2016/09/10 12:39:07
(KuMyQFUf)
(後半部分を修正しました。)
それから、2人の夫が嫁子を共有する生活が半年続きました。
小畠も40過ぎの男でしたので、毎日は嫁子を抱きませんでした。
でも小畠が嫁子を抱いた日は必ず俺ともエッチをしました。
精液を中だしされ、シャワーも浴びぬままの嫁子を、
小畠の汗や煙草の匂いもそのままに俺は夢中で抱いたのです。
嫁子があのヤクザのことを「小畠さん」と呼ぶと、
無性にむかっ腹が立ちましたが、嫁子の立場を考えて
気にしない素振りをしていました。
ある日嫁子が高級そうなハンドバッグを持って帰ってきました。
「これ、小畠さんが私にくれたの。」
有名ブランドのロゴの入ったそのバッグは、本物なら10万以上はする物でしょう。
思わず俺は嫁子に、そんな物は棄ててしまえと言いましたが、
嫁子は黙ったままで俺の言うことをききません。
俺はそのバックを取り上げると、おもいっきり部屋の壁に向かって
投げつけました。嫁子はシクシクと悲し気に泣いていました。
約束の日があと2か月が近づいた冬の日、嫁子が小畠のマンションへ行ったきり、
帰って来ませんでした。携帯も電源が切られていて通じません。
俺は心配になり小畠のマンションへ行くと、
小畠の子分らしい20歳そこそこのチンピラがいて、
「社長と嫁子はしばらく別の所に住む。
旦那には心配せずに待っていろと伝えろと言われた。」
そんな内容の話をされました。
携帯も電話が着信拒否設定にされていて通じず、警察に届けようかと
思い始めた1か月過ぎに嫁子が突然帰ってきました。
「お前どうしたんだよ、心配してたんだぞー」
嫁子は涙ぐみながら
「ごめんね、全部終わったよ。小畠さんに全部借金を返したから、
もう来なくていいって。」
俺はホッとして泣きそうになりました。
嫁子の話ではA子の親がA子の状況を知って財産を処分し、
弁護士を立てての交渉の末、ようやく昨日借金完済の承諾までこぎ着けた
ということです。小畠が、旦那のところへ帰りな、もう来なくていいぞ、
と今朝嫁子に言ってくれたのだそうです。
1か月ぶりに嫁子と2人だけの、誰にも邪魔されない夕食を食べました。
この1か月、何処にいて何が有ったかも俺は聞きませんでした。
嫁子が話したいと思ったときに話せばいい。
無事に帰って来ただけで俺は満足でした。
久しぶりに日本酒の熱燗を飲み、俺も心が少しづつほぐれ始めたとき、
嫁子が俺に言いました。
「あなたに見てもらいたいものがあるの。」
? 俺がきょとんとしていると、嫁子は服を脱ぎ始めました。
ブラジャーをとりパンティーを脱ぎましたが、何時もの嫁子のままです。
胸も大きく腰のくびれもちゃんとあります。アソコが毛深いのも以前と同じ。
お前なにが言いたいのと言いかけたとき、「見て」と言って
嫁子がくるりと後ろを向きました。 あっ!
俺は座ったまま飛び上がりそうになりました。
嫁子の背中には今にも泳ぎ出しそうな、
見事な緋鯉と真鯉の入れ墨が彫り込まれていたのです。
(ねとられしこいのみちゆき 終)