2020/11/06 13:02:20
(UBu8tP.B)
今、ケガをして自宅療養中。2、3週間で治るら
しいからあと一週間位。しかし何せ暇だ。
ただ、昔を思い出すのもたまには良いかな。
一度逝ったたか子は、俺の体の下で間歇的な喘ぎ
声を上げ続けていた。
多分、もう正常な思考状態ではなかっただろう。
その姿を見て、俺はなぜか猛獣に捉われた美しい
野兎の姿を連想した。
『たか子、俺はお前を俺の女にする。俺が望めばお
前は俺に奉仕するためだけの女になるんだ。
お前の身体は俺を気持ちよくするためだけにある、
そんな女にお前を変えてやる。』
後から考えてもどす黒い欲望だった。家族のため
懸命に夫や子供のために尽くす美しく、清楚な人妻。
そんな人妻を俺は自分の欲望のためだけに俺の色
に染め上げようとしている。
なんという身勝手。しかしそんな思いを吹き飛ば
す程、たか子さんの身体は魅力的で、淫靡なオーラ
に包まれていた。
俺は、たか子さんに対する動きを少し緩めた。
たか子さんが薄目を開けて俺を見たようだった。
普通の精神状態には程遠いが、かといって先ほど
よりは幾分ましな状態に戻ったようだった。
「たか子、今日は良い日だよね。安全日だよね。」
俺は、たか子さんの耳元まで口を近づけて、猫撫
で声で問いかけた。
まるで夫や恋人のように。
「うん、2,3日は安全日だよ。」
気怠そうにたか子さんが答える。
言った後、たか子さんの大きな目が見開かれた。
一気に現実に戻ったようだった。
しかしたか子さんが次の言葉を続けることはな
かった。
組み敷かれたたか子さんの喉から出たものは、
快感を訴える喘ぎ声だった。
許されたわけではなかった。
少なくとも、俺はたか子さんから精液をその
体内に注ぐことを許されたわけではなかった。
しかし、俺は好きな女に精液を注ぎたいという
雄としての本能を満たすためだけに行動した。
たか子さんもその思いとは裏腹に、俺のチンポ
を強烈に締め上げてきた。
たか子さんにとっては、今年の一月旦那さんが
アメリカに単身赴任する際にした以来のセックス。
久しぶりのセックスにたか子さんの膣は間断な
く俺のチンポを締め付けて、射精を促した。
もうここまでくると、貞操とか道徳とかの観念
は俺の頭の中から消えていた。
俺とたか子さんは、ただ雄と雌となった。
『ああ、なんて気持ち良いんだ』
と思った刹那、俺は動きを止めて何度も俺の思い
が籠った液体をたか子さんの身体の奥底に放って
いた。
今まで経験したことのない強烈な快感。
たか子さんも細かく痙攣を繰り返していた。
その日は、この昼頃のセックスを含めて合計
4回俺はたか子さんの身体に中出しした。
20年以上前のことだが、俺とたか子さんが初
めて結ばれた記念すべき日なのでよく覚えてい
る。
その時は、俺は当たり前のように騎乗位や
バックそれに駅弁スタイルでの体位での交わ
も行ったが、どうもたか子さん夫婦では、ほと
んどが正常位であり、たまに騎乗位でセックス
するくらいということだった。
旦那があまり激しくなく、たか子さんも旦那
しか男性経験がなかったため、こんなものだと
思っていたみたいだ。
そして雄介君が生まれてから、セックス回数
も減り、30歳ころには年2,3回位だったが、
別に欲求不満にもならなかったようだった。
次の日も結局一日中俺の部屋にいて、一日中
セックスしていたようなものだったが、この2日
間ですっかり変わったたか子さんは、俺の恋人に
なることを誓ってくれた。
そして、俺のほうはたか子さんの家庭を壊さ
ぬように、そして隣近所からあらぬ噂が立てら
れぬように注意することを伝え、危険日の時は
基本飲んでもらうようようにした。
ザーメンは高品質のたんぱく質で(嘘ではな
い)お肌に良いし、たか子が俺のチンポをフェ
ラチオしている姿を見るのが好きだと言ったら
納得してくれた。
でも、あんまり長い時間顔を上げると疲れる
と言ってきたので、これはほどほどで切り上げ
ることにした。
俺とたか子さんは、結局セックスの相性が良
かったのだろう。
何度交わってもその身体に飽きることはな
かったし、充実したセックスライフを送ること
ができた。それはたか子さんも同じだと言って
いた。
俺が大阪本社に戻るまでの8か月間は、週
2,3回は交わっていたから、6、70回位はセッ
クスした計算になるかな。
たか子さんとは、俺が大阪本社に行ってか
らも何度か会っていたが、たか子さんの旦那
が再び海外赴任に行ったときには、旦那の
希望で家族全員で海外に行った。
それからどうしたかわからないが、きっと
幸せに暮らしているのだろうと願っている。
今、俺も家族に囲まれて、妻の尻に敷かれ、
日々の仕事に追われているが、時々美しかっ
たたか子さんのことを思い出すことがある。
たか子さんは俺にとって一番の青春の
思い出となった。
ありがとう、たか子さん。