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人生最後の恋

投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
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2019/09/14 16:19:50 (AVZyWjlf)
私は加代と言います、69才です。数年前に夫を亡くして無事に三回忌も済ませました。
今は息子夫婦と孫たちに囲まれて穏やかに暮らして居ます。
こんな平凡な人生ですが、誰にも言えない秘密があり、このような所で打ち明けたいと思いました。

それは朝の散歩仲間のSさんのことです。
Sさんは私より少し年上ですが、スラッとした長身で実年齢よりもずっと若く見えます。自衛隊を定年まで勤めたあと銀行に再就職して外回りの集金をしていて、真面目な方です。
Sさんは結婚していますが、奥様は脳梗塞を患っていて施設に入ってます。

毎朝、だいたい同じ時間に決まったコースを散歩するんですが、私が歩いていると長身のSさんは後から追い付いて来て挨拶を交わします。

私『おはようございます』
Sさん『今朝はちょっと蒸しますね』
そんなとりとめのない会話をしながら横に並んで歩くのが毎朝の日課になってました。
そんなある日、いつまでたってもSさんが追い付いてくる様子が有りません。どうしたんだろう?って思いましたが、次の日もそうでした。
3日目もやはりSさんは現れませんでした。
さすがに変だなって思いました。もしかしたら、奥様の具合が悪くなったのかな、いや、Sさん本人に何か有ったのかしら…私の中で心配な気持ちがどんどん膨らんで行きました。

私は思いきってSさんの自宅を訪ねてみました。
インターホンを押してかなりの時間がたってから、Sさんの『どちら様ですか?』という、弱々しい声が聞こえて来ました。
『いつも朝の散歩をしている加代です』というと、暫くして玄関が開いて現れたSさんを見てビックリ。
あのいつも爽やかなSさんが無精髭を生やして、目には生気が有りませんでした。
『実はひどい風邪を引いてしまって…』と、元気無く言うSさん。
『ちょっと失礼しますね』私はSさんの答えを待たずにお家の中に入りました。
案の定、台所の流しやテーブルには洗ってない食器が山積みです。
私は押しかけ女房になって、食器を洗いました。
次は洗濯物、やっぱり溜まってました。洗濯機をフル稼働しました。

ここでちょっと、いけないことを…。
洗濯物の中に当然Sさんの下着も有りました。
Sさんのシャツを手に取ったときに、その匂いを嗅いでしまいた。
久しぶりに嗅いだ男の匂いで、一瞬、頭がクラっとしました。

最後にSさんの為に消化の良い食事を作ってあげました。

私が家事をしている間中ずっと、Sさんは申し訳無いを言い続けてました。

その後、3日ほど過ぎた朝の散歩の時でした。
後ろから聞き慣れたリズミカルな足音に振り替えると、いつもの爽やかな笑顔のSさんがいました。

『あらっ、すっかり良くなったみたいですね』
『ありがとうございます。加代さんのおかげです』
『そんな事ありませんよ。困ったときはお互い様でしょ』
『お礼に一度ご馳走させてください』
『そんなことしてもらったら、悪いわ』
『いえいえ、ほんの感謝の気持ちですから…』
そんなやり取りが有って、夕食をご馳走してもらうことになりました。

Sさんが連れて行ってくれたのは、きれいに手入れされたお庭が見える和食のお店でした。
旬のお料理をいただきながら、お互いの今の生活や数年前に亡くなった夫の事や脳梗塞で施設にいるSさんの奥様の話などをしました。
私はあまり呑める方じゃないんですが、Sさんに勧められて日本酒を少しいただきました。スッキリした味の呑みやすいお酒でした。

帰りの車の中で、Sさんに
『加代さん、少しだけ僕に付き合ってくれませんか?』と言われました。
私は、どこか違うお店にでも行くのかと思い
『はい』と答えたんです。
『どこへ行くんですか?』と聞いたんですが、Sさんはハンドルを握って前を向いたまま、少し怖い顔をして答えてくれませんでした。

向かった先はなんとラブホテルでした。
Sさんに手を引かれるようにして部屋に入りました。
そして、抱き締められ
『加代さん、ずっとあなたのことが気になってました。でもお互いに分別の有る大人だからとずっと自分の気持ちを抑え込んでました。だけど、この前家に来てかいがいしく家事をするあなたの後ろ姿を見ていたら、もう自分の気持ちにウソをつくのに耐えられなくなったんです』と、言われました。
私は内心とても嬉しかったけど『でも、奥様に悪いわ』と答えたんです。
するとSさんは、ちょっと苦しそうな表情をしながら、
『今は、それは言わないでください』と言って、顔を近付けて来ました。
私もそれ以上は何も言わずに、黙ってSさんのキスを受け止めました。
 
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40
投稿者:かずお
2019/10/02 18:04:40    (lrhYYGTE)
加代さま。
期待はしないようにします、でも次の展開を心待ちにしています。

39
投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
2019/10/02 08:54:41    (4OHfSS6.)
年代さんの奥様はポッチャリ体型がお相手の方に気に入られたんですね。
私もどちらかと言われたらポッチャリの方なんです。

私のお泊まり旅行の話なんて大したことは無いので、あまり期待しないでくださいね(笑)

38の無名さん、ありがとうございます。

私と裕之さんはお互いに伴侶を無くしたのでもう不倫ではないのですが、二人の事をこのままここで書かせてもらいたいと思います。
38
投稿者:(無名)
2019/10/01 20:47:14    (KE5vqaL1)
素敵です。お互いに伴侶を失い、気持ちの整理をつけて交際されることは、誰にも後ろ指を指されること無く、お二人の幸せを心から宿泊…もとい、祝福したい。
37
投稿者:同年代
2019/10/01 19:43:14    (sCr/KrmU)
現在、同年代だが嫁の初不倫は五十路に入って閉経してからでしたのでもう昔話です。
相手も妻子ありのW不倫でした。
相手の奥さんは細身のスレンダーに対して嫁はぽっちゃり体型、年相応に脂の乗った霜降り肉が良かったらしい。
痩せギスの奥様に比してだろうがラブホでの一戦後の感想?で柔らかく揉みがいがあり、抱きごごちが良かったと言われ
女として男を満足させることができて安堵したとの事でした。
嫁は不倫相手とのお泊り旅行はなかったが日が変わった午前様の帰宅は深夜はありました。
奥様の七七日忌を済ませたS(裕之)さんから温泉お泊まりの誘い、どんな事になるか妄想が膨らみます。
もし嫁がお泊りしていたら?、どんな夜を過ごしたのだろう、加代さんはどうなんだろうと。
次の投稿、報告を期待してしまいます。



36
投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
2019/10/01 16:34:31    (4cUbfTdy)
裕之さんが以前のように朝の散歩をしながら、奥様の遺品の整理や家の中の片付けをしていること、七七日忌の法事や今年の夏の新盆の準備をしている事などをポツポツと話してくれました。

そして、無事に新盆も終えて、いつものように朝の散歩に現れた裕之さん。
久しぶりに以前のような爽やかな感じがしました。

『裕之さん、新盆お疲れ様でした。大変だったでしょう?』
『はい、さすがに疲れました』
『なんか少し明るくなったみたいで良かったわ。』
『僕、そんなに暗い顔をしてましたか?』
『今だから言いますけど、ずっと何か考え事をしているみたいでちょっと話しかけにくかったわ』
『そうだったんですか…ごめんなさい。加代さん、やっと気持ちの整理が付きました。もし良かったら気分転換に一泊で温泉にでも行きませんか?』
『エッ!温泉に?そんなこと、いきなり言われても困るわ…しかもお泊まりするなんて…』
私は内心とても嬉しかったけど、裕之さんとの恋がもう駄目かもしれないと思い込んでいた矢先だったので、素直にハイと答えらませんでした。

明らかにがっかりした様子の裕之さんは
『そうですか…もしかして、加代さん僕のことが嫌いになりましたか?それとも…』と言って言葉を飲み込みました。
『それとも、何ですか?』と私が問い詰めるように聞くと、
『誰か好きな人が出来ましたか?』
私は思わずカッとなり『何てこと言うの!私のこと、そんな風に思っていたの?私、そんな軽い女じゃないわ』
悔し涙が溢れそうになりました。

裕之さんは私の剣幕にちょっと驚いた様子で
『加代さん、ごめんなさい』と言った後、今までの自分の心境を打ち明けてくれました。

それは、私と深い仲になった後、奥様の容態が悪くなり亡くなったことに罪悪感を感じていたこと。
そしてせめてもの罪滅ぼしに、奥様の一年忌が終わるまでは私とのお付き合いは朝の散歩だけにしようと思ったこと。
でも、一人で遺品の整理などをしているといつの間にか私のことを考えている自分に気が付いたこと。
このままでは自分の気持ちも抑えきれないし、もしかしたら私を誰かに盗られてしまうかもしれないという妄想に苦しんだことなど…

私は裕之さんの話を聞いて、ついカッとなってしまった自分が恥ずかしくなりました。
自分がないがしろにされているような気がして、裕之さんの気持ちに気が付かない嫌な女になっていたなぁ…と思いました。

『裕之さん、私の方こそごめんなさい。本当のことを言うと私旅行に誘ってもらえて嬉しかったの。でも素直になれなくて…こんな私だけど、温泉に連れていってくれますか?』

裕之さんの表情がパアッと明るくなり
『良かったぁ。加代さん、もちろんです』と言ってくれました。
私も今までのモヤモヤからスッキリと霧が晴れたような気持ちになりました。
35
投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
2019/10/01 15:04:23    (LYIK8JqJ)
同年代さん、型押しのこと、無知な私でも良く分かる説明してくれてありがとうございました。

確かに、私も裕之さんの男性自身が私の中に入って来た時は、久しぶりだったので不安だったし、少し痛みを感じました。
でも、少ししたら、とても気持ち良くなっちゃいましたけど(笑)

下着は今の若い人が付けるような派手なのはとても無理ですが、ちょっとセクシーで上品な感じがするものを着けたいと思っています。

34
投稿者:同年代
2019/09/30 20:10:18    (iUPk5GfG)
型押しの表現は私の想像・創作で嫁の打ち明け話の中で直接言ったのではありません。
長いレスで凝り固まった膣肉に最初に差し込まれた時、痛みを感じたのに二度三度と身体を重ねる毎に
馴染んでいって痛みは無くなり、気持ちよくなって病み付きになっていったということです。
食事の後にお持ち込みされての初不倫の後は食事をする事なく、ラブホに直行するパターンになり
初不倫時で恥ずかしい思いをした普段履きのおばさんパンツから煽情的でカラフルになって
フルバックからより小さく、薄い生地に変化していったと言っていました。
加代さんもその内にそんな事になるのではないのかな?


33
投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
2019/09/29 21:14:37    (hzwiJZgE)
裕之さんが朝のお散歩に来なくなって一週間が経ちました。
よほど奥様の具合が悪いのかしら…私は心配になり、ちょっと勇気を出して裕之さんの自宅へ様子を見に行ってみました。

ご自宅は外から見てもひっそりとした感じで、裕之さんのプリウスも停まっていません。
玄関のインターホンを押すまでも無く、留守だと分かりました。

その数日後、新聞のお悔やみ欄に裕之さんと同じ名字の女性の名前を見つけました。喪主欄に裕之さんの名前が…
年齢は私と同じでした。

裕之さんに会って、何か言葉をかけてあげたいと思いました。
お葬式に行こうかとも思いましたが、ご家族やご親戚の手前も有ります。

告別式の当日、式場からちょっと離れた場所から様子を見守ることにしました。
式が終わり、玄関からお棺が出て来て霊柩車に乗せられ、位牌を持った喪服の裕之さんが助手席に乗り込みました。
そして、霊柩車があの独特なプァ~ンというもの悲しいクラクションを鳴らしてゆっくりと走り出しました。

私は物陰に隠れるようにしながら手を合わせて見送ることしか出来ませんでした。

告別式の何日か後、裕之さんが朝のお散歩に姿を見せました。
私はとても嬉しかったけど、なるべく普通の様子で挨拶をしました。
『裕之さん、お久しぶりです』
『加代さん、すっかりご無沙汰してました、お元気でしたか?』
『はい、元気だけが取り柄ですから』
『実は家内が亡くなりまして…いろいろと大変でした』
『はい、新聞で見ました。御愁傷様です』
そんな会話をしながら、いつもの散歩を続けました。

以前に裕之さんとハグした公園に来ました。
『加代さん、ちょっと座りませんか』
『はい』
裕之さんは、奥様が亡くなった経緯を話して下さいました。
本人の希望により、人工呼吸器などの延命措置はやらなかったこと、最後は家族に看取られながら眠るようにして逝ったことなどを淡々と静かな口調で話して下さいました。
そして最後に
『加代さん、僕はあなたを好きになったことを後悔していないし、あなたに感謝もしています。でも、妻を最後に裏切ってしまったことは事実です。朝の散歩は続けますが、自分の気持ちの整理がつくまで、少し時間をください』

私は心の中で(それはいつまで待てばいいの?)と聞きたい気持ちでいっぱいでしたが、裕之さんのつらい気持ちを思うと口にだせず黙って頷きました。
私の人生最後の恋もこのまま終わってしまうのかしら…と思うと少し悲しくなりました。
32
投稿者:加代 ◆Ab90yP.lE6
2019/09/29 21:11:38    (hzwiJZgE)
同年代さんの、いつも奥様の体験談を交えながら感想をレスしてくれてありがとうございます。

女性のアソコが型押し?されるって本当?

例えると、形状記憶合金みたいになっちゃうってことかしら?(笑)

私と裕之さんのこと、少し間が空きましたけどまた書かせてくださいね。
31
投稿者:同年代
2019/09/26 07:14:03    (3NZHUC3x)
嫁はお持ち込みされたラブホで身体を重ねた初不倫の後、忘れていた女を思い起こされて疼いた身体が我慢できず
週2~3回程頻繁に逢瀬を楽しんだようです。それこそ膣肉が肉棒の大きさ・形を覚えて型押しされるまで。
その後は月2~3回と落ち着いたとの事でした。
加代さんはお相手の事情で頻繁に逢瀬を繰り返す事が出来ないようですが、
それはこの投稿に間が空いてしまうという事になるのではと残念に思います。
Sさんのお名前・裕之さんが出てきて逢瀬が進展して行く期待が膨らんだところで小休止ですね。
裕之さんが奥さんの付き添い・看病で疲れが見られたら、加代さんと会う事が癒しになると思います。

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