2016/10/30 22:32:44
(kzJntbUt)
2カ月くらいそんなことを続けていると、段々彼との距離が近くなってきました。
少しHな話しに誘導されることも多かったけど、不思議と嫌な感じはしませんでした。
きっと会わないと思っていたから、そんな話しも出来たんだと思いますが。
彼は私よりも経験豊富みたいで、色々なことを教えてくれました。
結局辞め時もわからないまま、また1カ月が過ぎました。
それまでのやり取りの中でも数回、食事に誘われて断ってはいたんですが、ある日旦那がジムに行こうと言い出した日がありました。
土日だったので大丈夫かなと思ってたけど、帰り際何故か優君とばったり。
旦那は覚えているのかいないのか、会釈をして通り過ぎてその後は何も言わなかったけど、私はもうドキドキでした。
帰って携帯を見ると優君からメールが。
「ビックリしました(笑)でも、久しぶりの由紀さんキレイだったなあ。やっぱり会いたい。」
私は自分のカッコとかが気になって恥ずかしかったし、旦那にばれないかとも冷や冷やしたりもしたけど、何だかそれ以上にドキドキしてその後しばらく落ち着かなかった。
結局しばらくたって、「同じ日にジムに行くだけならいいよ。でも食事も、ジムでの会話もなしにして。」と返信しました。
彼は納得してなかったけど、それが私にとっての唯一の線引きでした。
次の火曜日、私は入念に化粧をして、デートに行くみたいな気持ちでジムに出かけました。
バカみたいだと思いながら、心臓はバクバクしてた。
彼にはプールでと言われたけど、水着は恥ずかしいので断りました。
トレーニングを始めると、しばらくして彼が来て何食わぬ顔で横でトレーニングを始めました。
彼が見ていると思うと恥ずかしくて、私はすぐにトレーニングをやめて更衣室に向かいました。
(やっぱりこんなのはダメだ・・・。もうやめよう。)
急いで着替えて更衣室を出ると、彼からのメール。
「もう帰るの?横で見てたらやっぱりキレイで、どうしても由紀さんとデートしたい。一回だけでいいから、考えて。」
私はどうしたらいいのかわからなくて、しばらく更衣室で時間をかけて着替えて、近くのカフェで返信をしました。
「一回だけで、そっからは連絡もなし。会うのは昼間で夕方には帰る。場所は近くじゃないところがいい。」と返信をしました。
一度会って、しかも昼間なら何かが起こる可能性もないと思ったのです。
彼からはすぐに返信があって、平日の昼間に少し離れた駅で待ち合わせをすることになりました。