正直、せっかく同窓会参加したんだし、他の友達と話したかったが、仁美がおれの横をキープしてて動けなかった。

仁美は「今福岡住んどるし、中学時代にあまり良か思い出なかけん参加しとうなかったちゃけど、たくろう来るって聞いたけん参加したとよ」
と言った。
「そうかー。ありがとね。そう言われて悪い気しないなー。」
と答えたら、「この後二次会行くの？」

「せっかくだから参加しようと思うけど」
こんな会話をしてたら、仁美が「この後一緒に飲まん？」と言ってきた。
少し考えて了承した。

一次会が終わり、ぞろぞろと二次会に流れる友達達に「用事があるから今日は実家に帰るね」
そういって輪から抜け出した

仁美もみんなの輪から離れたところで電話をしてきた。
「今どこおる？」

「今駅の方に向かって行ったところにあるコンビニ」
「了解、すぐ行くね」

合流し、とりあえず飲むことに。

飲んでるときに
「最近旦那と上手くいってないんだよねー。私結婚早まったみたい。もっと独身生活楽しめばよかったー」と言ってきた。

おれからしたら若いうちに子供を育てる方がゆくゆくは楽できていいとおもうんだけどね。

「たくろうは東京行って性格悪くなったんじゃないか心配してたけど、昔と変わらんねー。私昔からアンタのこと好きやったっさね。でも高校も違うし、私馬鹿やったしさー

「結婚して子供がいるお母さんがそんなこと言わんほうがいいよー」

「やっぱり、結婚してる女に興味ない？」

「興味があるとかないとかじゃなくてそもそも対象外だろ（笑）」

仕事の合間に書いてるので途切れ途切れですみません

「そうよねー、やっぱり対象外だよね。てことは、今まで人妻と付き合ったりはしたことないよね？」

「そりゃそうさ」
「バツイチは？」
「ないない（笑）」
「てことは妊娠線のある女の裸みたことなかろ？」
「ないよ。っていうかなんや、おれを誘ってんの（笑）？」
「ばれた（笑）？」
「俺おまえとなんて想像したこともなかったよ。他の同級生にばれるのも嫌だし」
「言わんやったらばれんたい。」
「そりゃそうだけど」
「ね、お願い！一度だけ」「そこまでいうならホテル行くか？」
「うん、やったぁ。ありがとう」