2015/04/20 13:15:08
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言葉には出さないが、感じ合った私達は再び桜の木の根元に、無言で桜を見上げる彼女。
私は、そんな彼女を見つめる。
「私には夫も子供も居るから…駄目…それに貴方だって」
桜を見ながら彼女が小声で言う。
私の顔は更に彼女に近づき、私の息が頬に感じるはず。
「駄目…ダメょ、こうしてるだけで」
彼女の声が微かに震えている。
彼女の顔が私の方に動く。
私の唇と彼女の唇が触れ合う。
「駄目…」
彼女の唇が動く。
「あ…!ぅっ!」
唇が触れ合い僅かに力がこもる。
私は直ぐに唇を離す。
彼女は恥じらうように顔を伏せる。
彼女と向かい合うように立つと、再び唇を寄せて行く。
彼女の唇が何かを訴えるように蠢く。
柔らかな彼女の唇…それを開くように舌を侵入させる。
躊躇うように閉じた歯が開き私の舌を迎え入れる。
公園の外には車一台さえも通らない静かな時。
彼女を抱かえる衣服の擦れる音と、舌を絡ませる淫な音だけ。
唇を離すと彼女は肩で荒い呼吸をしながら、私に凭れて来る。
「すいません、奥さんが余りにもチャーミングで可愛いものですから…こんな真似を」
「いいんです…でも、これだけで、もう帰りましょう」
「このまま奥さんを帰したくない気分です」
「でも、こんな所で…お願い今夜はこれで」
彼女の言葉に更なる興奮を覚えた私は、彼女を更に強く抱きしめ唇を貪った。
彼女も興奮が頂点に達したのか、私の唇を強く吸い返して来る。
唇を重ねながら私の手は彼女の胸から下腹部へと這っていく。
その手を拒むように彼女手が私を追いかけて来る。
多少は手荒では有ったが、私の指は彼女のストッキングを腿の辺りまで押し下げてしまう。
下半身を捩り、逃れようとする彼女。
やがて私の指は彼女のショーツの中に。
「あっ!あぁぁ、ダメェ」
哀願するような彼女の声。
私の指は夥しく溢れさせる蜜壺に辿り着く。
啜り泣くような彼女の声と同時に彼女の下半身は妖しく蠢く。
彼女の肩を抱き寄せたまま、私は周りにも気を配り彼女を指先で感じる。
この時間に誰も、こんな小さな公園に来るはずもなく、私は乱暴かなと思いながら、彼女のショーツを手に掴み引き寄せたまま、私のファスナーを下ろし私自身を露出させ彼女の手を、そこに導く。
指先が触れると電流が走るかのように彼女の指先はピクッと動く私から逃げる。
手首を掴み掌に私自身を充てがう。
彼女も観念したかのように、やがて私自身を指先で囲むように包み込んでくる。
誰もいないとは言え地元の公園で家族を持つ者同士が淫な行為に耽ろうとする姿は卑猥だった。
彼女は私自身を握りしめながら、軽く逝く。
コートの下のスカートから下着が覗く中で、彼女は両手で私自身を包み込むように撫でさすって来る。
「硬くなってる…」
「奥さんを今すぐに欲しがってるのが分かるでしょう」
彼女は無言で頷く。
「でも、こんな所では無理…それに誰かでも来たら恥ずかしいし困る」
彼女は呟きながら私の足元に屈むと勃起する私自身を口に含んで来る。
「あ~!奥さんいいんですか?」
今日会ったはがりの夏美さん…それも同じバトミントンに通わす父兄同士。
そんな彼女が私の前に屈み私自身を口に含む姿を見ていると、微かに残っていた理性が吹き飛んでいた。
「奥さん…私も同じ事を…」
彼女を立たせようとする。
彼女は名残惜しそうに私自身を口から吐き出し立ち上がる。
「奥さん…私も…」
「駄目よ立ったままは無理…それにこんな所で恥ずかし過ぎる」
私は、すぐ脇の壊れかけのベンチに彼女を導き座らせると足首からストッキングとショーツを脱がせた。
彼女はスカートの裾を引っ張り隠そうとする。
私は多少ズボンが汚れるのを覚悟で膝を付くと、彼女の膝頭に唇を押し付ける。
「ハァ~ァ!駄目ぇ」
微かな彼女の声と同時に閉じた彼女の膝が緩み始める。
多少冷たい空気の中、彼女の熱いくらいの内腿。
私の顔が彼女のスカートの中に埋め込まれる。
鼻の先には彼女自身が妖しく生きずいている。
彼女は自ら腰を突き出し、私が貪りやすくして来る。
「あ…ぅぅ~っ!」
片手を後ろ手に身体を支え、もう一方の手で自分の口を塞ぐ彼女。
彼女の絶頂は直ぐに訪れた。
微かな喘ぎ声と淫に揺り動かす下腹部。
彼女の両腿が強張り私の顔を締め付けて来る。