2025/02/27 15:04:25
(GFLMHYUL)
続き⑧
その日は2時間ほど話しをして次に会う予定だけ決めて別れた。
夜7時から朱里さんと会う約束をしていた柄だったから、一旦部屋に戻って慌てて着替えて約束のレストランに出かけた。
俺がその翌日昼出勤だったんで、ご飯を食べたあとはシティーホテルに泊まり夜2朝1で濃厚なセックスをした。
その日から紫乃さんをどうやって口説こうか、そればかりを考えていたがいきなりじゃ無理だろうから紫乃さんの家庭事情、旦那さんとの仲なんかを聞いて、それに基づいて時間を掛けながら男女関係の方向に持って行こうと思った。
当日、俺は仕事上がりにシャワーで汗を流し下着を替えてから向かったが、紫乃さんの希望で横浜中華街に行き、店のチョイスもすべて紫乃さんに任せたが、紫乃さんがゆっくり話できるようにと個室のある店にしたようだ。
そんなことされたらますます口説きたくなるが、あまり焦って行動して嫌われないようしようと思った。
美味しい中華料理と酒を飲み食いしながら話をしたが、先ず出て来たのが多香子さんと薫さんに対する不平不満、付き合いをやめたという割には未だにいろいろあるようで、言い出したら止まらないという感じだった。
次に旦那さんや舅さんに対する不平不満だ。
その話が出ればチャンスだと思っていたので、紫乃さんに同情しているような言葉を挟んだりしながら聞いた。
話によると旦那さんは何かにつけ実家にベッタリで紫乃さんは二の次と言った感じらしく、この日の夜も仙台の実家に呼ばれて帰ってこないということだった。
しかしそんな話を聞かされたからと言って俺の方から夜の生活はどうなっているのかなんて聞けるはずもなく、「それじゃ淋しいでしょう」程度しか言えなかったが、紫乃さんは酔いも手伝ってか「去年からレスなの」と言った。
それを聞いた俺が「それは可哀想すぎるよね」と言うと、紫乃さんも「そうでしょう、これって離婚や浮気の理由になるわ」と言った。
俺が「そうなんですか?」と聞くと「だって夫としての義務と責任を放棄してるんだから十分に離婚理由になるわよ」紫乃さんが言った。
内心「これは良い方向へ向かってるぞ」と思いながら、「じゃぁ離婚はともかく相手見つけて浮気しちゃえば?」と振ると、「でも夫以外の身近な男性ってコーチしかいないのよね」と言ったんで「えっ?俺だけ?」と言うと、「そう、コーチだけ」とぞっとするような熱い眼で俺を見た。
そしてその眼のまま俺に向かって「コーチと浮気しちゃおうかな、ダメ?」と言った。
俺が焦って「いや、ダメじゃないけど…そんなことを言って俺をからかってるんでしょう?」というと紫乃さんは「けっこう本気よ、コーチだってこうやって誘ってくれたと言ことは私のこと嫌いじゃないんでしょう」と言った。