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再会

投稿者:クラブマン ◆Z0Zk5mmXgs
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2013/11/30 01:47:52 (U/6XEZot)
出会ったのは俺が22、マーコが21の夏だった。
どちらも独身で、それぞれにパートナーがいた。
俺は当時、本命彼女の他にセフレが3人いたが、来るもの拒まずで一夜の関係を持った相手は数が多過ぎて名前すら覚えていなかった。
自分でも、何がよかったのかわからないが、それまでにもそこそこモテ期はあり、いま振り返ると当時は3度目のモテ期だったようだ。

マーコとの出会いはただの同僚でしかなかった。
急接近したのは晩秋。
宴会のあと独り行きつけの店で呑んでたら、店の常連女にマスター経由で逆ナンされてホテルへ直行。
出すもの出したら、その他は面倒なだけなので早々に帰宅した。

マンションはオートロックなのに、EVを降り廊下を歩き出したところで、うちの玄関前にしゃがみ込んでる奴がいた。
しゃがんだまま寝てた女がマーコだった。

なぜ、家を知ってる?
なぜ、オートロックをスルーできた?
なぜ、ここにいる?

さっぱりわけがわからず、?マークが頭の上に並んでたが、それよりも気温も低く寒さが身にしみてきだした時期。
起こす為に肩をポンポンと叩くと、その衣服は冷え切っていた。

部屋へあげて、風呂に湯を溜め入るように促した。
部屋が温まるまでには時間がかかる。
風呂で体温を上げなければ風邪をひくと判断しての行動であって下心は微塵もなかった。

マーコは、可愛らしさはあったが俺好みのタイプではなかったのと、出すものも出してきてた為だろうか、全くその気はなかった。

風呂あがりに砂糖多めのホットミルクを渡すと
バスタオル一枚のマーコは、嬉しそうに受け取った。

同僚とはいえ、プライベートな会話をしたこともなく、ほとんど何も知らない相手。

泊まりたいというので、布団は一組しかないけどというと一緒がいいとの返事。

隣に寝られると自然に腕枕をしてた自分が、後から笑えた。

会話をすることもなく睡魔に引っ張られるように眠りに落ちて間も無く、キスを誘うマーコの行動が感じられた。

来るもの拒まずが、身についていた俺は朦朧としながらもkissを受け入れた。
少し厚めの唇が心地よく、夢の中のような意識で身体に力が入らない。
完全にマグロになってる俺の全身を時間をかけながらkissしていくマーコ。
本当に頭から足まで、全身だった。

浅い眠りの中で、マーコの「好き!」…「好きッ!…」
という言葉が聞こえている。kissは止まることなく、俺の身体を何周もしていた。

手の指も、足の指も、一本につき何度もkissをしてくる。
身体は一部分を除いて寝ている。頭は辛うじて記憶を残す程度に働いているが、睡眠と覚醒の境をいったりきたり。
一部分だけが、やる気満々に勃起しだした。

マーコの手が唯一元気になったものを擦る。全身へのkissは止まらない。

そんな感覚は初めてだった。

半分以上跳んでる意識の中で、全身から心地よさが溢れ出していた。

一部分だけギンギンの俺を口にして舐めまくる。
舐めまくりながら、手で扱く。さらに他方の手が届く限りの場所を摩る。

俺の口は、気持ちいいと発するのが限界。
マーコは俺にまたがり、自ら導き入れた。

腰を振り、悶えだすマーコ。

1度、2度、3度とオルガに達しているマーコ。
入ったままのインターバル。
時間がたっても萎えさせないマーコのテク。

射精感が込み上げてきた頃になってやっと完全に覚醒した俺。
身体も動くようにはなっていたが、そのままマーコに身体を預けていた。

出るぞと予告したが、マーコはグラインドをやめない。
マーコの息遣いにシンクロしていた俺は一緒に昇りつめた。
自身が始めから最後まてま、マグロだったことは初めての体験で新鮮だった。

完全覚醒した俺は、抜かずの2発目に入った。
結局、マーコの中に3発出し終えたときには外は明るくなっていた。

抜こうとすると、マーコはそのままがいいと望み、繋がったまま2人は眠りについた。

その日から、マーコは押し掛け女房的に家にきては、家事をして、俺にマッサージをして、セックスもして、居座るようになった。

半同棲生活が三年たった頃、俺はセフレ達とも別れ、マーコとも別れを決意した。

情は、大きなものに育っていたが、セフレ以上恋人未満にしか感じていなかった俺は、これ以上ダラダラの関係はいけないと想ったからだった。

本命彼女はいたものの、マーコを振ってしまった俺なのに喪失感でいっぱいだった。
振ってしまったことへの後悔。
マーコの献身的なまごころを踏み躙ったことの罪悪感。
なにより、ぽっかり空いた俺の心は、埋まらないまま時が経っていった。

そのマーコとの別れの日、約束した10年に1度の再会。
今回が2度目だった。

正確にいうと、実は別れから3年目、7年目、12年目にもマーコに望まれ逢っている。
合計5度目の再会ではある。

10年サイクルの時は、どちらも泊まりがけでの再会。
今回は、2泊3日での逢瀬だった。

互いに子を持つ親となり、配偶者もいる仲となっている。
いまから10年後は、また逢えるのだろうか。
もしかしたら孫を持つ身になっているのかもしれない。

普段は一切、連絡もとっていない。
別れた場所、別れた日時での再会は、当日その時にならなければ逢えるか、どうかわからない。

もしも、当日逢えなければ、それまでで10年約束は消滅することになっている。
これは、別れた時に作ったルールだ。

逢いたくなければ、行かなければよい。
待ち合わせ場所に相手が来なかった場合は、後追いはせず亡くなったものと思うこと。
そして、その場所に花を添えて、自分の気持ちに区切りをつけることとしてある。


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2
投稿者:エド
2013/11/30 10:33:45    (63joR1r2)
久々に、いいストーリーだった\^^¥

3
投稿者:
2013/11/30 11:19:51    (nYK2YPCO)
なんかたまらない話ですね
感動しました
長く再開が続けばいいですね

4
投稿者:sakura.k
2013/11/30 11:37:02    (n8jGREz0)
日本も一夫多妻制になればいいのにね

5
投稿者:名無し
2013/11/30 12:37:15    (E/7dFrcS)
結婚しとけばよかったのに。

6
投稿者:ナオヒト
2013/11/30 15:53:36    (hN5k9Szf)
イイよ!カッコいい!大人だね!
7
投稿者:クラブマン ◆Z0Zk5mmXgs
2013/12/01 01:16:26    (oUPBLtMP)
皆さん、レスありがとうございます。
つたない文章で申し訳ございません。

補足説明いたします。
マーコは、料理が美味くて半同棲中に俺は18kgも
太ってしまいました。(笑)
セックスは貪欲な女で、どんな要求にも応えてくれてました。
野外活動、晒し、全ての撮影、縛り、アナル、排泄、テレセ、オモチャ類使用、飲尿、飲精、顔射、中出し、アナルだし、コスプレ、痴漢電車、彼氏とのセックス撮影視聴、自宅マジオナ撮影視聴、その他。

羞恥プレイが好きな俺には、オールマイティに200%こなすマーコは、特別な存在になってました。

要求した事を倍返しで、俺が喜ぶようにやってくれる女でした。

家事も見事で、ワイシャツなどはいつも新品のような出来栄え。
片づけも完璧。
掃除も素晴らしい。

普段は慎ましく、派手さもケバさもない。
どこで覚えたのか、手こきはプロ以上。
しかし、フェラは上手とは言えなかったな。
いまも、そこは変わってなかった。

アナル舐めは、あの当時にかなり仕込んだので、かなりなもの。

当時、泊まりに来てた日は必ず俺が寝つくまで全身のマッサージをしてくれていた。
それもまたプロ級。

俺が寝てしまった後、彼氏に電話してたりもしてた。(笑)
いつも、彼氏には電話で謝ってたり、デートの日程を決めてたりしていた。(笑)
一度だけ、寝たふりして聞いていた彼氏とのデートの日、その日はマーコの部屋で彼氏がお泊りする予定だった。
俺もその日は他のセフレと逢う予定だったが、セフレをキャンセルして自宅に1人でいた。
時間を見計らって、軽い苛めのつもりでマーコに電話をかけた。
ちょうど彼氏とセックスしてるだろう時間だ。
そして、この行動をとってた自分の変化に、やりながら驚きももっていた。
それまではマーコのプライベートなど、完全に無関心だったからだ。

本当は、嫉妬心からの行動。
まさか、俺が?
自問自答しながらも、部屋で1人いる俺の心は明らかに動揺し、ソワソワしていた。
胸が苦しく締め付けられていたことも事実。

そんな思いを、認めたくない自分もいた。

彼氏に抱かれてるマーコを妄想しては苦しさが増していく。
我慢しきれず、悪ふざけ的な悪戯感覚と軽い苛めなんだと想いこむ事で、自分の嫉妬心を否定しつつ、やってはいけない、あくまでクールな俺なはずなどとジレンマしながら、電話をかけてしまったのが真実。

思い切って電話をしたのだか、予想通り真っ最中。
コール10回にも出なかった。

虚しさが増しただけだった。

1分も間をおかず、もう1度だけトライ。
再びコール10回ででなければ諦めよう。
そんな気持ちでの二回目トライ。

7回目のコールでマーコが出た。
息遣いがあらい。
よそよそしくされて、切られるかと思ったら、俺の声を聞いて動揺こそあれ、邪険にはされなかった。

必死に呼吸を整えようとしてるのが分かる。
いつも通りの優しい声で、どうしたの?と返された。

俺は彼氏には聞こえないように、小声で話す。
息が荒いね、マーコもどうしたの?

彼氏と一緒なことを、俺は知らないと思っているマーコは、取り繕った返事だ。
マーコはその日、俺はセフレと逢っていると思ってる。
そう伝えていたからだ。

マーコの声が上ずる。
明らかに、彼氏が背後からマーコに悪戯をしていて、刺し込んだ瞬間のようだ。

刺し込まれたマーコを感じた時、俺のドSに火がついた。

セフレがキャンセルになったんだ。
いま無性にセックスしたいから来いよ。

俺が話してる間に、電話の向こうから微かにピストンしてる音がしてた。

俺は何をしてるんだ?クズだな。
頭の中で、我を諌めた。

用事があるんなら仕方ないが。

あとから、付け足した俺の言葉には懺悔の思いも含まれていた。

マーコの声が明るく、即答してきた。

うん、わかった。
少し待っててね。

あれ??俺は、まさかなぁと思いつつ、しらじらしくも早くこいよ、もう出しちゃうぞ。
マ○コ洗わなくていいから、そのまま急いでこい。

そんなことを、言ったと記憶してる。

マーコと俺の家は、車で15分だがマーコは車はなかった。
地下鉄ならドアツードアで、最短30分。
当然、マーコが自宅を出ようとしても、
彼氏に止められるか、フィニッシュしてからになるだろう。
もしくは、あーは言ってたが、来ないかもしれない。

万が一、急いで来れたとしても60分以上はかかるはず。
3時間以内に来れたら、十分称賛に値する。
そんな事を考えつつも、もし1時間以内に来たら、彼氏をないがしろにしてまで来ることになる。

それは申し訳ないよな。
などとも考えていた。

すると、ピンポン♪
え? まさか、、、。
まだ20分も経っていない。

オートロックを解除しながら、マーコの後ろに見えたのはタクシーがドアを閉めるところだった。

そうか、その手があったのか。
妙に納得しながら、感動している俺がいた。

そんなエピソードもありました。
ちなみに、マーコのあそこは湿り気あり、ゴム臭がしてた。(笑)

これは別れた後、聞いた話しだが。
初めはしらばっくれてたが白状した真実は。
やはりあの日、電話した時は彼氏とセックス最中で、挿入開始から5分もたってなかった。
彼氏とは何時もゴムつき。

俺からの電話は、初めてだったこと。
おれから来いと言われたのも初めてだったこと。
俺から求められたこと。
全部が嬉しくて、彼氏を自宅に置き去りにして、弟の緊急事態と嘘ついて速攻でマンションを出て、なかなかこないタクシーを拾いに走って探して飛んできたといっていた。
あの時の、電話の最中に立ちバックされてたことも白状した。
置き去りにされ、フィニッシュしてない彼氏は、自信でゴムに出して縛り。
食卓テーブルの上に2本をならべて置いて、朝に帰ったらしい。

このことがあった後、俺は彼氏とマーコの絡みが観たくなり、撮影をさせたものを鑑賞しながらマーコを責めつつ、セックスするのに嵌った。

愛のないセックスはつまらない。
嫉妬があると萌える。
情が深くなると、離れ難くなる。

手放せなくなり、三年も付き合ったのにはそれなりのSTORYがある。

はたして、次の10年後には逢えるのだろうか。

オリンピックも終わってる。

俺の如意棒も終わってるかもしれない。

ただ、今回もそうだが、抱くと昔の全てが少しづつFlash backしてくる。
久々過ぎて、抱いてすぐには記憶と繋がらない。
時間とともに、少しづつ何度にも分けて、鮮明な記憶となって蘇ってくる。

マーコを好きなんだなと、本当に想ったのは別れてから。
いや、別れるまではその想いを、自身の中に封印してしまってたのかもしれない。

こんな恋愛もありでいいかな。
若かったあの日には、戻れない。




8
投稿者:クラブマン ◆Z0Zk5mmXgs
2013/12/01 01:53:14    (oUPBLtMP)





セフレがキャンセルになったんだ。
いま無性にセックスしたいから来いよ。

俺が話してる間に、電話の向こうから微かにピストンしてる音がしてた。

俺は何をしてるんだ?クズだな。
頭の中で、我を諌めた。

用事があるんなら仕方ないが。

あとから、付け足した俺の言葉には懺悔の思いも含まれていた。

マーコの声が明るく、即答してきた。

うん、わかった。
少し待っててね。

あれ??俺は、まさかなぁと思いつつ、しらじらしくも早くこいよ、もう出しちゃうぞ。
マ○コ洗わなくていいから、そのまま急いでこい。

そんなことを、言ったと記憶してる。

マーコと俺の家は、車で15分だがマーコは車はなかった。
地下鉄ならドアツードアで、最短30分。
当然、マーコが自宅を出ようとしても、
彼氏に止められるか、フィニッシュしてからになるだろう。
もしくは、あーは言ってたが、来ないかもしれない。

万が一、急いで来れたとしても60分以上はかかるはず。
3時間以内に来れたら、十分称賛に値する。
そんな事を考えつつも、もし1時間以内に来たら、彼氏をないがしろにしてまで来ることになる。

それは申し訳ないよな。
などとも考えていた。

すると、ピンポン♪
え? まさか、、、。
まだ20分も経っていない。

オートロックを解除しながら、マーコの後ろに見えたのはタクシーがドアを閉めるところだった。

そうか、その手があったのか。
妙に納得しながら、感動している俺がいた。

そんなエピソードもありました。
ちなみに、マーコのあそこは湿り気あり、ゴム臭がしてた。(笑)

これは別れた後、聞いた話しだが。
初めはしらばっくれてたが白状した真実は。
やはりあの日、電話した時は彼氏とセックス最中で、挿入開始から5分もたってなかった。
彼氏とは何時もゴムつき。

俺からの電話は、初めてだったこと。
おれから来いと言われたのも初めてだったこと。
俺から求められたこと。
全部が嬉しくて、彼氏を自宅に置き去りにして、弟の緊急事態と嘘ついて速攻でマンションを出て、なかなかこないタクシーを拾いに走って探して飛んできたといっていた。
あの時の、電話の最中に立ちバックされてたことも白状した。
置き去りにされ、フィニッシュしてない彼氏は、自信でゴムに出して縛り。
食卓テーブルの上に2本をならべて置いて、朝に帰ったらしい。

このことがあった後、俺は彼氏とマーコの絡みが観たくなり、撮影をさせたものを鑑賞しながらマーコを責めつつ、セックスするのに嵌った。

愛のないセックスはつまらない。
嫉妬があると萌える。
情が深くなると、離れ難くなる。

手放せなくなり、三年も付き合ったのにはそれなりのSTORYがある。

はたして、次の10年後には逢えるのだろうか。

オリンピックも終わってる。

俺の如意棒も終わってるかもしれない。

ただ、今回もそうだが、抱くと昔の全てが少しづつFlash backしてくる。

余りにも久々過ぎて、再会して抱きはじめても、すぐには記憶とリアルが結びつかない。

一つ一つ、マーコの仕草や、タッチの仕方、kissを繰り返していくうちに、やっと結びつきだしてくる。

容姿の変化が、そうさせてるのか?

以前よりも痩せ、年齢も重ねてきたこともあるだろう。

肌質、髪質、ボディタッチ、性テク、などは変わってない。

一夜明け、2日目にはかなり昔に戻る。

しかし、完全に昔の記憶とシンクロするのは、二泊三日の更に後。

日増しに、記憶が鮮明になり、刹那さまでも蘇る。

こんな恋愛もありかな。

マーコを本当に好きになっていたことを自覚したのは別れてから。

いや、気づいていても、自身の中に封印していたのだとも思う。

きっとまた10年後に逢えると信じて疑わない。

容姿は変われど、記憶は当時の感情と共に幾度でも蘇る。
そう信じたい。



9
投稿者:しん
2013/12/02 01:43:54    (Y5KtscmA)
切ないリアル感がいいですね
感動しました
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