2016/01/20 20:30:27
(m4OR1rFm)
今となっては空々しいかも知れませんが、私は妻を愛してます。
妻はサークルの一年後輩でした。
内気でおとなしく、どちらかと言うと目立たないタイプでした。
私も人と争うのが苦手で、言いたいことの半分も言えない性格でしたから、
お互いの似た部分に惹かれ合ったのかも知れません。
私の学生時代は村本と芝野の便利屋でした。
2人は裕福な家庭の遊び人です。
講義の代返や合コンの数合わせ、サークルの裏方仕事など押し付けられても
嫌と言えない私は都合の良い人間だったでしょう。
妻にもそんな私がもどかしく、控え目ながらも彼らと縁を切るよう勧められましたが、
優柔不断な私はズルズルと彼らとの付き合いを続けていたんです。
きっかけは妻と結婚して3ヶ月ほど経った去年の春先のことでした。
村本と芝野が私たちの新居に遊びに来たんです。
妻の手料理とお酒でもてなしました。
「この野郎、典子ちゃんをモノにするとは上手くやりやがったな。」
「俺も典子ちゃんに密かに憧れてたんだぜ。」
妻は典子と言います。
2人にとっても典子はサークルの後輩ですから、そんな軽口も叩けるんですが、
私を見下した態度は学生時代のままで、私はただ追従笑いを浮かべる図式は
何も変わりませんでした。
その日、私は不覚にも眠り込んでしまいました。
気がついたら朝になっていたんです。
村本と芝野は泊まっていました。
その夜、典子と村本と芝野の間に何があったのか…
典子に聞くと学生時代の思い出を語り合ったと言葉少なに話すだけでした。
でも私は知っています。
日付からLINEの部屋が出来たのもその直後のことです。
そのトークから私は全てを知りました。
初めからLINEには典子が2人に犯されている画像が何枚も載せられていました。
可哀想な妻は頼みとすべき夫である私が寝込んでしまい、一人で野獣の前に放り出された
ようなものです。
レイプされたんです。
LINEの部屋を作らされ、自分が犯されている画像を送りつけられ脅迫される典子の
心を察すると胸がかきむしられます。
呼び出しにも初めは強く拒絶しようとする意図が汲み取れましたが、送られた画像を
ばら撒くなどと言われると従うしかありません。
「夫には秘密にして」などと典子のレスを見ると私は押し潰されます。
回数が重なるにつれて拒絶の言葉も少なくなって行きました。
「かしこまりました」「仰せのとおりにいたします」
そんなレスが多くなり、彼らのことも「村本様」「芝野様」と呼ぶようになっています。
画像も日々に新しく、呼び出されるたびに脅迫の材料が増えているのが伺えます。
本当に私は情けない男です。
妻の、典子のスマホを覗き見て、妻の信じられないほどの卑猥な画像や奴隷のトークを
見て、自分のモノを扱いているんです。
今日も妻は帰っていません。
私には知り合いが始めた雑貨店を手伝っていると言ってますが、嘘です。
今この瞬間も村本や芝野の肉便器にされているのだと思うと…