2021/02/25 10:01:12
(/KRnIcBT)
最初にアパートでこました女は行きつけの飲み屋の常連仲間が連れて来た2人の女友達のうちの1人。
都内でIT系に務めていると言う二十歳を超えてアニメ声で話す馬鹿女だった。世の中アニメ声で話す馬鹿女が存在するが、あの手は大概が性欲の強い女だ。アニメ声女は基本的にM気質ばかりだ、その強い性欲の隠れ蓑として幼い少女のようなロリ声を使う。
セックスの時はM気質が爆発してアニメ声で困ります系統のセリフ回しで感じまくるのだが、セックス最中でもキャラを演じてる部分があるから、こっちもキャラ演じてSっ気たっぷりに責めてやると喜ぶ。
俺のアパートに来たアニメ声女もやはり自意識過剰で聞いてもないのに普段はお洒落なとこより小汚い裏通りで日本酒とかオヤジみたいな飲みをしてるとか、この辺りでは通好みとマスコミやSNSで拡散された店々の名前を出して悦にいっている。
顔も地味な女だし興味を全くそそられなかったものの、この女、肌が綺麗だった。それに地味な格好をしているがなかなかの巨乳だ。
俺はなんとなく、この女、セックスの時どんな顔してアニメ声はどうなるんだろうと思い、話を聞いてやり良い方向に持っていってやろうと考えた。
中途半端な日本酒のウンチクやこの界隈の店々の話を俺は大袈裟に驚き、感心したふりで聞いてやる。いやいやその歳で良く知ってるねー。あの店行った事あるんだ。凄いね。なかなかイチゲンだと敷居高いよね。え?普通に入って行ったんだぁ。やるねー等とテキトーな相槌を返してやった。
聞いたことも無い実は凄い日本酒の銘柄の話を延々と聞き、俺は酒を彼女に勧めた。女を連れて来た常連仲間の男も元々どうやら、はなからもう一人の女狙いだったようで俺たちが話し込んでるのを良いことに2人で俺らの知らない話でキャッキャ盛り上がっている。
俺が氷を取りにキッチンの冷蔵庫へ立つと常連仲間の男もキッチンに入ってきた。お疲れ、奴が俺に言う。どうよトモコちゃん面白い子でしょ?
アニメ声女はトモコと言う名前だった。あー、いい子だねと俺は答える。
トモコちゃんと良い感じじゃない?盛り上がってるじゃん。と奴がニヤニヤして言ってくる。俺はお前だってあの子、ミサキちゃん?だっけ?あの子と仲良くやってるじゃないかとにニヤけた男に言う。
男はまぁねと言ってコンビニで買ってきた氷をボウルに空けながら提案して来た。トモコまだまだ飲み足りない感じじゃん。俺、ミサキ遠いから電車無くなるからって途中まで送るってコトにしてちょっと2人になりたいから先出るからさ。トモコちゃんはここから歩いて帰れるしコイツは常連仲間で昔から知ってて変なコトしない奴だから、少しゆっくり呑んでいってよって言うからさ。お前トモコ引き止めてよ。
俺は別に良いけどさぁ等とイマイチ気乗りしない風を醸してどっちつかずの返事をしたが内心は喜んでいた。
キッチンを出て部屋に戻ると氷の入ったボウルを手にした常連男が大袈裟な声を上げた。あっマズイじゃん!もうこんな時間だよミサキちゃん。送って行くよ。ミサキという女もどうやら腹があるらしく白々しくあっもうこんな時間!等と言っている。
トモコが少し慌てて、え?じゅあ私も帰ると言う。すかさず常連男が打ち合わせ通りのセリフを言って、更にトモコのグラスに氷を入れながらコレ作っちゃったよ。勿体ないじゃん、これだけ呑んで帰りなよとグラスをトモコに手渡す。
ミサキという女も発情してる。早く2人になりたいのだろう、そうだよトモコ近いじゃん呑んで行きなよ、野崎さん良い人だし。今日初めて会ったミサキに俺が良い人だと評される根拠はこの2時間であまり無いように思えたが俺も、無理強いはしないけどさっきの店の話、詳しく聞きたいな等と言ってトモコを引き止めた。
トモコはじゃあコレだけ呑んで帰ると俺の顔を見ながら答える。
俺はこの女を今夜抱けることを確信した。さて、どんなセックスに持ち込むか。俺は男の部屋に2人きりで残った意味に気づかないふりを続けるアニメ声の女な話を流しながら考えた。