なぜ、私がSMを選んだのか、奥さんが奴隷になったのか？
奥さんと知り合う2年ぐらい前にラブホテルに本が置いてあった。
マニア倶楽部というSMの雑誌。
本を手に取りページをめくるとSMの写真やら手記が掲載されている。
そこで目にとまったのが、情けない表情で口を開けている女性。
女性の口の中をよく見ると舌の上に○んこが載せられていた。
その時の表情が脳裏に染みこんだ。
こんな世界があったのか、嫌なら吐き出せば良いのになぜずっと口の中に入れてる。
この本からSMを知り興味を持つようになった。
未だにこの写真が頭に残っている。

奥さんはハキハキしていて、それにやさしくお姉さんタイプ、物事が相談出来るタイプ。そんなところに魅力を感じた。
いざ関係を結んでわかったことだが、旦那がカッとなるとDVを受けることがあった。
テーブルの上の物を投げたり、たまに手が出るときもあると話してた。
セックスは年に2～3回ぐらい、「穴かせ」と言って濡れもしないうちに挿入、みこすり半で終わってしまうそうだ。
奥さんにはDVや身体も満たされない、ストレスが続続いていた。
私の印象は、困ったときにサポートしてくれるので優しい人だなあ、そこがなんとなくいいなあと思ったそうだ。

旦那が旅行でいないので恐怖から解放される、一つのストレス発散だったかもしれない。
初めて関係を持った後、
「奥さんは男性経験どれくらいあるの」
「旦那だけ、○○さんが二人目」
あの夜、みこすり半の旦那と全然ちがうセックスだったので、こんなに気持ちよいものだったの。憧れの奥さんに嫌われないように気持ちよくなってもらいたいので、精一杯頑張った。
その結果、お互いに求め合って来たのだと思う。
ただ、初めて抱いたとき、奥さんもしかしてM女じゃないかな。
「好きにもいい、俺の自由にしてもいい」全てOKだった。
アナルも拒否もせず、すんなり受け入れたことを考えると、奥さんの私に対する愛情なんどと思う。
奥さんに、もっと気持ちよくさせたい。俺だけの奥さん、俺だけの女にしたい、旦那しか知らないし、ストレスから解放させたい、という気持ちが高ぶる。
そこにマニア倶楽部の本を思いだし、SMをしよう、愛の奴隷にしよう決心した。
奥さんをレイコ（隷子）と名付け、私をご主人様と呼ばせることにした。
その後、マニア倶楽部に掲載されていた写真と同じ事をレイコに実行した。