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2018/08/28 22:33:25 (O7V8MvKt)
気が向いたので昔話でも書いて見ようと思う。

かれこれ10年以上前の話、どこのサイトだったか忘れたが出会い系で知り合った人妻の瞳。
初めは旦那の愚痴や子供の話を聞いたりだけの関係だった。

ある夜、俺は酒を飲んでほろ酔いで帰宅。
ムラっと来た俺は瞳にメールをしてみた。

俺「まだ起きてる?」

そう送るとすぐに返事はきた。

瞳「起きてるよ。旦那と子供寝ちゃったから、久々にお酒飲んでる」

俺「奇遇だね、俺も今飲んで来たんだ。酒回っていい気分…なんかムラっとしちゃう…」

酔いに任せて普段はした事の無いアダルトな会話へと導いた。

瞳「えー、誰にムラっとしてるのよ(笑)」

俺「瞳さんに(笑)」

瞳「見たこともないくせに…」

と煮え切らない会話をぐだぐたと小一時間ほどしていると。

瞳「あー、少し酔ってきちゃった…確かにムラっとくるね…」

これはチャンスとばかりに。

俺「俺と解消してみる?」

瞳「したい…けど、どうやって?」

したい気持ちはあったが、まさかこんな展開になろうかとも思っておらず、先の事を何も考えていなかった。
とりあえず、苦し紛れにメールでオナ指示をすると。
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6
2018/08/30 14:18:02    (m5OKEDgu)
瞳の手を握り制止した俺はきょとんとした表情の瞳に口付けをした。
瞳は唇が触れると目を閉じ、握られてる手とは逆の手を俺の首へと回してきた。

お互いの感触や体温を確かめ合うかのように唇で唇を挟んだり舌先で唇を舐めたりと、激しくはないが濃厚なキスを交わした。
時間にすると数分間程度だったと思う。今思い返してもあの数分間に勝る興奮はないなと感じる。そのくらいインパクトがある時間だった。
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/30 14:29:43    (m5OKEDgu)
ゆっくりと顔を離すと瞳の頬はうっすらと赤く染まっているように感じた。

瞳「ふぅ…なんか恥ずかしいね…」

俺「…だね。急にごめん」

瞳「なんで謝るのよぉ!ゆうくんからしてくれて嬉しかった。」

股間が熱くなるのを感じた俺は、瞳の目線が下にいかないよう必死に話しかけたのを覚えている。

俺「嬉しかったならもっかいしてやろうか?笑」

瞳「だーめ!これ以上されると止められなくなるもん笑」

子供もいるし妥当な判断だなーとぼんやり考えながら

俺「今日、何時くらいまで平気?」

瞳「旦那が出張でいないから、時間は気にしないで平気だよ?」

俺「それ、誘ってるの?笑」

瞳「今の返しだとそう聞こえちゃうね。言った後に後悔した笑」

こんな感じでさっきのキスがなかったかのように、ダラダラした会話を繰り広げていた。
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/30 19:37:23    (6ifKdUyY)
発展のないまま時間は過ぎ、部屋にけたたましく終了を告げるコールが鳴り響く。
俺は重い腰を上げ、受話器を取り退出10分前である事を告げられ、それに同意した。

瞳「あれ?延長しなかったんだ?」

俺「まぁね、子供がこんな所に長い時間いるのもどうかなと思って」

瞳「へぇー、若いのにそんな事まで気を回してるんだ?ゆうくん偉い偉い」

そう言うと、華奢な手で俺の頭を撫できた。

俺「また子供扱いして…」

ふくれっ面まではしないが怪訝そうな顔をすると、瞳は俺の首に両手を絡めるように抱きついてきた。

俺「…っ!?ど、どーした?」

急な事で頭がパニックになりしどろもどろな感じで言葉を絞り出すと…

瞳「こうしていれる時間も後少しだし、いいでしょ?」

瞳は俺の耳元で囁くような声色でそう呟く。

俺「あっ、うん…」

断るという選択肢は俺の中になく、瞳の懇願をすぐに受け入れ、俺も瞳の背中へと手を回した。
しばし無言の時間が続く。俺の心臓はかつてないほど高鳴り、瞳に聴こえてしまうのではないかと思うと、余計ドキドキした。

瞳「このまま時間が止まればいいのにねー。」

俺「その発言、病みすぎだろ?笑」

瞳「だって病んでるもん。笑」

俺からはこれ以上深く詮索しまい思い口を閉ざしていたが、瞳はそれを察知しているかのように続けて話し出した。
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/30 20:04:53    (6ifKdUyY)
瞳「旦那は家のことは何も手伝わないし、姑は旦那が居ない間に来て、細々言うし。こんな状況にいたら誰でも病むよ…」

俺は何も言葉を返せず、ただ相槌を打っていることしか出来なかった。

瞳「ごめん…ゆうくんにこんな話ししても何も変わらないの分かってる…けど、女の人は話したがりなの。だからもう少しだけ付き合って?」

ひっついていた体を話し俺を見上げるように上目づかいで問いかける。
俺は断る理由もなく、二つ返事で瞳の問いに返した。

瞳「良かったら、ウチ、クル??」

俺「えっ?瞳の家?」

瞳の言葉はどこかで聞いた事のあるフレーズだったが、そこはスルーした。

瞳「うん…ゆうくんが良ければ、だけど。」

俺「ま、まぁ、い、いいよ…」

俺はかつてないほど緊張していた。人妻の家に足を踏み入れるなんて、そんな人の道から外れた好意をしていいものかと。

瞳「やった!まだ、お義母さんが来るかもしれない時間帯だから、もう少し時間潰さなきゃ」

そういう事もあり、俺は部屋の中の電話から時間ギリギリでフロントへ電話し、延長の旨を告げた。

そこから2、3時間はカラオケにいただろうか。
外に出ると空は薄暗くなり、街灯が灯っていた。
子供も起き、ベビーカーの中できゃっきゃっと騒いでいる。側から見たら夫婦に見えるのだろうか?と下らない事を考えながら、瞳に誘導されるよう、駅までの道のりを歩いていた。

瞳「ほんっと、ゆうくんて優しいよね!なんでも聞いてくれるし、話しててすごく落ち着くし!」

俺「そう?まぁ、瞳がそう思ってくれるなら、それはそれで嬉しいけど。」

瞳「ただゆうくんの嫌いな所もあるよ?そういうスカしたところ!」

別にスカしてる訳でも何でもない。単に経験が薄く、どう対処して良いかわからないことが多いので、クールっぽくなっているだけなのだが…そんな事言えるはずもなく。

俺「…そう?スカしてるかな?」

瞳「それ、その反応!そんな反応ばっかりしてると女の子にモテないぞ?」

たしかに瞳の言う通り!と思いつつも、グッと言葉を堪え、瞳の話しに相槌をうつ。
瞳は俺を小馬鹿にするようにケラケラと笑いながら、ベビーカーを押し、ゆっくりと歩みを進める。
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/30 20:31:03    (6ifKdUyY)
駅へ着くと、帰宅ラッシュに被ったらしく、駅は人で溢れていた。
この時間帯にベビーカーはまずいだろうなと思いつつも電車に乗らざるを得ない状況だったため、子供を瞳が抱っこし、折りたたんだベビーカーを俺が持って電車へ乗り込んだ。

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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/31 21:58:52    (O35HRJn4)
電車の中は予想以上にパンパンでベビーカーと子供を連れて乗り込むのが申し訳なく感じるほどだった。
電車に乗り込むと瞳と向かい合うような形になり、抱っこしている子供が潰され無いよう、必死でスペースを空けた。

瞳「すごく混んでるね。満員電車なんて久々…」

俺「子供いたら乗れないよな。」

瞳「ゆうくんとならこの子が居ても乗れるかな?ちゃんと守ってくれてるし」

俺「めちゃくちゃ腕がプルプルしてるけどね笑」

瞳「ふふふ、ありがと。そんな遠くないから、頑張れ笑」

俺「そんな事言ってるとバチが当たるぞ笑」

瞳「ごめんごめん、冗談だよ♪」

そんな他愛もない話をしているうちに瞳の家の最寄り駅へと着いた。

瞳「ゆうくん降りるよ?」

人混みを掻き分け、やっとホームへと抜け出すと、やたら空気が上手く感じた。

瞳「さっ、帰ろ?」

瞳は俺の指を握り改札の方へと歩みを進めた。

俺「ここって、瞳の家の最寄り駅だよね?近所の目とか平気なの?」

瞳「ふふ、若いのにそんな事気にするの?」

俺「そりゃ気になるよ、近所の人の目って怖いからね」

瞳「大丈夫、この辺、全く近所づきあいないから。」

そういう浅はかな問題じゃないような気もしたが、今日の今日まで何もないので単に俺の杞憂に過ぎなかった。
瞳の自宅まで向かう途中、スーパーに寄り、食材やらお酒やらを買い込んだ。
そこから数分ほど歩いたところに瞳の自宅はあった。
何よりも驚愕したのは、家の大きさだった。
都心から幾ばくか離れてるとはいえ、相当大きな家だった。旦那は一体どんな奴なのかと気になったが、聞いても虚しくなるだけなのでやめておいた…
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投稿者:じょに ◆5NSv5p.ka6   radio-clash13
2018/08/31 22:13:31    (O35HRJn4)
家の中へと入ると、外観以上に広く感じた。

瞳「さっ、上がって?」

瞳はスリッパを床に置き、俺に上がるよう促した。
リビングは綺麗にされており、これだけ維持するのも大変だなと思った覚えがある。
と、そんなことを考えていると、すぐに瞳は

瞳「じゃあ、夕飯作っちゃうから、ゆうくんは子供の事見ておいてくれる??」

俺「へっ?見るって何すれば…」

瞳「とりあえず、目を離さないでおけばいいの!」

瞳が肝っ玉母ちゃんのように思えた。

俺「あっ、はい…見て置きます…」

まだ子供は立つことも出来ない赤ん坊。
しかし、ハイハイして動き回るので、気が気じょない。
俺は子供が移動する後を必死についてまわった。

瞳「完全に子供に遊ばれてるじゃん笑」

俺「うるさいなぁ、そんなことないし」

瞳は微笑ましく俺と子供を見守っているようにみえた。
そうこうしているうちにご飯が出来上がり、三人には大きなテーブルを囲んだ。
瞳は子供にご飯をあげつつ、自分も食べてを繰り返していた。

瞳「どう?うちの子。可愛いでしょ。」

俺「うん。素直に可愛いと思う。」

瞳「お父さんになってくれてもいいよ?笑」

俺「俺じゃ務まらないだろ」

瞳「旦那よりも何千倍もましだよ…」

瞳は悲しげな表情でそう呟いた。
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投稿者:
2018/09/01 11:36:31    (ZGqsHyBk)
続き楽しみにしてます!
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投稿者:れん   kumamoto_1
2018/09/01 22:21:21    (9dvZ5voD)
続き読みたいです
21
投稿者:じょに ◆KrB5VaELE2   radio-clash13
2018/09/02 18:39:55    (RGEhnJEt)
皆さま続きをきたいしていただきありがとうございます。ゆっくりにはなりますが、書いていきますね
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