2024/05/24 11:37:07
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そこには、バスタオルを巻いただけの嫁さんの姿が映っていた。
「え? 絵美? ちょ、ちょっと待って・・・・・」
私は、まさか嫁さんがそんな格好で映ると思ってもいなかったので面食らった。
「ん? なに? どうかした?」
嫁(絵美)は濡れた髪を拭きながら、キョトンとした顔をして画面に映っている。
嫁さんも、まさか自分のそんな姿を私の同僚の島崎に見られてるとは微塵も思っていないのだろう・・・・・・
いつものようにリビングのソファーにリラックスした様子で座っていた。
島崎はカメラに写り込まないようノートパソコンのそばに立って、
興奮を隠しきれないのか、口に手をやって嫁さんのバスタオル姿をじっと見つめていた。
私はその状況にもうすでにドキドキが止まらなくなり、
『そんなじっと見るなよ!』と言うように無言で島崎に向かって手を振ったが、
島崎はそれを無視し、食い入るように画面を見続けた。
すると、私が手を振ったその変な動きに気がついた嫁さんが、
「え? たっくんどうかした?」
私(青木拓也)に問いかけた。
「あっ、いや、なんでもない。ちょっとハエが・・・・・・」
と、私は適当に誤魔化し、
「・・・・・・っていうか、今頃お風呂入ってたんだ? 遅かったね。もう寝ちゃったのかと思ったよ」
できるだけ、自然に会話するようにした。
「あれ? 言わなかったっけ? 今日、大学のサークルの時の子たちと飲みに行くって」
「そうだったっけ? じゃあ、お酒飲んでるんだ」
「うん。ちょっとだけね・・・・・・」
ちょっとだけ、とは言うものの、嫁さんのテンションがいつもより高いのがわかった。
すると、嫁さんはその少し高いテンションで話しを続けた。
「あっ、そうそう。今日ね、そのサークルの飲み会でね、
後輩の男の子に『先輩、結婚して綺麗になりました?』って言われちゃった!」
「ふ、ふ〜ん、そうなんだ・・・・・・」
「だからね、どのへんが? って聞いたのね、
そしたら『全体的に』とか言うから、『コラ、適当なこと言うな〜!(笑』
って、言ったらね、その子、次になんて言ったと思う?」
「さ、さぁ・・・・・・」
「それがね、『結婚してちょっと胸が大きくなりました?』だって。
だから私、『それ、セクハラだぞ〜! 大きくなんてなってないわ〜(笑』って」
「そうなんだ・・・・・・」
私は嫁さんのバスタオル姿が気になり、正直、嫁さんの話がぜんぜん頭に入ってこなかった。
なので、心ここにあらず状態で適当に返事をしていたかもしれない。
すると、嫁さんは
「ん? たっくん、どうかした?」
「え?」
「なんか元気なくない?」と聞いてきたので、
「そ、そんなことないよ・・・・・・」と言うと、
嫁さんが、思わぬことを言い出した。
「あ〜〜〜、わかったぞ・・・・・・」
嫁さんは、何を勘違いしたのか、カメラに向かってニヤっとすると、
「もうしょうがないな〜・・・・・」
と言って、おもむろにバスタオルに手をかけた。
「そんな元気ないふりしちゃって・・・・・・はいどうぞ・・・・・・」
そう言うと同時に、嫁さんは巻いていたバスタオルを両手で開き、
カメラに向かって、自分の胸を見せたのだ。
「おっ、おい、絵美、ば、ばか!!!」
ノートパソコンの画面に、嫁さんの小ぶりだけど形の整ったお椀型のおっぱいが二つと、
その中心に、小さめの桜色した乳首が二つちょこんと、でも、はっきりと映し出された。
あ、あ、あ、、、、、
私はあまりに突然な展開に慌て、あからさまに気が動転してしまい、とっさにノートパソコンの画面を両手で隠した。
しかし、島崎はこのチャンスを逃すまいと、すかさず私の手を画面からどけようとした。
すると、その私の慌てた様子に気づいた嫁さんが、
「え? またハエ?」と聞くので、
「う、うん。こいつしつこいな・・・・・・」
私はまた誤魔化そうとしたが、島崎も必死で私の手を画面からどけようとするので、
どうしても不自然な動きになってしまう。
やばい、ダメだ・・・・・・
これ以上抵抗して、もしも島崎がここにいることが嫁さんにバレたら最悪だ。
でも、手を画面から離したら、嫁さんのおっぱいをもろに島崎に見られてしまう。
そう考えると、また心臓がドキドキした。
でも、背に腹は代えられない。
(どうせバーベキューの時、一度は見られてるんだ・・・・・・)
私は覚悟を決め、しかたなく画面から手をゆっくりと離すことにした。
すると、そこには、ソファーの上で上半身裸のまま髪の毛を拭いている嫁さんが映っていた。
島崎は待ってましたとばかりに、画面に食い入るように嫁さんの裸体を見始めた。
島崎は鼻血をこらえるように手で鼻をつまむ仕草をしながら、もう片方の手は自分の股間を握っていた。
(これは、いったいどういう状態なんだ???)
画面越しとはいえ、目の前で自分の嫁の裸を他の男に見られている。
普通は絶対にありえない状態、いや、あってはならない状態だ。
なのに・・・・・・
なんで俺はこんなに興奮してるんだ? どうして俺の息子はこんなにおっ勃ってるんだ?
おもわず私も、島崎と同じように自分の股間を握りしめてしまった。
で、でも・・・・・・
だからといってこの状態をこのまま放置しておくわけにはいかない。
そう思い、私はとっさに嫁さんに言った。
「あっ、あのさ絵美、お風呂から出たばかりなんでしょ? 風邪引いたらまずいから服着たら?」
しかし、自分の裸姿を島崎に見られてるなんて思ってもいない嫁さんは、あっけらかんと言った。
「ぜんぜん大丈夫だよ。逆にちょっと暑いくらいだもん」
島崎はうんうんと何度もうなずき、そのままニヤケ顔で眺めている。
もう、どうしたらいいんだ?このまま島崎に見られ続けるってことか?
そんなことを考えていると、突然、側で、
『ピコ!』
聞き覚えのある音が鳴った。
「たっくん? 今、何か音しなかった?」
画面の中で嫁さんが私に聞いてきた。
私も一瞬何の音なのか分からず、隣を見ると・・・・・・
なんと、島崎が自分のスマホをノートパソコンに向けていた。
ノートパソコンに映っている私の嫁さんの裸を動画で撮影し始めたのだ。