。
「奥様が欲しくて堪らないって事です」
「あらら、そんな事言われるの奥様に申し訳ないわ、それに主人を裏切れって言うのかしら」
奥さんが言い終わらない間に再び唇を塞ぐ、濃厚に絡ませ合う舌。
強く抱きしめたままワンピースの裾を、ゆっくりと捲り上げた、絹だろうか?手触りの良い感触に私は強く奥さんの豊満なヒップを鷲掴みにして行く。
息を荒げ悩ましくヒップを揺らす奥さん。
ショーツの後ろから手を差し込み、柔らかい肉肌を感じながら前に手を廻し込む。
「ハァ~ァ、いけないわ‥こんな事しちゃ、いけないのに」
私の肩に手を置き、悶えるように下肢を揺らす奥さん。
「あっ!あぁぁ、駄目~ぇ」
私の指先が、たっぷりと露を溢れさせる蜜壷に沈む。
目を閉じ喘ぐ表情を浮かべる奥さん。
「奥様‥ここにキスさせて下さい」
「あ~ん、駄目よ、誰か来たら困るわ」
ショーツは既に太腿まで下がり、私は奥さんを大きな木に寄り掛からせた。